08 September, 2006

Sangenjaya

9/8 (FRI)

朝、事務所に行く前に三軒茶屋のマンションの現場へ。
三茶と言うと若者の街で、都心も近くて、と聞こえがいいが最寄りの駅は超ローカル電車の東急世田谷線、西太子堂。

そう聞くと一気に庶民の匂いがするから不思議、実際西太子堂から三茶まで歩いても5分くらいと近い。
刷り込まれているイメージっていい加減。
部屋探しする時なんかはこの辺りを上手く掴んでいると上手くいくのかも。

話が逸れてしまったけど現場、もうほぼ竣工しているんだけど明日購入者向けの内覧会があるため、バタバタと手直し、補修作業に追われていた。
ファサードを正面から見る。

ファサードを西側から見る。

この建物の概要はここで。

エントランスホールを見る。(現場の方が作業してますが・・・)


この前チェックしたベンチも置かれています。
(クリーニングはまだ出来ていないから仮置だけど。)
思った以上にいい感じ。

エントランスホールの照明はベルギーのメーカーであるmodular製。
ここのはよく使うんだけど機能、デザインともに優れていて、国産のメーカーでは競争相手がいないと言っていいほど、唯一無二の個性を持ったメーカー。

最上階の廊下からは(残念ながら雨が降ってたけど)新宿〜代々木くらいまで見渡せる。
夜、玄関を出て新宿の夜景が見えると嬉しいだろうな。


竣工写真の撮影をする時に見に来ることになると思うので、この物件についての感想はまた今度。

現場から東急田園都市線、三軒茶屋駅へ歩いて帰る道には東急世田谷線、三軒茶屋駅のホームが含まれている(笑)。

バスと同じ料金の支払い制だからホームは誰でも通り抜けが出来るというわけ。
なかなかこじんまりしていていい駅だな。

今事務所の外に出てみたら国立競技場の方からSMAPがライブのリハーサルをやっているらしい歌声が聞こえてきた。
ゴローちゃんの裏声が・・・音外れてるよ(笑)。

07 September, 2006

Osim?

9/7 (WED)
オシムさん大丈夫?
アジアカップ予選、この前のサウジアラビア戦は全く見ていない、今日のイエメン戦も後半15分くらいしか見ていない、だから詳しいことは分からないし言うつもりも無いけどスコアを見ただけで十分厳しいような気がするんですが・・・。
引き分け濃厚、ちょっと長めのロスタイムでのゴール、ジーコジャパンを思い出しました(笑)あれは神様の特権じゃなかったの?

まあチームを作る時間が無さ過ぎるのもあるのでしょう、ジェフでの実績があるのでもう少しするともっと強くなるとは思うけど、
ファルカン以来のスピードリストラだけは止めてあげてね、川淵キャプテン。
それにしてもドイツのメンバーが少ないねえ・・・。

全く話は違うけど、このCM感動しました。

06 September, 2006

Hayama

9/5 (TUE)
今日は朝から打合せ。
現在進行中の千鳥町にできるマンションのモデルルームについて。
はっきり言ってモデルルームの打合せは退屈。
新しく発見があることもほとんど無いし、色んなものの決定要因が「趣味」の領域であることがほとんどだから。
「趣味」のことだから意見を求められると僕でも選択は容易に出来るけど、反対されても特に議論しようとすら思わない。
それくらい覇気のない打合せです。
でもなんだかんだで全く理解出来ない時にはどうしても譲れず、押し通してしまうんだけど。

事務所に戻って北三の方に千鳥町のための突板(フローリング)のサンプルをいくつか持ってきてもらう。
北三というのはいつも良くしてもらっている木材を扱う業者さん。
突板というのは内装の仕上用に木を薄くスライスしてベニヤに張ったもの、0.3mmくらいのすごく薄いものから5mmくらいのすごく厚いものまである。
(当然厚くなればなるほど値段は上がる。)
今日持ってきてもらった「レオ」と「バンゼルローズ」はなかなかいい。
(どちらもアフリカの材料。)
どうせならもっといいプロジェクトで使ってみたいな・・・。

