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24 March, 2010

The Empire in Africa

3/20 (SAT)
白金、中山英之さんの「Yビル」。
大きな広告が貼られていてがっかり、ギリギリでかっこ良かったけど。

代官山にユウリの愛車を選びに行くも購入には至らず。

3/21 (SUN)
高円寺、藤村龍至さんの「Building K」。
ざっくりとした建築だけど高円寺の街に似合っていた。

伊東豊雄さんの「座・高円寺」再訪。
前回と違って人が入っていたので建築が生きて見えた。

画になりますね。

目的はヤマンに誘われたドキュメンタリーフェスティバル「The Empire in Africa」を観るため。
シエラレオネの内戦から鎮圧を含めたごく最近までのドキュメント。
怖いから見たくない、知りたくないの平和主義はあまり好きじゃないのでもっと多くの人が観るべきだし観られる場があるべきだと思うな。
あからさまに善悪をねじ曲げたり情報を操作しにくい時代になった現代において、ともすれば偏っていると思われそうなこういうドキュメンタリーは貴重、僕は"強者=正"を常に疑っていたいので。

自ら情報やその発信元を選べるようになってからメディア・リテラシーって言葉が付いて回るようになったけどドキュメンタリー映画ってそのあたりの判断が微妙だな、作り手の意志が反映されないフラットな映画、映像って有り得ないもんね。
このあたりは森達也さんの「ドキュメンタリーは嘘をつく」のこのページが興味深い。

帰りにラーメン、採点について異論無しです。

3/22 (MON)
リカッペの地元の友達が遊びに来てくれたけど夕方からキヨシに頼まれた撮影。
下北沢から三茶まで歩いたけどなかなか楽しい。
カメラのセンサーがホコリだらけでびっくり。

3/23 (TUE)
ある企業と打合せ、それなりに好感触。
いい方向で話が進めばいいけど。
キヤノンに行ってセンサークリーニング、キレイになって嬉しいけどこのくらい無料でやってよ。
新宿副都心の超高層ビル群。



今晩のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」観ました?
改めて尊敬。
カズはやっぱりワールドカップに出たい、と。
20年前から気持ちは変わっていない、と。
でも以前と違うのは「現実的では無いかもしれないけど」って前置きがつくんですよね。
そんなこと言わせるなよな。
罪深いよ、岡ちゃん。

16 February, 2010

"座・高円寺"と"狛江の住宅"

2/13 (SAT)
夜、キヨシに紹介してもらった友達に誘われ高円寺までフットサルに行った帰りにタッチンを誘って伊東豊雄さん設計の劇場「座・高円寺」を見に行った。
入ってすぐエントランスホールの照明が素晴らしい、ドラマティック。
東海林弘靖さんの仕事。)

時間が遅かったのでホールには入れず、もう少し小屋っぽくアングラな雰囲気かなと思っていたが意外にしっかりした建築だった、という印象。
家具や照明でいくらでもかっこ良くなりそうな最上階のカフェはこんな感じでけっこうひどかった。

見せ場でもある階段は内側の手摺壁を歪ませるだけで避難経路でもあるただの階段がこれほど有機的な造形になるものなんだと感心。

いつかここで舞台を見てみたい。

そのあとつけめんTETSUっていうお店でラーメン食って帰りました。


2/14 (SUN)
リカッペは家でお仕事をしていたのでユウリと二人で散歩ついでにこの前たまたま見つけた長谷川豪さん設計の「狛江の住宅」を再びじっくりと見に行ってみた。
擁壁無しで街の連続に在る建家と1mほど頭を出している地下、その上にある前面道路から1mほど上がったリビングの延長のような庭の全てがお互いに存在を意識しながら街と繋がっているという関係が雑誌で見たとき新しい試みだと思って見るのを楽しみにしていたが結果は少し中途半端なような気がした。
パっと見て庭を使うにはステージのような設えがとても抵抗があると思ったし地下への採光はトップライトだけのほうが潔いだろうなと思えたからかな。
説明を読んだりじっくり現地で見てやっとコンセプトが理解できたってのは僕の理解力の問題もあるだろうが上手くいってないってことなんだろう。
いい住宅(建築)って説明されなくても色んな解釈や想像を引き出してくれる。
好きか嫌いと問われればそんなに好きでは無いけど、写真写りは良いし、佇まいが面白いと思いました。
(住宅ってのは一人とか二人の極めて少ない価値観や人間性が大きく顕われ出来るものだから肯定でも否定でもありません、念のため。
薄っぺらい言い方だと趣味の違い程度の考察です。)
こちらで写真を見て頂けます。

