30 June, 2006

Simulation

昨日は徹夜・・・。
今日ダブルヘッダーでプレゼン。
今日はブログをちゃんと書く気になれない。
この動画面白い。(製作:イギリス)
シュミレーションの練習をするイタリアチーム。

現在世界中のサッカーで最も嫌われている反スポーツ的行為、シュミレーション(わざと転んでファールをもらいフリーキックゲット)。
もともとイタリア代表の選手を中心にセリエAの選手に多かったため、こんな皮肉が生まれた。
いかにもイギリスらしい、らしい。島田 佳代子談。
今日の試合に役立てることが出来るだろうか(笑)。

28 June, 2006

NAKATA

今日仕事に行く電車の中吊り広告に”チームメイトが告白!「ヒデさんは自分を高く売ることしか考えていない!」”という見出しが出ていた。
別に嘘か本当か分からない(8割嘘だと思っている、また本当のことでも大袈裟)週刊誌の情報に踊らされて書いているわけではない。
ただワールドカップでの中田に対して、そういった見方が出来ると多少なりとも思っているヒトがいることに対して書きたいと思っただけ。

今回のワールドカップで中田ほど頼りになる選手もいないと思ったし、走れる選手もいなかった。
結果がどうあれ、いつも通りの(より近い)力を最も発揮できていたのは中田だった。
それは一般的なサッカーの知識があるならば、誰の目にも明らかだと思う。
問題はチームの意識と中田の意識が一致していなかったことだと思う。
これまでの4年間、新聞などで中田がチームから孤立していることがよく取り上げられていた。
しかしドイツ入りしてからの合宿当初はこれまでになく、チームに溶け込もうとしているように見えた。
不慣れなせいか気持ち悪くもあったけど、カズ効果だ!と思って嬉しかった。
でも初戦の戦いぶりを観る限り中田の考えは宮本を中心としたディフェンス陣には受け入れられず、最終ラインは深い位置に残ったまま、例えマイボールになっても・・・。
この前までやってたチャンピオンズリーグや、これまでの各国の戦いぶりを観ていて思ったのは強いチームはディフェンスラインが異常に高い。
最終ラインがボールを奪う時は相手陣内ってこともざらに。
日本にあれをやれと言っても無理なことくらい分かっているけど・・・。
(アルゼンチンなんか攻めてる時は自陣に誰もいない時とかあったからね。)
日本の場合は相手フォワードがボールを持って前を向いた時にはもうゴール前。
これじゃあ相手ボールの度にピンチだ。
この試合を観てもう難しいと思った。

中田は今回のワールドカップを「自分のために楽しみたい」と言っていた。
何も自分勝手な意味じゃなく、真意は勝ちたい、勝たないと楽しくない、ということだ。
試合を観ている限り、狙い過ぎている感はあったものの、勝手なプレイでアピールをしているようには見えなかったし勝ちたいという意識が川口とともに最も感じられた。

どこを否定するというのか。

そもそも冒頭にある「高く買ってもらうためにプレー」することは悪いことではなく、結果的にそうなればサッカー選手個人としての成功である。
誰もがその意識を少なからず持っていなければいけないと思う。
怖いのか、謙譲の美徳か知らないけどシュートを撃たないフォワードなんかいらない。
「高く買ってもらうために」アピールするフォワードが一人でもいてくれてたらなあ、と思わされたくらい。

これも色んなヒトが書いているけど(僕も書いていた)中田が試合後一人でピッチに仰向けになって起き上がれないでいたシーン、あれには色んな意味が含まれていたように思われる。
みんながこのことに触れていて、特別な自分の意見というものが見当たらないけど、一つ言えることは絶対に勝たないといけない試合が終わって中田は立ち上がれなくなったけど、みんなはすぐに戻ることが出来た、それだけ。
このことに関しては少しセンチメンタルになってしまうからここまで。

去就が注目されているけど僕はまだまだ代表での中田を観たいな。
カズの言う「日本代表としての魂」を見せてもらったから、次が出てくるまではせめて。

ここ最近は日本がワールドカップに負けた最大の原因をジーコ監督に、更には監督経験の無いジーコを選んだ川淵キャプテンにあるという報道が大半を占めている。
面白いのは、川淵さんが帰国した際の会見でうっかり次期監督候補の名前(ジェフ千葉監督:オシム氏)を漏らしてしまったことを、新しい話題の提供による、責任逃れの術だと捉えられていることだ。
有力なジャーナリスト、ひいては全くの素人コラムニスト、ブロガーまで、ほとんどが足並み揃えて同じ論調である。
(本当にうっかり出てしまったんならますます頭がおかしくなっている・・・)
これまでの日本サッカー界でこれ程まで不要論が出た前例はないだろう。
いずれにせよジェフのフロント、選手、サポーターに対しての謝罪が無いのはまずいだろう。
やめちゃえば?って思うんだけど、本当に。