夕方から別のプロジェクト、「森戸プロジェクト」の照明実験のため葉山へ。
葉山と言えば御用邸で有名な別荘地。
逗子駅まで原宿からだと1時間強、そこからバスか車に乗り10〜20分で葉山。
平日は東京で仕事をして週末は葉山で過ごすという生活は(お金さえ持っていれば)確かに悪くない。
2003年から2005年にかけて担当した「condominium the HAYAMA」がきっかけでこの辺りは本当によく訪れた。
こんなことでも無いとなかなか馴染みの無い土地、こういう仕事をしてて良かったと思えるうちの一つかも。

「森戸プロジェクト」というのは同じお施主さんから依頼されたもので、4戸の住戸とオーナー住戸、計5戸の集合住宅。
建物としてはそれほど大きくないが各住戸平均50坪程(約165㎡)のなかなか贅沢なもの。
かれこれ基本設計、実施設計を1年半やっていた。
やっと今月、現場に乗り込んだばかりのプロジェクト。
森戸神社の鳥居をくぐったところに敷地があって目前には相模湾があるという、なかなか珍しい敷地条件。
(この神社、なんとあの源頼朝によって創建されたらしい!)


相模湾、遠くに灯台(通称:裕次郎灯台)と鳥居が見える。


この防波堤のすぐ上に住戸のバルコニーが出来る予定。

潮風受けまくりの厳しい条件だけど、気持ちよさと絶景には代えられないのだろう。
お金持ちは清掃やメンテナンスは自分でしないだろうしね・・・。

今回の照明実験は、海外のリゾート地でよくやっているように海に向かって大きな照明をするためのもの。
現場の方が実際に設置する位置、高さに足場を組んでくれていた、ご苦労様です。


とても大きな照明で収容所なんかにあるサーチライトみたい。

この器具はドイツの照明メーカー、ERCOのもの。
光源はCDMというものでセラミック発光管を使用している。
石英管を使用した従来のHIDに比べコンパクトかつハイパワー、長寿命の優れものです。
まあ高いけどね。

実験の結果としては、まあまあかな。
正直僕はそんなに必要性は感じなかった。
でもやってみるまで分からなかったことばかりだったので収穫はあったのかな、と。

帰り、大船で乗り換える時にリニューアルされていた改札内店舗群をのぞくと、輸入物の美味しそうなお菓子や食材を置いてあるお店が。
思わずレトルトのカレーを大量に衝動買いしてしまった。
これは食べるのが楽しみだ。

左上から時計回りに、
・ジャワ風ココナッツカレー
・キーマ(鶏挽肉)カレー
・カッテージチーズ&バターカレー×2
・タイで食べたタイカレー(イエロー)
・タイで食べたタイカレー(レッド)
・サイゴン風チキンカレー
・チキン&ポテトカレー

あとで気づいたけどチキンばっか。
タイとかインドでは牛肉や豚肉はカレーに使わないのだろうか。

今実家から送ってもらった讃岐うどんもあるから、ウチの食事情はかなり充実しております。
先ずは明日お米を買わないと。

04 September, 2006

Friday Night Fever!

9/1 (FRI)

今日から9月、朝と夜は随分と過ごしやすくなってきた。
梅雨が長かったのもあって夏が終わるのが異常に早く感じる。
今日は仕事の後、小・中学校の時の同級生で東京在住の友達とビアガーデンに行く予定だった・・・けど、あいにく午前中から雨、いつ止むか分からないので仕方なく予約をキャンセルし、新宿の居酒屋で飲むことに。

集合した頃には止んでた!(ビアガーデン行きたかった・・・。)
前回飲んだ時よりみんないっぱいお話し出来たのではないでしょうか?
と言ってももう、半年近く前なのね・・・。

