29 December, 2007

さよなら2007

今日で仕事納め、明日から香川へ帰ります。
昨日、今日は事務所の大掃除。
始めると徹底的にやってしまい普段の仕事よりも帰りが遅くなってしまいました。
おかげできれいさっぱり、2008年を気持ちよく迎えられそうです。
ただ物凄い量の本、カタログ、素材サンプルなどのゴミ。
このご時世あんなにゴミを出してしまうのはいかがなものか、とも思いますがこればっかりはしょうがない。
ただなんとかして欲しいのは年末になるといろんな業者から送られてくるカレンダー。
カレンダーなんてそんなに必要ないことくらい分かってるでしょうに。
20部頂いたとしたら17〜18部はゴミですからね。
カレンダーって毎日見るからいいアピールになるんだろうけど、写真をキレイにとか、グラフィックをカッコ良くだとか、そんなことにこだわらずもっと別のスタイルを考えればいいのに。
あっさりとスクリーンセーバーのカレンダーとか送られてきたほうが他を出し抜けると思うんだけど。

最近は気がつくと「今年も残りわずか」という年末ばかり、惰性で生きてるんですかね。
今年一番嬉しかったことと言えばやはりカズに会えたことでしょうね、断トツで。
来年もまたいいことあるかな?
それでは今年1年お世話になりました。
実家でダラダラしてきます。

24 December, 2007

「大竹伸朗 全景1955-2006」展のカタログ


ちょうど1年前に行って予約購入した「大竹伸朗 全景1955-2006」展のカタログがついに届きました。
途中購入者のイライラをなだめるためのオマケを配るなど色々とありましたが、その間どんなのが出来るんだろう?本人が1冊ずつスクラップブックを手がけているのか?など想像だけは膨らんでおりました。
長い間待たされただけあり大充実の内容で嬉しい限りです。
ダブ平&ニューシャネルのCDも付いてたりします。

図録は驚愕のボリューム、あの展覧会で見たすべての作品が入ってるんじゃないかな、とにかくこの厚みを見てください。

これを確か6000円くらいで買ったと思うんだけど、美術館は大赤字でしょうね(苦笑)。
もともとこれを目指して作っていたら価格も10,000円あたりに定めると思うんだけど、作っているうちに妥協できなくなり、行ったり来たりしながらの製作、しかも購入者には既にお金をもらっている、だんだん分厚くなってくる、さすがにこれだけ待たせておいて「値上がりしたので追加でお金ください」では大クレーム、の末にこんなことになったと容易に想像できますね(笑)。
調べてみるとnadiffで9,450円で売られてました、やっぱりね。
まあそれでも安いと思いますよ、実際。
なかなかこれを書店で見て買おうと思う変なヒトはいないと思いますが見てみる価値は大アリです。

22 December, 2007

ソニアのショッピングマニュアル、など。


ソニアのショッピングマニュアル」を買いました。
まだパラパラッとしか見てないのですがなかなか面白い。
軽く影響受けそうです。

新しいBAPEのお店が原宿に出来つつあります。
閉じたインテリアでは成立していた片山さんの作品も都市に開いた建築になった途端冷めてしまう感覚、これまでにも何度か感じているけどこれは何だろう?
インテリアのいい意味での子供っぽさが都市の中で見ると消え、あらゆる部分が押し付けがましく見えてしまう・・・まだ完成したものを見た訳ではないけどこれは失敗なんじゃないかな、と思った。
二川さんの言葉を思い出す、「いい建築は竣工間際が最もいい」じゃあやっぱりこれは失敗だ。
*補足しておくが失敗することは悪いことではない、と思っています。

代々木上原にある古本屋の看板犬、大人しくてかわいかったなあ。
店でいる間ずっと震えていて寒そうで弱そうだったけど、写真を撮ってウチに帰って見てみると意外に凛々しい表情で驚いた。