ブラジル戦観戦。
なんだかんだでロナウドはワールドカップには照準合わせてくるのね。
感心します。
やっとジダン弾!
スペインと当たることになってここまでか、と思ってたけど勝っちゃったね。

次はブラジル対フランス戦。
フランスにとっては一番の正念場。
今回こそアンリはロナウジーニョに勝ってくれるだろうか。

24 June, 2006

Rose in Tideland

6/21 (WED)
仕事早く終わって青山〜渋谷〜原宿とブラブラしていたらキャットストリートの入り口のところでこんなのやってた。

そうか、今日は夏至か!と気づく。


6/22 (THU)
仕事を終えて一旦自宅に戻り、調布からバスに乗ってアキちゃんの家へ。
初めてDSでマリオカート対戦したけどおもしろい。
あれは是非8人でやってみたいね。

そして運命のブラジル戦観戦。
もしかして!?と一瞬でも思ったことが悲しい・・・。
まあ実力差以上でも以下でもない結果でしょう。
現実って厳しい。
中田が力尽きてか、あまりの悔しさからか、ピッチに倒れ込んで起き上がれなくなっていたのが印象的。
涙も流していたと思う。
あれだけの意識を持ってみんながやっていたらもう少し結果は違うことになっていたのかな、たぶん。

ジーコジャパンでは最後まで孤高のヒトだったな。
あのヒトがいたら「ヒデ!やっぱりブラジルは強かったな!」なんて言いながら起き上がれるようになるまでずっと横に居てあげたんだろうな。
それだけでチームにいる意味があると思う。
さあ次の監督は誰なんだろう、まずは川淵キャプテンが辞めることだな。

6/23 (FRI)
今日は昼メシの時にグランドオープンを迎えたkurkkuに行ってみた。


<設計:関根裕司 / アルボス

kurkkuとはap bankの活動の一環でkitchen,cafe,green,design,libraryの5つのカテゴリーから形成されている。
今日行ったのはdesignとlibraryだがどちらもオリジナルのセレクトで好感が持てる。
今度他のも行ってみよう。

お店に置いてあったアンプ。

この前東京メトロのフリーペーパーで知ったテリー・ギリアムの新作映画「ローズ・イン・タイドランド」の主役のジョデル・フェルランドという少女にメロメロ。
こんな娘が欲しいなあ。ちょっと生意気そうだけど。
webを見てみるとファッションもかなりいい線いってる。
これは観に行かなくては。
テリー・ギリアムと言えば「モンティ・パイソン」や「12モンキーズ」も素晴らしいけど、僕にとってはやっぱり「未来世紀ブラジル」だな。
ユニバーサル・スタジオ版は観たこと無いから何とも言えないけどオリジナル版のエンディングのインパクトが凄いからあれでいいんだと思う。
ギリアムは「子役を使うことは好きじゃないがこの娘は違うんだ!」みたいなことを言ってたけど、ただおじいちゃんになっただけじゃないの?と思ったり。

原宿通りにも大きなポスターが貼ってあった!
毎朝挨拶しよう。

現在6/24 AM 6:20
フランス勝利!
ちょっとだけ焦ったけど何とか決勝トーナメント進出。
(韓国ご愁傷様です、アジア勢全滅。)
まあここからノッてくるでしょう!
そろそろジダン→アンリゴールが観たいな。
もうそろそろ日本代表が帰ってくるのかな?
変な事件が起こらなければいいけど。
特に柳沢さん、高原さんお気をつけて。

21 June, 2006

Focusing

6/20 (TUE)
今日はよく仕事をくれる民間ディベロッパーのモリモト本社に行ってきた。
お手伝いさせて頂いた会議室フロアの照明チェックのため。
外部からのお客様、設計者からモリモト様へのプレゼンテーション、社内会議など様々な目的で使用され、いくつかの小、中会議室と大会議室で構成されている。
今回はプラン、素材、家具、照明の選定など概要は担当したものの、詳細図はウチで描いていないし、施工図のチェックもしていない。
そのぶんいつもの現場打合せよりも気楽だった。
着いた時は既に他の会議室のペンダントの吊り込みは終わっていて、大会議室のみまだ、という状態だった。