バレンタイン、毎年「そういえば今日?明日?明後日か?」って感じのバレンタイン、今年は狛江市内のケーキ屋さん、ボンボニエールのケーキ。
美味かったです。

でも実はここのオススメはこのプリンらしい、美味かった。


この前ユウリが唸っていたけどいつものことだと思いしばらく放っといていると指笛で仲間を呼んで助けを求めていました。
残念ながら犬も猿も鳥も来てくれなかったので写真撮ったあと僕が助けました。

07 July, 2008

第57回 アイカ現代建築セミナー

7/1 (TUE)
もう随分前になってしまいましたが、かなり競争率が高かったであろうことが想像に難くないアイカ現代建築セミナーに今年も行ってきました。
(1年経つのが本当に早くて驚きました。)
場所は後楽園に程近い文京シビックホール。
今年の講師は構造家のセシル・バルモンドさんと日本を代表する建築家の伊東豊雄さん。
今更この方達の説明はあまり意味を成さないので省略。
いやあ、期待通りにとても面白かったです。
伊東さんは話を聞いているときも、話をされているときもいつもと同じように細い目で開いてるかどうかよく分からないんだけど、話し出すと目の鋭さが変わったのがすごくよく分かったのが印象的、ただそこに佇んでいるだけで価値のあるヒトだなと思いました。
セシルさんの幾何学の使い方、幾何学のグラフィックであるが故に構造のフレームが外装となり、インテリアでは床・壁のパターンとなる、というのは頭で分かっているつもりでも派生の仕方をムービーで見せられるとやはり唸ってしまう。
無限に広げることが出来(言い換えれば暴走)、建築家の手によってどこかでストップするというこの方法は、ボリュームをある程度定めてから中を考える本来の方法とは大きく違っていて、それは自分が今関わっている全ての仕事と全く違うことのような気がして、リアルな話として聞けなかったなあ。

それにしてもこの手の講演会、毎回時間が無くなって質問コーナーが無くなってしまう。
予め用意していたお話ももちろん楽しいが、いきなり投げた質問にどのように答えるか、これを見ると答えだけじゃなく向こう側に見える人間性なんかも分かってけっこう楽しみなんだけどなあ。
単純に早く始めれば改善されるんじゃないのかな?興味を持って聞きに来てるヒトたちはみんな楽しみにしてると思うんだけど。

帰りは御茶ノ水まで歩いて電車に乗って帰りました。

31 January, 2008

MIKIMOTO


新しく始まるかも知れない仕事の打合せの前に少し時間があったので久しぶりにまじまじと「MIKIMOTO Ginza 2」を見てきました。
伊東豊雄さんによる設計で2005年の暮れに竣工したこの建築は、同じ設計者による「TOD'S表参道ビル/2004」と同様に構造自体がファサードのデザインを表現している建築で、当時はダイナミックさとスピード感のようなものを感じ(実際に工期が短かった訳ではありませんが)、同時に日本のゼネコンの技術の高さを感じられ見ていてとてもドキドキしていたのを憶えています。

ただ慣れというのは怖いものでデザインに多少飽きがきて、もともとインテリアも良くなくて、最近はめっきり見ていなかったのですが久しぶりに見て残念だったのが、竣工当時あんなにピカピカだったファサードがかなり汚れていたことです。
当時伊東さんが誇らしげに語っておられた溶接工の技術の高さ、塗装の精度、今初めて見るヒトはどこが?となってしまうでしょうね。
挑戦的な建築に対する評価は何よりも大きなものだと考えておりますが少しだけ悲しい気持ちになりました。

対して2001年に竣工したメゾンエルメス(レンゾ・ピアノ)、こちらは相変わらずとっても美しかったです。
耐久性のようなもの、どう古びていくべきか、この辺りを改めて意識させられました。

26 July, 2007

多摩美術大学付属図書館


7/22 (SUN)
念願だった多摩美の図書館を見てきました。
設計はこの前葉山で展覧会を見たばかりの伊東豊雄さん。
で、伊東事務所の担当者が23日のブログにも登場した中山英之さん。
設計段階からすごく気になっていたので実際訪れることが出来て感激しました。
日曜日だったので大学は閉まっていたがせっかく来たので守衛のおじさんにダメもとでお願いしたら図書館の中はダメだったけど大学の敷地内に入る許可をくれました。
ラッキー、無理だと思っても言ってみるもんです。