13 December, 2007

iMac


iMacが先週土曜日に到着し、やっと色々なセッティングが終わりました。
前に使っていたPowerMacG4から、移行ユーティリティーを使ってシステムを移そうと思っていたのに、何故か上手くいかず結局地道に手動で移行したので大変でした。
でも今は大満足、これまで古いMacでできなかったことは全て出来るようになったし、ディスプレイの解像度もかなり上がってサイズも24inchになったので写真やグラフィックがより美しく見られるようになりました。
iTunesに入っている音楽やPodcastをAirMacExpressのおかげで以前このブログで話したBOSEのオーディオで楽しむことが出来るようにもなりました。
今更ですがAirMacExpressというのは本当に優れものですね。

発売当初大絶賛したiMacですが、まさか自分が使うようになるとは思ってませんでした。
もちろん大満足なんですが、このPowerMacG4には何度も迷惑をかけられましたが、色々とお世話になったしとっても愛着が沸いていたので少しセンチな気分にもなってます・・・。

04 December, 2007

STORM THORGERSON, WALTER NIEDERMAYR

今日amazonで注文していた本が2冊届きました。
どちらもずっと欲しくて、購入出来てなかった本。

1つは「TAKEN BY STORM / STORM THORGERSON」。

言わずと知れたヒプノシスの中心メンバー、ストーム・ソーガソンのアルバムジャケットワークを集めた作品集。
有名なツェッペリンとかピンクフロイドももちろん入ってます、完全にヤラレた作品に参ってしまいます。
機会があれば一度見てみて下さい、好き嫌いははっきりするかも知れないけどその世界に引込まれること請け合いです。

2つめは「KAZUYO SEJIMA+RYUE NISHIZAWA/SANAA / WALTER NIEDERMAYR」。

SANAAの作品を撮っているカメラマンは有名無名に関わらず今ではたくさんいるけれど、ルイザ・ランブリとこのニーダーマイヤーがベストだと思います。
抽象度の高いSANAAの建築と現実味をあまり感じることができない彼の作風がとても相性いいな、と思って見てます。
(ルイザ・ランブリが撮るディテールの写真はあまりにリアルで抽象度が高い。)
お互いが歩み寄っている訳ではなく平行線のまま同じ匂いがすること、これが相性の良さを感じさせられるんじゃないか、と思います。
建築家と写真家の関係、コラボレーションのカタチとしてはこの上ないほど理想的です。
同じ作家の雪山と観光客を撮った「Titlis」も持っているんですがこれがまた素晴らしいので是非見てみて下さい。

昨日は青山もっつあれら7にてトーヨーキッチンスタイルムーブルのスタッフさんとの会食。
こういう仕事をしていても同業種、異業種問わず同世代(?)の横の繋がりってなかなか出来難いのでとても楽しめました。
(もつ鍋、とても美味しかったです。)
Kさん、貴重な場を設けて下さいましてありがとうございました、次回があることも期待しております。

03 December, 2007

地下空港


12/01 (SAT)
コミの2度目の舞台を観るためおでかけ。
秋葉原に行ってヤマギワのセールに行くも収穫無し。
せっかく秋葉原まで行ったのに・・・。
新宿に着いて時間つぶし、無印ソファが置かれてました。
先月末に正式に発表されましたので一度見て、座ってみて下さい。
未確認ですが全国の無印にて見られると思います。

新宿1丁目、シアターブラッツにて行われた地下空港による舞台、「OLと魔王」。
テンポがよく楽しませてもらいました。
現実的、非現実的な事情が絡み合っているのを(文字にすると陳腐かもしれませんが、)誰かの解釈でしか無いのかも知れないけどヴィジュアルにして見せてもらうのは新鮮で面白い。
ライブはやはり空気と間が大切ですね。

帰りに歌舞伎町の前を通り過ぎる、よくもまあこんなにヒトが集まるもんだ、と感心。

東京麺通団にて晩ごはん。
ここのオススメは色々本場香川には無いメニューもいっぱいあるけど「ひやかけ」、要するにただのかけうどんの冷たいの。
全てのメニューに共通して若干味が濃いめですがさっぱりして美味しいし、天ぷらを美味しく食べるにはやはりこれでしょう。


12/02 (SUN)
渋谷アップルストアにてiMac購入。

7年使っていたPower Mac G4のマザーボードがイカレてしまったので遂に決心しました。
でも感謝してます、周りの友達を見ても僕くらい長く同じ機種を愛用してたヒトはいないのでよく頑張ってくれたと思います、ありがとう。
今回のお買い物でカメラを抜き最高額更新です。