ご苦労様です。

こんな感じに。

小会議室。

日本でどこまで普及しているのか分からないけど、一部の高級な住宅やマンション、オフィスなどでは調光という概念はかなり重要視されている。
ここに限らずウチはルートロンというアメリカに本社のあるメーカーのシステムをよく採用している。
各回路ごとに明るさの調整が可能で、いくつかのシーンをプリセットとして本体に記憶させることにより、ボタン一つでそのシーンをいつでも呼び出せることが出来るため、あらかじめ調整しておくともの凄く便利。
今回のケースでは、
・会議モード
・プロジェクターを使用したプレゼンモード
・リビングでくつろぐ時のモード(リビングで実際に使う素材サンプルを見るため)
・ダイニングでの食事モード(上に同じ)
・パーティーなどでお酒を飲んだりする時のラウンジモード(上に同じ)
・トイレモード(上に同じ)
・洗面所モード(上に同じ)
などのシーンを作った。
こういったシステムが当然のように僕らが住む安アパートにも入っているだけで相当気分がいいだろうな。
その後は、本社の1Fレセプションと8F特別会議室、多目的スペースの打合せをして帰って来た。

ワールドカップもいよいよ予選リーグ最終戦が始まり気分も盛り上がって来た、でも日本人のテンションは大分下がっていると思う。
本当のサッカーファンにはこのくらいの熱気がちょうどいい。
(日本もヨーロッパみたいに、仕事が休みになるくらい盛り上がってくれるようになるといいんだけど)
ここ2年くらいサッカーを観る楽しさがまた新たな魅力として分かってきた。
こんなにサッカーを楽しく観ているのは中学生のとき以来かも。
やっぱりフランスには頑張ってもらいたいなあ。

サッカーと言えばカズ
昨日「おはぎ」を読み終えた。
この本は朝日新聞、神戸新聞に隔週で連載されていたカズのエッセイを集めたものなんだけど、サッカー人としてサッカーに対する思いが語られているだけではなく、サッカーを通していかに社会に貢献できるか、還元できるかなどを真摯に語っていて読んでいて頭が下がることばかりだった。
カズの大好きなおはぎをタイトルにしたこの本、みなさん一度読んでみてください。
僕はおはぎ嫌いだけど・・・。

Jリーグ開幕当時のようなキラキラした輝きは今は無い。
ベテランを形容していぶし銀、とは誰が言ったかよく言ったもので、今は鈍い光だけど渋みのある光を放っている。
いつまでたっても、カズから放たれている光が僕には一番まぶしいや。

18 June, 2006

Nike Heritage

6/14 (WED)
日本でも有数の一流の家具のセレクトショップhhstyle.comがイタリアのキッチンメーカー、Boffiのショールームを青山店に移したことに伴い、オープニングパーティーが行われた。

その中の屋外展示スペースをウチがお手伝いさせて頂いたこともあり少しだけ参加。hhstyle.comの親会社であるinter. officeはこういったパーティーにはかなり慣れていていつも凝った演出がところどころに、しかも自社が取り扱う家具を上手く利用して。

いいプロモーションの場でもあるんだろうな。

6/18 (SUN)
今日は原宿キャットストリート、キャットビル(設計:下吹越武人)で行われている"NikeHeritage Fall-Holiday 06 Preview"をタッチン、ヤマンと見てきた。

詳しいことはココで。
原点回帰と銘打ったこの展覧会はさすがの迫力。


中でも気に入ったのはコレかな。

創立当初からNIKEはNIKEだったんだなと思い知らされた。

その後は気持ちの悪い天気だったので渋谷の怪しいセンスの喫茶店でお茶して帰って来た。


さて、「絶対に負けられない戦い」(© テレ朝)でも見るか。
やばい、キックオフしてる!

===============================
日本 0 - 0 クロアチア

いやあ・・・なかなか勝てないねえ。
この前よりもディフェンス陣の意識が変わっているような気はしたけどまだまだ頼りないなあ。
クロアチアは強いけど勝てない相手じゃなかっただけにもったいない。
あと柳沢・・・。
同じフォワードをやっていたものとして気持ちがわからなくもない。
ああいうことってたまにあるよね。
でもやっぱりあれは決めないかんでしょう・・・。
ゴールから外れていたキーパーの股間を抜いたからね(笑)。
今の日本を見てるとブラジルを相手にして望みを託すには心許ないだけに今日は勝ってほしかったなあ。
特にフォワードが頼りない、ワールドカップの他国の試合を見ていて思ったけど、日本みたいなチームには平山みたいな選手が最も向いているのかも。
それにしても川口の神を降臨させる力は天性のものなのだろうか。
全てをあれに賭けてみよう(笑)!

