09 April, 2009

Theo Jansen


日比谷に行って用事が終わったあとTheo Jansen展に行ってきました。
展示自体はどうってことなかったけどアトリエっぽい設えがあったり、アイデアスケッチが展示されていたり興味深く見ることが出来ました。

平日だからかあまり注目されいないからなのか分かりませんが人も少なくゆっくり見ることが出来、係員さんのデモンストレーションもしっかり聞けてよかった。
作品はもの凄い迫力で実際に見て頂かないとこの大きな恐竜のようなものが風だけを利用して動くという驚きは伝えられませんがかなり感動しました。

世界中のどこにでもありそうなパーツ、主にプラスチックのパイプで組み立てられていて、ディテールを見るとなるほど、と理解出来るくらいに細工も動きもシンプルなのですがそれらが連動しながら密度を上げて大きな生き物になった時には訳が分からないものになる。

例えばプロダクトの精度を保った建築やプロダクトの集合による建築ってのはあるけどそれらとは比にならないような不気味さがありました。
(とは言え動いているところを見るとこれがなかなかにかわいらしい。)
精巧な時計のメカを見た時に似た感動がありましたがこちらは更に遊び心があって良いなと思いました。
図録はまあいいや、と思ってDVDだけ購入。
皆さん会期は残り僅かですが見てみてください。
YouTubeにもいくつか。
(僕もこれを見てから行けば良かった・・・)

1 comment:

Dua Frey said...

Great blog I enjoyed readiing