ヤマンと会ってブラブラしてお茶。

大阪から友人の結婚式のため上京していたフクちゃんと合流し、カメラ談義。
安物であろうが高いのであろうがカメラは面白い。

そういえばもう一つお買い物してました。
伊勢丹にて購入、一目惚れです、衝動買いです、なかなか気に入ってます。


最近は今日のブログに載せてるような彩度低めの写真がお気に入りです。
デジカメっぽくなくていいな、と。

28 November, 2007

KAZUとの遭遇


11/25 (SUN)
僕にとって今日は忘れられない日になった。
正確には日にちや細かいことは忘れてしまうだろうけど、今日起こった出来事は一生忘れないってこと。

お昼からいつものメンバー、いつもの千駄ヶ谷でフットサル。
何試合目かが終わった後にKING夫人のりさ子さんがいることに気づいた。
そこのフットサル場はコートの周りに陸上のトラックがあって前にも書いたイケメンコーチらとKINGの息子たちがトレーニングをしていた。
それからもう1試合終わって休憩していると僕らの中の誰かが
「あっカズ!」
って言ったから冗談だろうと笑いながら見てみるとなんと本物!
その場の空気が一気に変わって僕らはみんな言葉を失った。
僕がカズほど憧れているヒトは他にいないから近くで見れただけで満足だったんだけどそれだけで終わってしまうと絶対に後悔すると思って話しかけることに決めた。
少し遠くにいたカズ夫妻に近づきまず握手をお願い、とてもやさしく対応してくれた。
タッチンに写真を撮ってもらおうとカメラを持ってもらっていたらりさ子夫人から
「写真撮りましょうか?」
とまたもやさしく言ってもらえた。
で、撮ったのが上にある写真。
もうそれだけで大感激してしまって、さらにテンパってたからサインをもらおうと手帳とボールペンを持っていたのに忘れててそのままお礼を言って帰ろうとしてたらなんとカズから
「サインしましょうか?」
とあり得ないお言葉。
本当に感激して涙が出そうになった、というかちょっと出てたかも。
こんなことってあります?ねえ?
本当にスターの鑑です、あのヒトは。
カッコ良すぎてビックリです。
その後カズが帰るときも見送ってたらこっちに向かって夫婦揃って挨拶してくれたし、僕らに続いて他のチームの人なんかがいっぱい群がってたけどあまりに大人数だったから僕らに対してのときほど丁寧ではなかったような気がする。
あの時、あのタイミングで行って本当に良かったなあって思った。

カズと握手してるときのみんなの顔が中学生のころの表情に戻っていて、それを見たカズもいきいきした僕らの表情に何かを感じたんだろう、といいように解釈してます。
本当にあのときの顔は他の誰にも見せられないくらい恥ずかしい表情してたよ、みんな(笑)。
拙い文章や言葉ではあの感激と感謝を表現できないけど本当にうれしかったなあ。
日々まじめに生きているとたまにはいいことあるもんです。
フットサルも調子良くて久しぶりに準優勝。
今日は本当にいい日です。
下の写真は手帳にもらったサイン、後世に遺す家宝が出来ました。
(中学生の頃、このサインを何度真似して書いたことか・・・。)


夕方からは11月生まれの僕とヤマンとキヨシの誕生日パーティーをみんなが開いてくれた。
みんなからいろんなプレゼントをもらってまた幸せな気分のおかげで飲みすぎてしまい最後のほう、記憶が断片的にしかありません(苦笑)。

*今回の記事に関してのみ写真の無断転載、転用を禁じます。

結婚おめでとうパーティー


11/24 (SAT)
10月に結婚した大学時代の友達で今は名古屋に住んでいるエリナが上京していたので久しぶりにみんなで集まりささやかですがエリナの結婚おめでとうパーティーをしました。
大学時代の友達の中では上京組、しかもたまたま家が近所だった時期もあり比較的会っていたほうですがこの2年くらいは数えるほどしか会えていなかった。
でもやっぱり久しぶりな感じはもちろんみんなとも感じなくてとっても楽しい会合になりました。
みんなの話を聞くと自分が知らなかったことを知れたり、知っていたことでも更に深く知れたり、とても貴重な情報収集の場になります。
ただムードメーカーというかなにげにしっかり者というか、エリナがいなくなってみんなで集まる機会も減ってしまったのでチャンスを見つけて東京に戻っておいで(笑)。
本当におめでとう、春のパーティー楽しみにしてるよ。