この建築は古典的なモティーフのアーチ柱が特徴で伊東建築のどこまでも拡張可能なルールがここでも展開されている。
外観は必要な大きさでただ切っただけ、アーチがそのまま外観に表れている。
が、コンクリートとツラでピッタリ納まったガラスが形成する外観は僕らが知っているアーチ建築の表情とは違いグラフィカルでどこまでも抽象的。
薄いスティールのアーチが変形グリッドに載っているだけで構造的には成立しているが、耐火性能の問題、座屈止めの点から鉄骨をコンクリートで挟むというウルトラCを施している。
(それでも厚さ200mmをキープ。)

施工は鹿島、凄まじい精度を持ってして初めてこの建築が成立したと言える。
緩く湾曲した壁面に曲げガラスの精度が対応出来ずに少しでもガラスが奥に入って彫りの深さを表せば古典的なアーチ建築を連想させただろう。
大きく緩い曲げガラスは1800mm巾で僅か4mmしか曲がっていないところもあるらしい。
ガラスメーカーいわく、その微妙な反りは通常の板ガラスの製作誤差範囲内であるとか、恐ろしい・・・。

納まりや躯体の仕上を見ていると病的なほどの潔癖さを感じるけど、アーチというモチーフやスケール感やプロポーションの操作に人間の手によるものをすごく感じました。
アーチというルールが決定した時点である程度勝手に(機械的に)走ってくれるんだろうな、とうらやましくも思っていたけどそんなこと全然ないんだな、でもそれって当たり前か。
思っていた以上に人間らしさや優しい雰囲気を感じられた建築でした。


最後に、家具を担当したのは様々な著名建築家とのコラボレーションで知られる藤江和子さん。
アーチによって囲まれ領域として認識しがちな平面グリッドを突っ切っていた家具がとても効果的だと思いました。

カーテンは前に青木さんのチャペルの時にも登場したNUNOの安東陽子さん
アーチを反転してウロコみたいになった模様が可愛いです。


話をいきなり今日に戻すけど、昨日のアジアカップ、ガッカリです。
日本は弱い、間違いなく弱いです。
キレイな形まで持って行かなければシュートが撃てないチームなんて相手があのレベルになると誰だって怖くないです。
日本に負けたオーストラリアにしろ、勝ったサウジにしろ日本のことを巧いとは感じたかも知れないけど、強い、怖いとは感じていないだろうな、と思いました。
解説者としてテレビで喋っているときはやや辛口なセルジオさん、ブログでは辛口全開です。
でも至極当然なことを言っていてとても正しい、僕が信頼している数少ないサッカー評論家です。
(日本への愛も感じるしね。)

08 July, 2007

立川→葉山

今日はお仕事、でも今日みたいな一日ならなんにもツラくない。
朝立川駅でボスと待ち合わせ。
グラフィックデザイナー佐藤可士和がクリエイティブディレクターとしてブランディングした「ふじようちえん」見学のため。
佐藤さんが園長先生達と話してる内に大事なのは建築じゃないか、ということになり手塚さんが指名されたという経緯があったとか。
大きな特徴は楕円形の変型ドーナツプランとそれをぐるぐる走り回ることが出来る屋根。
(手塚さんの代表作「屋根の家」を幼稚園にという要望があったらしい。)
園児達が遊べる中庭を確保したドーナツとなると普通ならかなりの大きさが必要となる。実際僕のカメラでは表現しきれないけどすごく大きなドーナツで規模の小さな幼稚園なら実現することが難しいけどふじようちえんは600人の園児が通う全国でも3番目に大きな幼稚園、ここ以外ではなかなか有り得ないプランだったようだ。

雑誌なんかではかなり興味深く見てたからよく知ってるつもりになってたけど実際来てみると高さ2100の軒高はかなり低いし中心が無く幅も一定ではない楕円がもたらす空間の質の変化は面白い、壁もなく建具は開け放しで存在の薄い柱のおかげで中心から放射状にどこを見ても視線が抜ける。
天井は手が届くくらい低くて室内からは園児の目の高さくらいにかがんでまわりを見て初めて空間として成立してることが分かる。
F.L.ライトのように低いところから高いところへ抑揚をつけるというわけではなくずっと低い、あくまで子供のための空間。
写真を見ると大人が巨大に見えるのが分かってもらえるかな?

