31 October, 2008

akarium

昨日打ち合わせの帰りにアカリウム見てきました。
表参道上空に10月31日、11月1日の2日間「光の鳥居」が出現、とシブヤ経済新聞で見たのにもう始まっているのか、それともテストしてるだけか?と思わせられるくらい期待外れというか中途半端。
明日31日に見るともう少しまともになっているのでしょうか。
たぶん明日はライトアップされた明治神宮が見られる、というだけのことなんでしょうが。


先週見たこの提灯はなかなかのものだと思いました。

29 October, 2008

stradda #10

これまでに数えられるほどですが自分の名前が雑誌に出たことがあります。
でもそれはあくまで本職でのこと。
今回はなんと僕の写真とともに写真家のクレジットとして名前が掲載されました。
しかもフランスのカルチャー雑誌に。



経緯はとても簡単でFlickrに載せていたこの写真にメールを通じてオファーが来たのです。

いやあ、何があるか分からないです、Flickrって面白いね。
せっかく掲載されても一生見ることなんて無いだろうなあ、と思っていたら丁寧に送ってくれたし、掲載を了承してから知ったんだけど謝礼も出るみたい、100ユーロも。
今ちょうどユーロが安くなってるから損した気分だけど、それでもうれしいです。
*誰か英語での請求書の書き方を知ってたら教えてください。

22 October, 2008

カラオケ

10/17 (FRI)
結構前になってしまいましたが久しぶりに「朝までカラオケ」行きました。
この会はリエボウの誕生日会をヤマンと企画してのこと。
集合が新宿23:30と遅かったのでココイチでメシ食ってブラブラサイクリング。
今日は青山一丁目から表参道辺りをブラブラ走ってたけど、カメラとチャリンコがあったらいくらでも時間を過ごせるんじゃないかな、ってくらい退屈しないです。
おかげで良い写真がたくさん撮れました。


あのザハ・ハディッドが初めて手掛けたというブティック(ニール・バレット)も閉店後でしたが見てきました。

写真家が自分の作風を決めるのはなかなかの決心だな、とよく思います。
僕はある程度好みが決まっているけど自分の写真の表現を見ているとものすごく散漫で、とても多彩という言葉で表現出来る域には至っていない迷いみたいなものを感じることがあります。
写真は本職ではないので気楽に行こうぜ、とも思うのですがその時々で自分の撮った写真に一喜一憂していていいのかと思ったり。
まあ今回載せたような退廃的な雰囲気の漂う写真はかなり好きだな、これははっきり分かってる。

新宿に着きすぐにカラオケに入ったけどもともとテンションの高くない3人、けっこう似た者同士の3人なのでカラオケに行っても特に盛り上がることは無いのですが楽しかったです。
朝まで居たけど僕は全く歌わないし、3人合わせても歌ってる時間はトータル1/6くらい?だったんじゃないかな。
店を出ると何度も見たはずの朝の新宿の街並がやや変わっていました。
モード学園のせいか、どうも好きになれないなこの建築は。
カラスいっぱいの早朝の新宿、久しぶりに体感し涼しかったこともありなかなか心地よかったです。


・・・今日はここで終わりじゃないんです。
この後埼京線に乗り赤羽まで。
僕はヤマンに教えてもらって知ったマンガ「孤独のグルメ」で紹介されたお店の巡礼のため。
(このマンガの主人公、井之頭五郎さんのお腹が空いているところから始まり、お店を選びメニューで迷い、食べて出て行くというパターンは毎回同じですが、五郎さんの独り言や心の中のつぶやきが秀逸でとても面白いです。amazonなどのレビューを見ていても一部にコアなファンを獲得していることがよく分かります。)
ヤマンがカメラの電源入れっぱなしにしていてカラオケ店を出た頃には充電が切れていたという凡ミスを冒し相当落ち込んでいたため、僕まで気を遣ってあまり写真は撮りませんでしたが面白いお店でした。
今回巡礼した居酒屋「まるます家」は朝9時開店でほぼ開店と同時に店に入ったら既に先客が3組くらいいてみんなお酒を飲みながら朝ご飯を食べていた。
そこから僕らがいる間次々に地元の方と思われるおじさんや中年夫婦が入って来たけどもれなく料理と一緒にお酒を注文していた。
全く生活のスタイルが読めず、ただ「孤独のグルメ」に描かれていた風景が実際に目の前にあって少し感動した。
ヤマンも五郎さんと全く同じメニューを注文して食べられたことに満足しているようでした。
(イクラどぶ漬けは残念ながら無くなっていましたが。)
僕は全くお腹が空いていなかったので「岩のり」と「生ゆば刺し 京都風」を少し食べただけだったけどこの雰囲気を味わえて満足でした。
またどこかのお店巡礼する時は誘ってね、次は山谷「きぬ川」希望かな。