写真は何の関連も無いけどこのblogをいつも見てくれているカトちゃん。
何かハッスルしてるね、いつものカトちゃんらしさがよく撮れてる。

27 November, 2007

SIGMA 30mm F1.4 EX DC / HSM



先週金曜日、念願だったSIGMA 30mm F1.4 EX DC / HSMを購入しました。
画角は35mm換算で約48mm、いわゆる標準レンズです。
開放F値1.4という明るさは、単焦点、大口径ならではの背景ボケの美しさはもちろん暗いところでも手持ちで楽々撮れてしまう優れもの。
数値的なものの感覚や違いってよく分かってなかったけど身を持って実感しました。

見た目的にも40Dとの相性良いかも、バランスがいい。
これでまたカメラが楽しくなります・・・ただキリがない(爆)。

19 November, 2007

INFOBAR 2

携帯電話メーカー各社秋の新機種ラインナップ発表が続きましたがやはり大本命のINFOBAR 2がすこぶる良さそうです。
特にこのカワサキグリーンが断トツにいい。

ちょうど1年前にKDDIデザイニングスタジオモックアップを見てから約1年。
ほぼ全く同じ外観で実現できたことが素晴らしい。
(でも1年って長いなあ。)
実際に見て触ってきましたがこういうデザインに特化したプロダクトが注目されると「使い難そう」とか「すぐ壊れそう」なんて色々言うヒトがよくいますがいい加減そういうの無くならないですかね、すぐ壊れるかどうかは分からないけど手に馴染む感じやメニューの呼びやすさ、ボタンを押した感触などどれを取っても決して使い難いとは思いませんでした。
何より優れたデザインは優れた機能(多機能)を超えると思うんですよね。
(機能、使いやすさ全て含んで優れたデザインと呼べることもまた真なり、ではありますが。)
少なくとも僕は多少機能が足りなくても、使い心地が悪くても、優れたデザインのプロダクトをフォローしたいなあ、なんて思います。
みんな街中で重たいブーツとか、ピッタピタのボンテージパンツとか、ファッションには寛容だけど、ことプロダクトにはやけに真面目に考える風潮にあるような気がするなあ。

ちなみにこんなこと言いながら僕は未だにDoCoMo、お引っ越しはめんどくさいんだな、やっぱり。
もっとがんばりましょうよ。

BOSE


上の写真にある米BOSE社WBS-1EX IVが先週土曜日、ウチに届きました。
普通に購入すればスピーカーを除いて約11万もするところ、1万5千円くらいで手に入れることが出来ました。
まあもちろん正規に購入した訳ではなく色々な経緯があるのですが・・・。
もともとこのSSS-1EXを大学生の頃から使っていて、昨年くらいからCDを入れても認識してくれなくなってました。

で、修理に出したところピックアップレンズが壊れていることが判明して、でも生産中止モデルのため交換部品が無く修理不可能、とのこと。
それじゃ困る、とダダをこねたところBOSEさんの提案は先月10/20発売になったばかりの同等モデルWBS-1EX IVを本来ピックアップレンズ交換にかかる費用の1万5千円で交換するということでいかがでしょう?と。
イカすよね、BOSEさん。
デザインは大きく変わってシャンパンゴールドに木目パネルといった変な高級感、それが納得いかなかったのですがただ同等品とは言っても仕様は大幅にアップグレードされていてどう考えてもお得。
2分くらい迷って即決した、という経緯がありました。
素晴らしい対応だと思いませんか?
色んなメーカーのユーザーに対するアフターケアに常々不満を持ってただけに、気分がスカッと晴れBOSEさんのファンになってしまいました。
僕に出来るお返しは少しでも多くのヒトにこのことを知ってもらうことだろうと思い、このblogに書いた次第です。
(でも廃盤になってるジャンク品をたくさん持ち込まれたら困るだろうな・・・。)
前モデルで充分満足出来ていた肝心の音に関しても一段と素晴らしくなっていて加えてDVDも見れるようになったので変なデザインのことなんか全く気にならなくなりました。
少し前にヤマンに教えてもらった任天堂の話もなかなか素晴らしいがこちらも負けていないな、と思いました。

