24 December, 2007

「大竹伸朗 全景1955-2006」展のカタログ


ちょうど1年前に行って予約購入した「大竹伸朗 全景1955-2006」展のカタログがついに届きました。
途中購入者のイライラをなだめるためのオマケを配るなど色々とありましたが、その間どんなのが出来るんだろう?本人が1冊ずつスクラップブックを手がけているのか?など想像だけは膨らんでおりました。
長い間待たされただけあり大充実の内容で嬉しい限りです。
ダブ平&ニューシャネルのCDも付いてたりします。

図録は驚愕のボリューム、あの展覧会で見たすべての作品が入ってるんじゃないかな、とにかくこの厚みを見てください。

これを確か6000円くらいで買ったと思うんだけど、美術館は大赤字でしょうね(苦笑)。
もともとこれを目指して作っていたら価格も10,000円あたりに定めると思うんだけど、作っているうちに妥協できなくなり、行ったり来たりしながらの製作、しかも購入者には既にお金をもらっている、だんだん分厚くなってくる、さすがにこれだけ待たせておいて「値上がりしたので追加でお金ください」では大クレーム、の末にこんなことになったと容易に想像できますね(笑)。
調べてみるとnadiffで9,450円で売られてました、やっぱりね。
まあそれでも安いと思いますよ、実際。
なかなかこれを書店で見て買おうと思う変なヒトはいないと思いますが見てみる価値は大アリです。

3 comments:

Anonymous said...

大竹伸朗氏の本を本屋で見たんですが、アイデアで3千円超えてた事を考えると激安ですね。
凝り過ぎじゃないっすか。
利益率とか関係なく信用ですね。
素晴らしいです。

Anonymous said...

はじめまして。
検索でたどりついて以来、ちょこちょこ拝見しています。大竹さんの図録、とても良さそうですね!分厚くて、盛りだくさんそうな感じに、スクラップブックを思い出しました。しかもCD付き!おまけもふくめ、買えばよかった、と大後悔です。

naoyafujii said...

>731さん
彼は信用を裏切らなかったよ。
素晴らしい。
>sさん
はじめまして。
予約したときの価格を知りたくて申込書を見てみると6,300円でした。
予約しておいて良かったです。
改めてよく見てみるとCDもページ数、重さについてもあらかじめ書かれていました(苦笑)。
思った以上にコストがかかってしまったんでしょうね。
でも9,450円払う価値もしっかりあると思いますよ。
特にCDは必聴です。
blog拝見いたしました。
エディトリアルの仕事に就かれているのかな?と推測して読んでおりましたがものすごい数の展覧会を見られているようで羨ましくもあり、大変だなあ、とも・・・。
また覗かせてくださいね。