19 October, 2008

井上雄彦とピーター・ズントー

10/16 (THU)
今朝注文していた展覧会図録が届きました。
井上雄彦 最後のマンガ展」の図録。
展覧会場で購入したは「三日月篇」は企画から準備段階について、今回の「満月篇」は最後の追い込みから展覧会にあったもの全てを見ることが出来て、見終わったお客さんからの感想メールまで載っている完全版といった構成。
これでひとまず終了といったところでしょうか。
遅刻は承知で全部読み終えてから仕事に行きました。
そのせいかな、今日は仕事がはかどりました。

夕方から高松宮殿下記念世界文化賞、今年の建築部門受賞者ピーター・ズントーの講演を聴きにKIビルへ。
思っていたよりも軽い雰囲気の方で内容も難しくなく純粋に物事を考えられている方だなあと思いました。
このヒトって僕の勝手なイメージだけど仙人みたいな印象で本当に存在してるのかな?って思ってたくらいだったので本人とトイレを出たあとバッタリ出くわした時は不思議な感覚でした。
そういえば井上さんも仙人に近づいているかも。
今日は仙人に会うことが出来た1日です、2人も同時にだ。
(最後のフレーズはスラムダンクに出てくる名台詞です、分かるかな?)

17 October, 2008

セレブの集い

10/13 (MON)
あまり詳しいことは書けませんが色々な経緯から(まあ簡単に言うと仕事)セレブが集まるパーティーに招かれ参加しました。
場所は何かとよく行っている葉山。
16時開始だったので早めに行って久しぶりにふらふら海岸を散歩しました。
いやあ、やっぱり好きだなあ。
横浜と違って海の有り難みと言うか恩恵を大いに感じる。
いつか葉山に小さな別荘を持つことを目標に頑張ろう。
森戸海岸、秋谷海岸の写真5連発です、どうぞ。





パーティー会場でもある主催者のお屋敷は想像以上に凄かったです。
釣りをしてる親父やバーベキューをしている兄ちゃん達が見えなければここはメキシコか?というくらい。
(この住宅の設計は日本では発表されてませんが世界的にも有名なメキシコの建築家です。)

相変わらずパーティーは苦手でとても居心地が悪かったです。
招かれていた方達は余裕があるのか僕みたいな場違いな若者にも気さくに話しかけてくれるのですが会話が全く弾まず・・・。
まあ色々とあり、例えば尺八や三絃、琵琶などの伝統邦楽を日本人離れした設計の空間で聞けて、貴重な体験で面白かったですがもう二度と参加したくないかな(苦笑)。
蛇足ですがウチに帰ってそばめしを腹いっぱい食らいました。
僕には目の前で職人さんが握ってくれる寿司よりもこっちのほうが美味しいです。

横浜トリエンナーレ2008:2日目

10/12 (SUN)
10時チェックアウトだけど5分前に起きてやや遅れた。
まずは前日に時間がなくて見れなかった勅使川原三郎さんとマシュー・バーニーの作品。
結果から言うとどちらも今回最も印象に残った作品かも。
写真は勅使川原三郎さんの作品。
とても危うい作品。


横浜の街は午前中からにぎやかでした。
赤レンガ倉庫のあたりは警備員にいちゃもんつけてるオッチャンがいたくらいでとても平和なムードでした。

次にまたまた大さん橋、エルメスのH-BOX。
まあ、うん・・・ねえ?