その昔BOSEのヒトに聞いたから間違いないと思うけど開発費用がアメリカの国家予算から出てるらしいのよね、BOSEって。
NASAの開発にも関わっているからとかなんとか。
それを考えるとまあこのくらいしてもらって当然か、なんてね(笑)・・・ザッツオール!
*オマケ:これもなかなか凄い。
BOSE社が開発したサスペンション

13 November, 2007

water


日曜日、21_21 DESIGN SIGHT第2回企画展「water」展に行ってきました。
前回の「chocolate」展のディレクションはプロダクトデザイナーの深澤直人さんでしたが、今回のディレクションはグラフィックデザイナーの佐藤卓さん。
デザインと水との関係っていうのは少し曖昧でしたが、水の存在をデザインを通して見せてくれて、かつとても丁寧な展示でした。
撥水性を凄く高めたお皿にスポイトで水を垂らして遊ぶ展示があるのですがこれは単純に楽しい。
2004年の竹尾ペーパーショウ(個人的にはこの年がが最もクオリティが高かったと思う)で原研哉さんが見せたつくばいと同じような感じ。

展覧会を通していかに地球上の人類が必要とする水が貴重なものか、というのを説いているんだけど(本意ではないかも知れないが)説けば説くほどこんな展覧会自体しないほうが・・・とも思ったりもするけどそれを言ったらおしまい、あまりにも野暮ですね。
知ること、知らせてくれること、知ろうとすること、知ってから、きっかけ作りにはとてもいい展覧会だと思いました。
外に出ると雨が降っていてタイミングいいのやら悪いのやら。

MUJI東京ミッドタウンにウチがデザインしたソファが置いてありました。

最初はあるオフィスメーカーから20万円くらいで販売していたのですが、MUJI仕様にするため工場を変え、張地を変え、仕上を変え、色々と改良を加え、ここでの販売価格は7万円台。
ビックリです、思ってたよりうまく出来てるし。
背の部分がクルッと後ろに回って簡易ベッドにもなります。
広いリビングにサブ的なソファとして、単身のお住まいのリビングに、お客様用ベッドなどなど用途は色々あるかと思います。
今のところここにしか置いていないみたいですので気になる方は是非見に行ってみて下さい。

歩いて青山、UNDERCOVER BASEMENTへ。

ALAKAZAM! Exhibition「MUTATIS MUTANDIS」へ行ってきました。
凄くでかい絵を勝手に想像していたので少しガクッときましたが、マチエールやテクスチャをマニアックに見る以外でこれほど近づいて見るのが楽しいアートもなかなか無いでしょう。
印象としては絵画というより何かストーリーのある漫画や映画のワンシーンを切り取ったという感じでしょうか。

ALAKAZAM!のTシャツは好きでいくつか持っていたのですが、新作もなかなかかっこ良かったです。
今回は展覧会の記念ということでUNDERCOVERとのコラボTシャツにしましたが次回お金に余裕さえあればまた欲しいな、なんて思いました。

芸術の秋、そろそろ終わってしまいますがこの秋初めて芸術に積極的に触れた日でした。
(家へ帰る頃に降り出したドシャ降りには殺意を覚えましたが・・・)

06 November, 2007

有名人

最近有名人をよく見かける。
先週金曜日恵比寿で千原兄弟のお兄ちゃん、靖史。
ダウンタウン浜ちゃんに「やすし」って呼ばれて「せいじやっ!」て毎回返してるヒト。
弟にいつもネタで話されていて、弟ほど評価されていないが実はかなり面白いヒト。

その打合せの帰りに原宿アローズ前のサンクス近辺で世界のヘイポー発見。
ダウンタウンファンなら誰でも知ってると思うけど、ガキの使いの総合演出などをやってる実は偉いヒト。
これはかなり嬉しかった、話しかけようかな?と思ったくらい。
ああ見えてさすがにお金持ちなんでしょう、買物袋いっぱい抱えてました。
彼のときめきデートシリーズは最近の「ガキ」の企画の中でも最上級の笑いが期待出来、今では「ガキ」に欠かせないメンバー。

