28 April, 2009

ゆらゆら

4/25 (SAT)
土曜日はあきちゃんとななおちゃんがウチに来てくれたので宇奈根山中行きました。
相変わらず美味しかったです、二人も美味しいと言ってくれていたので良かった。
夕方からは相変わらずずっと結婚式に向けての準備、あと一週間で解放されると思ったら何とか頑張れます。
(頑張ってるんだけどなかなか終わらない・・・。)

4/26 (SUN)

今日はたまの息抜き、キヨシと霞ヶ関で待ち合わせて日比谷野音のゆらゆら帝国のライブへ行ってきました。
ライブを見たのは初めてだったけどすごかった、あんな気持ち悪くてカッコいいとは思わなかったな。
キモカッコいいです。
あとやっぱりロックバンドはスリーピースが一番カッコいいな。
シンプルに持て余すこと無く役割をこなしている感じがあるからかな。
歌ってるのももちろんカッコいいけど間奏なんかでお互いの出方を探りながらどんどん音を膨らませていくあの感じは何とも言えない気持ちよさがあってとてもカッコいい。
(リハしてるんだろうけども)
ギターを激しく弾きながら歌うってのは何者にも劣らないカッコ良さがある。
男のカッコ良さや女のセクシーさを感じる要因の一つに「〜ながら」ってのがあるとは聞いたことあるけど、僕が現場の実測しながらメモをとってもどうやったってあんなにカッコ良くならないからね。
ちなみに座って脚を組んでアコギなんかを弾いてるのを見てもそんなにグッときません。
まああくまでこれは自分の感覚ですが。
やっぱりライブはいいですね、今日は野外だったから気分も良かった。
同じものが好きで同じ目的で集まった人達ってだけで普段なら「何だコイツは」って人のことも笑って見れるから不思議、隣で一升瓶片手にライブ中転げ回ったりして暴れててライブが終わったら「おいっ!ありがとうっ!」ってキレ気味だけど感謝し連呼している女の子を見ていてそう思いました。

そのあと新宿の現場、これでもかってくらいの超セルフビルドの現場に立ち会いました。
なかなか面白かったです。
追って報告いたします。

そういえば新宿へ向かう途中、明治神宮前のホームでタッチンカップルに偶然遭遇、驚きました。
タッチン達はその前にあきちゃん夫婦にも渋谷で会ったとか、すごいね。
タッチンと偶然会ったことがあるって人、けっこういるんじゃないかな。
高校の卒業式の帰りみんなと電車を待っていて、電車のドアが開くと運転免許の試験に落ちてがっくりしているタッチンが乗っていたことを思い出しました。

17 April, 2009

ライトと安藤

先週末前撮りのため神戸に行っていました。
ここ最近結婚式の打合せなんかで毎月神戸に行っているけど毎回土日ともに予定が入っていてどこにも行けてなかったのですが今回は土曜日がフリーだったので神戸に住んでいた時代に見ることが出来なかった名建築2点を見てきました。

まずはフランク・ロイド・ライト設計の「ヨドコウ迎賓館」。
1924年に竣工だから85年前、にしてはとてもキレイでそれほど大きいわけでもないので贅沢な感じもしなかったのですがとても豊かな空間でした。
ライトの建築を語る時によく言われていることなのですが、暗いところから明るいところへ誘う感じや、天井の高い空間を見せる前に低いところを見せるなど効果は感じられました。
特にスキップになった屋上テラスがよく考えられているなあと思いました。
ひねくれずに考えると学ぶところのとても多い純粋な建築だったと思います。
ただ補修作業があまり上手くないなあと(竣工当時を知らないくせに)思いました。
もちろん技術的なことではなくて感覚的なこと。