大さん橋もかなりほのぼの。
横浜で一番好きな場所だな。





お昼はカレー、並んだ割にそれほどでも。
ただ店員の対応が行き届いていて気分が良かった。

初めて行った元町は全く下調べしてなかったからか特に面白く無かったな。
バーニーズ行って横浜終了。
帰りは伊東さんの中華街駅から。

いやあ、短いながら充実した小旅行でした。
帰って家で焼きそばを食べました。

15 October, 2008

横浜トリエンナーレ2008:1日目

10/11 (SAT)
僕が東京に来てから3度目の開催となる横浜トリエンナーレ、だけど観に行くのは今回が初めて。
なんか横浜って近いんだけど(電車で50分)感覚的に実際の距離よりも遠く感じたり、正直それほど好きな街では無いというのがその理由なのかな。
トリエンナーレは1日で全て見るのはツラいし、チケットは2日間有効だから安いホテルを探して臨むことにした。
まあ1度行っても2度目行く前に会期終了、なんてことが容易に想像出来るし。

ホテルの最寄駅は馬車道、伊東豊雄さん設計の中華街駅、早川邦彦さん設計のみなとみらい駅は見たことあったけど、内藤廣さん設計のこの駅は初めて。
すごくいい雰囲気で一番良いのではないかと思いました。
安藤忠雄さん設計の渋谷駅よりもよっぽど空間がダイナミックな印象だけどディテールがしっかり内藤流で。

15時前にチェックインしてまずはメイン会場の新港ピアへ。

細かく書くのは面倒なので写真を中心にレビュー。






ここは建築家の西沢立衛さんが会場構成を手掛けていてとても気持ちのよい空間になっておりました。
外壁と展示室の間がバッファーゾーン及び動線となっているお得意の回遊性のあるプランでしたが、建築の仕上はガラスではなく倉庫チックだし、展示壁は仮設的に見え、裏側の鉄骨などは丸見えだし、外壁と内装壁の間にいるという意識がより大きく感じられました、いわばネズミの気分。


壁と壁の隙間が広いところが休憩スペースになっていたり。




ただ本来なら隠される鉄骨にも仕上をしなくてはいけないし、割付にも注意しなくてはいけない。
簡素に見えて実はそれなりにお金がかかっているんではないだろうか。
そう考えると少し滑稽だな。

次に歩いて赤レンガ倉庫の展示。

この時点で既に集中力が切れかかっていて映像の作品は面白いかどうかを判断するまで至らずほとんどパス。


赤レンガの展示を見終わってキヨシ&リョータさんと合流。
次は日本郵船海岸通倉庫、ここの会場構成は日埜直彦さん。
ここに限らず古い建物を扱うのが上手くて、改修とか改装というよりは補修とか治療といった感じの印象。




ここでキヨシ達とは別れて大さん橋へ。
何度来ても飽きない。






泊まることも急に決めてしまったため食に関することを全くリサーチしていなかったのでとりあえず中華街へ。

歩いていても結局同じようなお店ばかりで決め手が無いので麻婆豆腐の美味しそうなお店で選んでしまいました。

この激辛麻婆豆腐、最初は美味しかったけど、大味な味付けのせいか食べ過ぎたせいか最後まで美味しく食べられませんでした。
他にも炒飯や担々麺など食べ過ぎて自爆です。

反省しつつ膨らみ過ぎたお腹を少しでも和らげるため夜の横浜を散歩しました。
基本的に横浜の街は海がすぐそこにある割にあまり有り難く感じないし、何もかもが大き過ぎてそれほど好きではないのですが、夜景はやっぱりきれいですね。



ホテルに戻り1日目終了。
今回泊まったマルタニホテル、交通の利便性が高く、宿泊料も安くておすすめです、ボロいですが・・・。