その日の夜成城を自転車で走っていると、浜ちゃんの自宅を発見。
浜ちゃんを見た訳じゃないけど、どうしても会いたくなったらこれで会えます。
たぶんどうしても会いたくはならないでしょう。

昨日月曜日、世田谷区役所、下北沢出張所に行ったらトリビアの司会やってた頭の薄いヒトを見た。(高橋さん?)
上下ジャージでキメていて全くオーラ無し、もちろんテレビで見て知る限りオーラの期待は出来ないけどね。

今日火曜日、都庁に行って免許の更新。
着くなり目の前を走って大急ぎのヒトが横切った。
よく見るとスーパースター郷ひろみ
時間ギリギリで講習に滑り込んでいきました。
サングラスしてたけどさすが郷さん、声ですぐに分かっちゃいましたよ。
ウチの母親、ナオミが郷さんの大ファンなので早速報告しておきました。
でも悪い、写真は撮れんかったよ・・・。
かんたん親孝行、失敗。


東京都庁(設計:丹下健三/1991)。
この建築は今日みたいな曇り空がよく似合う。(やや含みあり)
いかにも強そうで嫌いだな、この建築は。
まあ嫌いなのも載せるよ、ってこと。

01 November, 2007

「新建築」2007年11月号


本日発売になりました「新建築」11月号に度々紹介しているTOYO KITCHEN STYLE meuble掲載されております。
妹島さんや藤本さんの作品なんかと並んで恐れ多いですが光栄です。
何度も現場を見に行っていた妹島さんの成城の分譲集合住宅はらしいところとらしくないところの溶け合っているところが妙。
藤本さんの住宅(別荘?)はとても彼らしいが納まりの厳しさやクールさが今までの印象には全くなかったので驚き、で、これもかなりいい。
そんな素晴らしい建築がたくさん掲載される新建築に僕らのやったようなインテリアの作品が載ること自体が稀ですが、それも時代に合わせた体制の変化なのでしょう。
編集部の方に聞いた話では、現在の建築やデザインを取り巻く環境を一つのカテゴリーでまとめきれない、と感じられているようです。
長い歴史を築いてきた(ただの”いち雑誌”に過ぎないかも知れませんが)雑誌がドラスティックに変化することを歓迎出来ないヒトも多くいる中、こういった変化は僕にとっては嬉しいし、新鮮に感じる。
ただどこまで許容するのかってのも難しいとは思うんだけど、ね。
ともあれ日本で最も古くて権威のある建築雑誌に名前が載るのは今回でまだ2回目ですが素直に嬉しいです。
(前回はcondominium the HAYAMAの時。)
こういうことがたまには無いと高くモチベーションを保ってられません(苦笑)。

31 October, 2007

1トンのアルミの四角い風船

これはやっぱりどう考えても凄いよなあ・・・。
以前このブログでも紹介した建築家の石上純也さんによる東京都現代美術館の"SPACE FOR YOUR FUTURE"展に出展されている作品。
1トンあるアルミの箱が完全に浮いてます。

・mosaki的東京経験値/
 東京都現代美術館:「SPACE FOR YOUR FUTURE」展

・フクヘン。/
 SPACE FOR YOUR FUTURE@東京都現代美術館

早く自分の目で見てみたいものです。
この展覧会、豪華な参加者リストをながめてるだけでお腹いっぱいですが、楽しみです。
ついでに石上さん、ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展の出展作家にまで選ばれたみたい、すげえな。

Stay Gold

10/26-28 (FRI-SUN)
金曜日の夜から大阪に行ってきました。
仕事終わって新幹線に乗り込み大阪へ。
着いてすぐ大学時代最もよく遊んだ友人のフッサン(夫妻)、ワカと合流。
シライにも連絡し後に合流。
前日フッサンに連絡し遊びに行くことを告げ、神戸にいるワカにも連絡して大阪に来れることを確認してからは今日が楽しみでしょうがなかった。
久しぶりに学生の時に戻ったみたいで楽しかったなあ。
シライも披露宴前日に夜中まで付き合ってくれてありがとう、感謝。
たぶんシホに怒られたんだろうなあ・・・(苦笑)。