もう一つは世界の安藤の初期の代表作「六甲の集合住宅」。
高校生の頃製図室に置いてあった古い新建築で初めて見た時は驚いた記憶がある、特に断面アクソメ。
(今思えばあれは第2期が掲載されていたんだと思う。)
振り返ってみると僕が生まれた香川県には安藤さんが設計した商業ビルなんかがけっこうあって小さい頃からよく行っていたけど、安藤忠雄と言う建築家が設計した建築という意識で初めて見た最初の建築。
そこを実際に訪れたので何か特別な思いみたいなものがありました。
思っていたよりも小さく思っていたよりもキレイ(老朽化していないという意味で)でしたが迫力を感じました、オーラみたいなものを。
世界中の言語で「立ち入り禁止、無断で立ち入ったら警察に通報するよ」という旨の看板があり、色んな国の建築家や建築を志す人が住民に迷惑をかけてきたことを物語っていました(苦笑)。
中に入っていないので何とも言いにくいですがこの難しい敷地(確か60度の急勾配の斜面)に建設する際の苦労話を講演会で聞いたことがあったので意地みたいなものも孕んでいると感じたいい建築だと思います。
各住戸のカーテンが安藤さんの指示なのかここへ住む条件なのかどうかは分からないですが揃っていて、この難しい住宅に住む誇りみたいなものを住民の方が持っているんだろうなと思いました。
(僕はカーテンが違っていることくらい受け止める住宅の方が魅力を感じますが・・・。)





前撮りは疲れたけど生まれて初めて羽織袴を着れたので楽しかったです。
お互いの両親、姉夫婦も見に来てくれたので両家揃って食事もしました。
三田屋初めて行きましたが美味しかったです。
次に神戸に行く時は結婚式前日、未だに本当に自分の結婚式が行われるという実感がありません、どっきりっていうオチもこの際アリだな。

09 April, 2009

Theo Jansen


日比谷に行って用事が終わったあとTheo Jansen展に行ってきました。
展示自体はどうってことなかったけどアトリエっぽい設えがあったり、アイデアスケッチが展示されていたり興味深く見ることが出来ました。

平日だからかあまり注目されいないからなのか分かりませんが人も少なくゆっくり見ることが出来、係員さんのデモンストレーションもしっかり聞けてよかった。
作品はもの凄い迫力で実際に見て頂かないとこの大きな恐竜のようなものが風だけを利用して動くという驚きは伝えられませんがかなり感動しました。

世界中のどこにでもありそうなパーツ、主にプラスチックのパイプで組み立てられていて、ディテールを見るとなるほど、と理解出来るくらいに細工も動きもシンプルなのですがそれらが連動しながら密度を上げて大きな生き物になった時には訳が分からないものになる。

例えばプロダクトの精度を保った建築やプロダクトの集合による建築ってのはあるけどそれらとは比にならないような不気味さがありました。
(とは言え動いているところを見るとこれがなかなかにかわいらしい。)
精巧な時計のメカを見た時に似た感動がありましたがこちらは更に遊び心があって良いなと思いました。
図録はまあいいや、と思ってDVDだけ購入。
皆さん会期は残り僅かですが見てみてください。
YouTubeにもいくつか。
(僕もこれを見てから行けば良かった・・・)

08 April, 2009

桜 '09

今年もお花見は出来ませんでしたがお散歩がてら近所の桜を見ました。
この時期になると日本には桜がいたるところにあるんだと思い知らされます。
もっと長く咲くようにならないものかと思いますがこの儚さ故に皆さん群がってでも見に行きたいのでしょうね。






今結婚式の準備が佳境を迎えていて(まだまだこれから大変ですが)プロフィールビデオというものがほぼ出来上がりつつあります。
写真の選定はもちろんBGMの選定もあり結構大変でしたが見返していると面白いです。
これは自分たちのためというよりは来て頂いたゲストへ楽しんで頂くものだと思っています。
あまり期待せず楽しみにしておいてください(意味不明)。

06 April, 2009

お喋りから

キヨシと先々週くらいから夜仕事が終わってから会話の延長のような感覚で進めていったプロジェクトのプレゼンを土曜日に新宿にて。
予算的にけっこう厳しいことが逆に功を奏し色々なことを潔く諦めることが出来、核となるコンセプトをシンプルに表現した案に発展出来たように思う。
まだ始まったばかりだけど深夜のお喋りがやっと報われたような気がしました。
クライアントであるツヨシさんもいい人そうで良かったです。

すっと前からやってるほうのプロジェクトもがんばりましょう。

03 April, 2009

ピラニアン

今日事務所の前でサンプルに使う突板が貼られたベニヤを小さなピラニアン鋸で汗を流しながら切っていると(ピラニアンでベニヤを切るのはかなり疲れます)見かねたおじさんが鋸を持って来てくれました。
さらに日曜大工が趣味だと言わんばかりに腰を入れて豪快に切ってくれました。
父さん、大都会東京で人の優しさに触れたとです。