追記:うるさくし過ぎて大家さんから注意されてしまった。(累積1枚目)

15 June, 2006

Happy Wedding!!

先週もなかなかバタバタとした週末を過ごした。

6/9 (FRI)
今日は仕事を早めに片付けて羽田空港へ。
日曜日に行われる地元の友人、テルの結婚式&披露宴に参加するため。
テルは僕が小学校に入学して最初に仲良くなった友達だ。
途中クラスが違ったりしたこともあり、あまり遊ばなくなったけど中学に入学すると前の席にテルが座っていて、またよく遊ぶようになった。
それからは同じ高校に通い(同じクラス)、今でも地元に帰る度に毎回みんなで集まって会っている仲の良い友達の一人。
そのテルの結婚式ということもあり東京からは僕の他に、タッチン、ヤッサンが駆けつけることに。
(誰か忘れているような気がするけど・・・)
空港で二人と会っていざ香川へ。

着いたらいつものようにトッピが迎えにきてくれていて、そのまま車に乗り込みトッピの家へ。
帰ると腹ぺこの僕らにアッキャマン(トッピの彼女)が晩メシを作ってくれていた。
正直全くいい期待はしていなかったけど、意外や意外、きれいなハンバーグが運ばれてきた。
食べてみる・・・モグモグモグ・・・んっ?・・・うまい?・・・うまい!
さすがに1年以上同棲をしていると上手くなるもんなんだな、と感心した。
その後テルを呼んでみんなでワールドカップ開幕戦を観戦後帰宅。

6/10 (SAT)〜6/11 (SUN)
今日は起きて準備してトッピの家へ。
既にヤッサン、ユッコちゃん、ナオさんがいてみんなで高松へ。
色々と用事を済ませ例の双子姉妹とその仲間たちと合流。
みんなでボーリングへ。
チーム戦の結果、僕とトッピ、アッキャマンチームが罰ゲーム。
苦しいわりには盛り上がらなかったので内容は省略。
でもおもしろかった。
その後高松駅まで白井を迎えに行き飲み会へ。
いやあ久しぶりにいい勢いで飲んだ!
楽しかったこともありほとんど酔っぱらわなかったけどね。
トッピ達は僕と白井以外を置いて先に帰り、結局朝くらいまで飲んで電車で帰ることにした。
久しぶりに乗った高松からの道のりは一緒にいる相手が白井だったこともあるのか、とても懐かしく感じた。
高校生の時は二人でよく乗ってたからね。
朝靄のかかる瀬戸内海。
予讃線の海岸寺〜詫間の間はとっても素晴らしい景色を見ながら走ります。

家に着いたのは8時過ぎ・・・結婚式集合は11時30分。
寝ることを諦め早めに家を出た。
まだ親父とゆっくり話していなかったから親父に乗せていってもらうことに。
途中「おか泉」にてぶっかけ天ぷら!
うまうまうまうま・・・。
まだ時間があると思い昨年竣工した谷口吉生設計の東山魁夷美術館に立ち寄る。
かなりシンプルかつ小さな箱なんだけど随所に谷口ディテールは満載で、クルッと一回りし、最後に瀬戸内海&瀬戸大橋を望むカフェがある。
こういった小さな美術館で、またロケーションの良いところでのお手本のようなプランニングだと感じた。


ここからはやっと本題の結婚式。
結局余裕を持ち過ぎて到着したのが最も最後になったのはご愛嬌。
実際結婚式って何にも書くこと無いんだよな・・・。

ただやっぱり見せ場の時にはグッときましたね。
新郎:テル、新婦:マリコさん

恒例のケーキ入刀!

地元の友達や建築科の友達大集合の図!

窓の外はこんなにステキな景色が。

やっぱりいいですね、ヒトの幸せそうな顔を見るのは。
僕らは多少騒ぎ過ぎて会場のヒト達に注意されっぱなしだったけど、最後の新婦から家族への手紙の時には大人しくなって、みんな泣きながら聞いていたのがかわいいところ。
その後は二日酔いなのか何なのか分からない状態のまま2次会、3次会へ突入。
最後はなぜかモスで締めて解散!

6/12 (MON)
連日の寝不足のせいか早く寝たのに、昼過ぎに目が覚める。
いいともを香川で見るというのは変な感覚だ。
オカンと昼メシを食べに行って、帰る準備をし、トッピに迎えに来てもらった。
嵐のように過ぎ去ったというのはこういうことか。
金曜日早く終わらせて、月曜日休みをもらって極力長く滞在しようと思っていたのにもう終わり。
帰りもまたヤッさん、タッチンと一緒に飛行機。
帰りはジャンケンを制し窓際の席をゲット!!
曇り空だったけど空の上はきれいでした。
想像での天国のビジュアルってこうなんだよなあ・・・。


この日は日本代表のワールドカップ初戦であるオーストラリア戦。
羽田に着いたそのあしでみんなでアキちゃんの家に行く。
後は何も書きたくありません・・・。
クロアチア戦に期待ですね。

この歳になると結婚する友達がいっぱい。
ちなみに来月は神戸で結婚式!