せっかく楽しい時間だったけどフッサンちに戻ってからすぐに寝てしまった・・・一応朝方ワカが出かける時には見送ることが出来たけど、ごめんね。
また冬に神戸に会いに行けたらいいなあ。

昼前に起きてフッサンの家でダラダラして車でお出かけ。
フッサン、奥さんのサユリちゃんとマクド。

わざわざ会場まで送ってくれてありがとう。
年末には山口へ帰ってしまう2人、これまで以上に会うのが難しくなって寂しい限りだけど、また絶対遊びに行くのでその時はよろしくね。

本町で地元のみんなと合流。
しゃれたフレンチレストランが披露宴会場。
2人とも素敵でした、幸せそうで。

この2人が付き合い出してシホを紹介してもらった頃、確か僕はまだ19歳になったばかり、全く性格の違う2人が絶妙なバランスで噛み合っているというカップル。
本当に長い間お疲れさん、これからもっと大変だろうけどがんばってね。
シライとは中学生になってすぐ友達に、高校も部活も同じでその頃からは気持ち悪いくらいほぼ毎日一緒にいて目一杯遊んだ仲。
それ以降に出来た友達はほとんどが白井を通して出来たんじゃないかな?ってくらい誰からも愛される得なヤツ。
その人柄だけで人生上手くやっていけるだろうな、たぶん。
高校を卒業してから僕は神戸、シライは大阪だったから引き続きよく遊んだ。
その頃出来たシライと同じ学校、同じマンションの友達とも久しぶりの再会、みんな最初はぎこちなかったけど喋ると見事に変わってないの(笑)。

色々あってシライの家で居候していたヤマンともこの頃から更に仲良くなっていったと思う。
この頃は夏休みなんかに地元に帰ってみんなで集まるとそれぞれが少しずつ変化していて、楽しかったよなあ。
違う環境に身を置くことによる影響の大きさや厳しさ、何よりも面白さを実感した頃。
今思えばあんなにたっぷり時間が使えて(お金こそなかったけど・・・)あれほど自由な生活ってもう無いだろうなあ、なんて。
青春時代は輝いてたよね、やっぱり。

結局何次会まで行ったんだ?朝のファミレスで寝て起きてから天王寺、あべのにある「やまちゃん」へ。

腹減ってなくてまだ酒も残ってて食欲無かったけど美味しかった。
東京では食べられない味。
通天閣をバックに記念撮影しました、今回あまり大阪らしい所へは行けなかったので。

この写真の右2人(ヤマン、アキちゃん)を切り取ると何か面白い。

帰りはヤマンに教えてもらった”東京ー大阪間の新幹線代を安くする方法”にて4時間(爆)かけて帰路についた。
静岡って長過ぎるよなあ・・・。

今回の大阪、青春を少し取り戻しました。
フッサン、ワカ、それと披露宴のために友達だけで80人を集めることが出来るシライ、シホ夫妻のおかげです。
ありがとう。

24 October, 2007

Monolilith Started

ヤマン社長が運営する、“DNA DANCE MUSIC”をコンセプトに掲げた音楽レーベル、Monolilithのwebが遂に始動しました。
(ヤマン社長による所信表明はココで。)

おめでとう、早くも充実の内容ですね。
曲も良かった、悩ましくなるほど。
今後惑星シリーズも是非作ってね。

自分がどこまで積極的に関わっていけるか分からないけど、受け皿かなり広そうなんで早めに何かやりたいとは思っている所存ゆえにヨロピク。
こういう商業ベースに乗っていない(失礼)インディペンデントな精神を持って生まれた会社、周りにいる僕たちが何とか協力しようと思えるし、何とか出来るだろうとも思えるし、何とかしないとって、ね。
まだ過程でしか無いけど身近にいる友達が起こしたこのアクションが与える影響は(少なくとも自分にとっては)デカい。
ヤマンの行動力の凄まじさは話をするようになってからすぐに分かっていたしこれまで何度か驚かされてきたから今更ビックリはしない、いつかどんな形であれこうなるだろうと思っていた、これは目が離せません。