屋根はシンプルです、トップライトと樹がいいアクセントに。(ただ外から中庭に向かって勾配がついてるから実際はかなり複雑な3次曲面。)

1本も切っていないという既存樹木との関係や水場なんかのディテールも微笑ましい。


一番面白く思ったのは動線、アクティビティについて。
1Fはみんなが中心に向かって走る、2Fではぐるぐる走る、全く違うアクティビティを喚起し、しかもそれを低い天井とドーナツプランにより可視化している、やっぱりこれに尽きるんじゃないかな。
こんなにイキイキした建築を見たのはせんだいメディアテーク以来でした。
ディテールや仕上げにお金をかけなくてもいい建築は出来るという好例だと思います。
ボスが手塚さんと喋ってるのをこそこそ聞いてたら「幸せな建築」って言ってたのが印象的で素敵だなと思った。
出来れば平日に600人の園児達が走り回っているところを見てみたい、この建築がもっと素晴らしいと思えるんだろうな。

見学が終わり急いで駅に向かって電車を乗り継ぎ葉山へ。
今日は内覧会、例の現場の。
買主さんにはとても満足して頂けたようで素直に嬉しかった。
頑張ったところや見て欲しいところにちゃんと気付いてくれるのはやっぱり嬉しい、報われました。
特にバスルーム周りを気に入られたようで何より。


今日は外構照明のチェックもあったのでボスには先に帰ってもらい暗くなるまで近くにある神奈川県立近代美術館(葉山館)へ。
企画展は昨年見た伊東さんの「建築|新しいリアル」展。

一度見ていたのもあって時間潰し程度に考えてたけど展覧会が驚く程に進化していた。
プロジェクトも進行しているし、場所も違う、伊東さんは当然と言うかも知れないけどビックリ。
で、やっぱり相当面白い。
台中オペラハウスの模型を見ていると涙が出そうになるくらい。

岡本太郎がピカソを初めて見た時涙が止まらなかったという話を聞いて面白くて笑ってたけど少しだけ分かった気がする(笑)と同時にさっきちょっとでも満足していた自分が恥ずかしく、関わった仕事との次元の違いに大きく凹む。
途中で閉館時間になってしまったけど機会があればまた来たいなと思えるくらい面白い展覧会です。

美術館を出て17時過ぎ、まだ外は明るいのでゆっくり砂浜を歩いて現場へ。
海や夕陽はキレイ、みんな楽しそうで最高過ぎるくらいにいい雰囲気でした。
出来ることならここに住みたいとすら思えます。

自分がこんなに海が好きだってことは最近気付いたな、東京にいるからこそなんだろうけど。
色んなところを1時間以上歩きました、こんなとこにも手塚さんの建築が。

現場も夕陽を浴びていい表情に、なかなかいいじゃないか、やっぱり。

19時くらいにようやく暗くなったのでやっと照明のチェック。
ほぼ想定内、でも思ってた以上に明るすぎたかも・・・。


帰りも駅までのバスが通る道を徒歩で、途中でカラーバリエーション豊富なビーサンが有名なげんべいでお土産を買いました。


最近この配色が好きみたい。
おじさんも控え目でとてもいいヒト、ブログや通販もあるみたい、オススメです。
この夏はキャンプに行くしちょうどいいや。
今日はなんか疲れたけどいい1日だったなあ。
こんな日が無いと仕事なんかやってられません。

そういえばスリーセブン('07.07.07)、大フィーバーの今日、シライから入籍したとの連絡が。
付き合い始めた時から別れた時、復活した時、色々見てきたから嬉しいですね、おめでとう!

05 December, 2006

Yokohama

12/2 (SAT)
サッカーを観た後はタッチン、あきちゃんと横浜散策。

「風の塔」(伊東豊雄 / 1986)も初めて。

街はクリスマス。

またまたカレーを食らう。(Tokyo Roux

BAY QUARTER

シーバスに乗り、赤レンガ倉庫へ。

アップルパイ風クレープ。

アイススケートのリンクかな?
アートのような1枚。

ザ・横浜。
絵葉書にしてください。

大さん橋国際客船ターミナル(foa / 2002)へ。

錚々たるメンバーが募ったコンペを当時まだ新人だったfoaが勝ち取った。

今回ここへ来るのは2回目、だけど前回も夜。

やはり素晴らしい、今度はお昼に来てみよう。

みなとみらい線「みなとみらい駅」(早川邦彦 / 2004)

東京の駅は世界中の人が利用するんだから全てとは言わないまでも、いくつかの主要な駅くらいはこのレベルにあって欲しい。

今日はよく歩いた。
しかも男3人でデートコースばかり。
色んなところ行くの好きな僕だけど、横浜をブラブラ歩くのは初めて。
港町だからか神戸を思い出しました。
いいところです。

12/3 (SUN)
朝6:30に起き千駄ヶ谷へ。
東京体育館の横にあるフットサル場へ。
(後ろに見えるは聖地、国立競技場。)

久しぶりにやったフットサル、結果は散々・・・。
切り替えよう。
疲れた後は決まりのスイーツ。(またアップルパイ・・・)

サッカー、月に1回くらいやらないとダメだな。

今週末は色々としんどかったけど楽しかった。