06 June, 2006

LAST WEEK!!

先週末は何かと色んなところへ行ったからズラズラっと。

6/1 (THU)
仕事が早く終わってAtoZ CAFEに行ってみた。
ここはアーティストの奈良美智grafAtoZの活動の一環として青山にオープンさせたカフェ。
AtoZについてはここに詳しく出ている。
料理は友達が作ってくれるものの延長って感じだったけど内装はなかなか見応えありでした。


6/3 (SAT)
今日はまたまたここ

今回は森万里子。
彼女は様々な個性を持ったヒトたちが存在するアート界の中でも、ひと際強い存在感を放つ存在。
今回の展覧会のタイトルでもあり展示作品名でもある「Tom Na H-iu」(トムナフーリ)とは、古代ケルトにおける霊魂転生の場であり、この場所で魂は次の転生までの永い時を過ごすと考えられた、そうです。
かわいい女の子とトムナフーリ。


様々な色に変化しながら発光しているこの塊はただ変化しているのではなく・・・以下ややこしいので転載。

「東京大学宇宙線研究所が開発した公的な観測所、スーパーカミオカンデと接続したコンピューターにより超新星爆発(星の死)の際に発せられるニュートリノをキャッチし、受信に応じてインタラクティブに美しく発光します。
私たちが宇宙と共鳴し合いながら存在していることを示唆してきます。暗闇の中で静かな光をたたえるこの作品を鑑賞するとき、私たちは永遠の時の流れのなかにたたずむ自身の姿を投影するのではないでしょうか。」

まあそこまで大感動したわけではないのだけどただそんなこと抜きにし、見て楽しいものでした。
彼女の作品をそれほど見ているわけではないけれど、いつもモノとしての完成度が凄まじい。
照明デザイナーの豊久将三さんに聞いた話だけど一連のFRPの作品なんかはフェラーリとかと同じ工場で制作されているらしい。

次はmashcomix HOUSE

mashcomix HOUSEというのはテナントビルとして建てられたが未使用のまま6月いっぱいで取り壊しが決定された、ここ東京青山では珍しい運命を辿ることになってしまった一軒のビルをmashcomixが乗っ取り、取り壊しまでの2ヶ月間で建物をマンガ、イラスト、グラフィックで覆いつくそうという企画。
渋谷のガード下なんかにあるグラフィティなんかとの決定的な違いはやはり背景だろう。
場所性の無いコンクリートの壁を背景に描いているのとは違い、家、建物を背景にある機能を違う観点で引き出したグラフィックが、見事にハマっているのを見た時はとても気持ちがいい。
また、背景という意味では書いているヒトたちのバックボーンという言葉でも置き換えられる。
(最近ではグラフィック界でも珍しくはないが)マンガ家でもある彼らは全てのグラフィックをモノクロで統一している。
モチーフとなるものもグラフィティアーティストのそれとはずいぶん違う。


シンプルだが最も上手いなと思わされたのがコレ。

修行中の僧が大きな筆を使って絵を描いているんだけど、よく見ると坊主頭の髪の部分は壁紙として貼られていたビニールクロスを剥がして表現している。

普段からスクリーントーンなんかを切ったり貼ったりすることに慣れている彼らをもってすると技術的なことに関しては、なんてこと無いだろう。
しかし壁紙を剥がすという負の行為により生み出された微妙なニュアンスには思わず微笑んでしまった。
なんとか盗めないかな・・・?

帰りはナタラジにて肉をいっさい使わないというカレーを食べた。
ナタラジ近辺のR246。(青山通り、外苑前辺り)

なかなか内容が濃かった週末でした。

この前カレーの摂取量が足りないと書いたけどここ3、4日間はほとんどカレーを食べていることに今日のお昼、カレーを食べながら気がついた。

ワールドカップがいよいよリアルに楽しみになってきた。
ここへ来て色んな意味でこのヒトの偉大さを再確認しております。
スポーツ選手の、いや、社会人の鑑ですな。
UG Blog

みんな読みましょう!これ(キング魂注入)以降かな?中田は最近国歌斉唱の時、軽く歌ってます(笑)
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