(一人小学校も中学校も違う男が交ざってるけど気にしない。)
あんな田舎で育って大都会に出てきて、こうやって集まるのも不思議な感じだけど、なかなか幸せなことだと思うのでまたやりましょう!
次は忘年会!かな?(だんだん間隔が詰まってきてるから良しとしよう。)
その後はダーツをやったりして終電が近くなってきたので女性陣は帰宅、一次会はひとまず解散。
遊び足りない男性陣は何をしようか迷ったあげく、結局いつものカラオケ、朝までコース。
疲れた、疲れた・・・。
いつになくはしゃぎ回ったから帰りの電車は町田まで寝過ごしてしまった・・・。
そして爆睡、土曜日をほとんど寝て過ごすことに・・・。

01 September, 2006

Junya Ishigami

8/31 (THU)

事務所を早く出て品川インターシティ内にある大林組本社へ。
TN Probeの主催・企画で行われる石上純也講演会を聴くために。
会場内は様々な年齢層の聴講者が満員で埋め尽くしており、氏への注目の度合いが伺えた。


この石上純也というヒト。
妹島さんのところに在籍中から一部では既に有名で数々の面白いプロジェクトを発表していた。
今回の講演会はそのプロジェクトのコンセプト紹介を中心に(驚くべきことに建築の実作はまだ無い)、五十嵐太郎氏をモデレーターに迎え進められた。
詳細をここに書いても仕方ないので書きませんが、感想としてはどのプロジェクトも面白い。
通常の建築家の講演会に参加した後には感じたことのない敗北感に苛まれた。
この講演会のレポートなどでは建築関係者が難しい言葉を並べて感想を述べるんだろうけど、今回は面白い、興味を持ったというのが僕の最も素直な感想だと思う。
たぶん原始人や子供が見ても面白いと感じられるのではないか。
建築の原体験としてこの石上純也に出会うことができる少年がいたとするなら羨ましいとさえ思えた。

作品を通じて色んなものの 関係が変化したり、溶け合ったり、曖昧になったり、ばっさり切り取られたり、領域をひとつ飛び越えた境界線への注目が伺えた。
思考法として興味を持ったのは「ループ」という言葉を用いて説明されていたこと。
(スタディしていくうちにスタートを感じさせず、ゴールを決める確定要素もない。)
その思考が最も顕われていた作品は、現在進行中の「神奈川工科大学工房」。
様々なサイズ(長さ、厚みが違う)のフラットバーで屋根を支えたこの建築は、フラットバーの密度や、向きなどにより領域、目的をアフォードしている。
(ただ様々な、と言っても想像以上の半端ない数のフラットバー、プランのスタディが通常のCADでは思考とヴィジュアルが上手くシンクロしないのでプログラマーと協同して新しいソフトまで作っている!)
五十嵐氏も質問していたけど、第3者的視点で見る限り、スタートもゴールも分からない。
たぶんこの建築が実際に建ち上がった際はその様相に驚くことになるんだろう。

他には彼を一躍トップランナーへと押し上げた「レストランのためのテーブル」、その流れからの「キリンアートプロジェクト」、これらは誰が見ても単純に面白いと思えるのでは。



よくアートと建築の領域、境界線を行き来する、とかなんとか言われて、とても華やかな印象をもってしまうけど、見習わなければいけないことは、アイデア(思いつき)の段階からすぐに何らかの形にまで落とし込むパワーとスピードなのではないかと思った。

少し前の話になるけど、僕自身、彼と会ってお話させて頂いたことがある。
05年のミラノサローネ「LEXUS」展を訪れた時。
会場構成と「low chair」、「round table」という家具を発表していた石上さんがそこにいて少しだけ話すことが出来た。
物腰の柔らかさとは裏腹に目の鋭さが印象的で、少し熱のこもった説明をしてくれたいいヒトでした。
(この時の説明が今回のスライドを交えたレクチャーによりやっと理解できた。これもまた素晴らしい作品。)

全く関係ないけど最後にコレ。
今までのiPOD関連のオーディオで一番いい(笑)。