あ、あとCD購入手続き、一応テストのつもりで正式な手順踏んでやったけど、振り込まないよ。
今度手渡しで、、、そのほうがなんかいいわ、なんかね。

20 October, 2007

ワイハ

ハワイでの結婚式から帰って来た白井と電話で話しました。
向こうで写真を撮ってくれたというハワイ駐在カメラマンのブログにしっかり載っていました、楽しそうですね。
(07/10/19付の日記)
おめでとう、来週の披露宴楽しみにしてます。

それにしてもあいつ太ったな、聞けば70kg以上あるとか・・・。

18 October, 2007

柴田英嗣の平穏な僕

アンタッチャブル柴田さんのブログ面白い。
このヒト動物大好きで動物の生態なんかにつっこむのがおすすめです。
最新エントリーの上野動物園の感想、笑いました。
もともとアンタッチャブルは山崎さんのキャラが最高にツボだったんだけど、色々知るうちに柴田さんの面白さにも気付きました。
で、僕の中での評価ががっちり固まったコントが「パンダP」。
youtubeなんかで検索すれば出てくるので機会があれば見てみてください。
(すぐ削除されるけどね。)

あとpodcastで配信されているアンタッチャブルのラジオ番組「シカゴマンゴ」聴けば柴田さんの話すリズムなんかもよく分かってブログがより一層楽しくなるかと思います。
何の得も無い宣伝でした。

13 October, 2007

駒沢給水塔

起きてカレー食って今度集合住宅をやることになった用賀の現調へ。
前にタッチンが用賀に住んでた頃ヤマンとよく通った心臓破りの坂、やっぱりキツかったよ。

一通り敷地周辺を写真に収めてサイクリング。
用賀駅の近くにアトリエ・ワン設計のマド・ビル発見。

緩やかな勾配の2本の道路が交わるところに敷地があっていかにも東京らしい佇まい。
アトリエ・ワンらしい解釈のかわいい建築でした。
近くに面白いファサードの古いアパートを発見。
とてもクールです。

世田谷区弦巻の住宅密集地を走っていたら突然ショッキングな巨大建造物(×2棟)が目に入って来た。

近くを散歩していたおじいさんに聞いてみると給水塔とのこと。
気になったので帰って来てから調べてみた。
正確な名称は「駒沢給水塔」、竣工は大正12年、(ウチのじいちゃん、マキオとほぼ同い年、驚き!)設計は「水道界の超巨人」と云われた(らしい、本当かな?)中島鋭治、とのこと。
これを世田谷の名所にしようとコマQという愛称をつけてはたらきかけている「駒沢給水塔風景資産保存会」という会まであった。
僕の印象としてはちょっとショッキングで、東京の住宅地のスケールからは考えられない程はみ出しているこの建造物は今日の薄暗い天気のせいもあってか不気味に見えた。
ただ一度見てみる価値はあると思いますので近くに行った際は是非どうぞ。
(毎年10/1の「都民の日」に見学することが出来るらしい、行ってみたかった・・・)


ここまで来たのでウチがデザイン監修をし、昨年竣工した上馬の集合住宅を久しぶりに見に行った。

センペルセコイヤを植えた並木が育っていて随分馴染んでいた。

更に近くの同じく昨年竣工した三軒茶屋の集合住宅も。

こちらも同じくセンペルセコイヤ。
どっちも竣工したときよりいい顔してました。

久しぶりにバワリーに行って休憩、フレンチトースト食ってコーヒー飲んで。
すでに老舗の風格、いい店です。


二子玉川駅の裏側、ハンズ跡地にかわいい野良猫が。

10坪くらいの小さな空き地に信じられないくらいたくさんの野良猫がいました。
写真暗いけど何匹写ってるか分かるかな?

正解は7匹。
ペット飼えるヒト、飼いたいヒトはペットショップ行く前にまずこういうとこにいる野良や保健所に行って自分の気に入るヤツがいるかどうか探しましょう。
みんなとてもキレイでかわいい子ばかりでしたよ。

今日は世田谷の端から端まで、なかなかいいサイクリングでした。