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19 October, 2008

井上雄彦とピーター・ズントー

10/16 (THU)
今朝注文していた展覧会図録が届きました。
井上雄彦 最後のマンガ展」の図録。
展覧会場で購入したは「三日月篇」は企画から準備段階について、今回の「満月篇」は最後の追い込みから展覧会にあったもの全てを見ることが出来て、見終わったお客さんからの感想メールまで載っている完全版といった構成。
これでひとまず終了といったところでしょうか。
遅刻は承知で全部読み終えてから仕事に行きました。
そのせいかな、今日は仕事がはかどりました。

夕方から高松宮殿下記念世界文化賞、今年の建築部門受賞者ピーター・ズントーの講演を聴きにKIビルへ。
思っていたよりも軽い雰囲気の方で内容も難しくなく純粋に物事を考えられている方だなあと思いました。
このヒトって僕の勝手なイメージだけど仙人みたいな印象で本当に存在してるのかな?って思ってたくらいだったので本人とトイレを出たあとバッタリ出くわした時は不思議な感覚でした。
そういえば井上さんも仙人に近づいているかも。
今日は仙人に会うことが出来た1日です、2人も同時にだ。
(最後のフレーズはスラムダンクに出てくる名台詞です、分かるかな?)

01 June, 2008

井上雄彦 最後のマンガ展


以前にもこのブログで紹介した「井上雄彦 最後のマンガ展」、今日14時からの回にヤマンと行ってきました。
マンガをアートの土台に乗っけて語る、または見る、見られることにやや抵抗はあるのですが井上さんの絵にはとても迫力があって薄っぺらいアートを見るよりよっぽど価値がありました。
油絵と同じように何度も塗り重ねられていても和紙に墨で描いているから厚み、マチエールは見えないが、代わりに金属にも見える程渋く光った漆黒が表れていてそれが印象的だった。
展覧会はマンガを読むのと同じように右から順にひとコマひとコマ丁寧に読んでいったんだけど絵を見ることに集中すると次のコマが気にならなくなる。
家でマンガを読むと絵のことよりもストーリーが気になって、後で読み返してみるとこんなにすごい絵だったのか、と気づくことがある。
それが美術館でマンガを読むことと家でマンガを読むことの違いだろうか。
どっちがいいとか悪いとかって話ではなく僕はやっぱり家でポテトチップス食べてコーラ飲みながらマンガ読むほうが好きですけどね。

終わってアメ横にある昔ながらの喫茶店にて食べたホットドッグ。
自分でも作れそうだな、と思ったけど美味かったなあ。
こういう雰囲気の喫茶店好きです。

ホットドッグを食べるヤマンを撮ったんですがどこかで見たことのある表情・・・?

コレでした(苦笑)。

雨の中アメ横、御徒町、秋葉原を散策して早めに帰宅。

今日の戦利品。
左の本は井上作品の大ファンである詩人、伊藤比呂美さんとの対談集。
今日中に読み終えてしまいそうな勢いです。
右の本は展覧会までの様子などをまとめた図録、「いのうえの 三日月篇」。
特別装丁版のこの本は井上先生自ら墨を落としていて全てデザインが違うんです。
会期終了後に最後のマンガ展の全作品、会場の模様などを収録した「いのうえの 満月篇」が出るようです。
(早速予約しておきました。)
おすすめです。

23 November, 2006

DETROIT METAL CITY


久しぶりにくだらないマンガを読んだ(笑)。
色んなところで噂は聞いていた「デトロイト・メタル・シティ」
くだらないってのは決してけなしてるんじゃなくて、いい意味。
同時期に読んだ「リアル」最新刊とは重みが全く違う(笑)。
クラウザーさん最高。
こういう哀愁のあるちょっと悲しい感じがやっぱり一番面白いのかも知れない。
内容は小学生が読んでも笑えるくらいのレベル。
でも連載しているのは青年誌のヤングアニマル
出てくる言葉に多少卑猥なものもあるけどそれが無ければ全然そのまま少年誌でいけるくらい。
結局男はこういうくだらないものがずっと好きなんだろうな。
(読んでると昔少年ジャンプで連載してた変態仮面を思い出します。)
続きがこれほど気にならないマンガも珍しいけど、3巻が出るのが待ち遠しいです。

11 March, 2006

派遣社員。

最近ずっと進めていた医院の仕事が電気容量の問題が発覚し難航。
最近の建物の場合通常60Aくらいあるんだけどそこは20Aくらいしか割り当てられていない。
医療機器だけで30Aくらいになるから今のままだと無理。
容量自体を増やすことも出来るんだけどもなかなか大掛かり&かなりの出費。
どちらにせよ急いでいるから来週すぐにでも決定することだと思うけど。

今日は結構久しぶりに建築の現場に行った。
小さい時から馴染みはあるからあの鉄筋と砂利と木の混じった匂いは懐かしい。
仕事から帰ってきた親父の手の匂いと同じ。

三軒茶屋のマンション(地下1F地上4F)なんだけど今は地下のコンクリートの打設が終わって1Fの型枠工事がほぼ終わったところ。
事務所や施主と細かい打合せをしてる時も面白いんだけど、いよいよ後がなく今ここで決めないといけないという逼迫した状況での打合せはやはりエキサイティングだと思う。(内容は別にしても。)

エントランスの部分。


鉄筋が凄い密度で立っているのは壁柱。この建物は壁構造といって通常の柱、梁で組まれているのとは違って少し分厚い壁(t=300)が構造体となっている。インテリアの壁や天井に柱・梁が見えてこないから小・中規模のRC造の住宅なんかはこれが多い。300角の柱がくっついて立っているイメージと言えばわかりやすいのかな。


昨今話題の「鉄筋減らせ」事件はこの構造でやってしまうとさすがに現場監督も気づくだろう。ごまかしが効かない。


向こうに見えるオレンジの板が型枠。組んだ鉄筋をこれで囲んでいるところに生コンを流してRCが出来上がる。型枠もこういう通常のコーティングしたものから杉板や波板のように表情のあるものまでいろんな仕上げが出来る。


クレーンってなんか、カッコいい。哀愁。

事務所に帰ってボスから面白い話を聞いた。
ある外資系高級ホテルが日本進出にあたり英語堪能、ホテル建築担当経験有りのなかなか難しい条件の建築士を探しているらしい。
各企業、派遣社員を多く抱えているがチーフアーキテクトが派遣社員というのは聞いたことがない。
大きなコンペを勝ち取った事務所にその仕事を狙って腕っぷしに自信のある野武士たちが殺到する話は聞いたことあるが。
その仕事が終わると抜けて、独立っていうパターン。
まあプロジェクト単位で働くってことは同じなんだけど。
入れ替わりが激しい業界ではこういうようなことはよくあるんだろうか?
最近よく分からなくなっていたけど派遣社員ってまさにそういうことのための存在なんだよな。

今日もウチにヤマンが来た。
なんでも最近バガボンドを読んでいるらしい。
オレも15巻で止まっているから今度の給料が入ったらまとめて買おうかな、と。
あとヒロシ君のブログで気になってamazonで買ったヤマンも買ったらしい。
感想はまた後日。
井筒監督が今日はジョージ・クルーニーにご立腹。
オレもあまり好きじゃない。