30 March, 2007

MUJI Tokyo Midtown


今日オープンの東京ミッドタウン、はっきり言ってショップラインナップを見てもあんまり興味はないけど、このMUJIだけは行ってみたい。
いわゆる逆輸入といった感のあるここのお店は、これまでの無印良品らしくデザイナー名こそ出ていないがジャスパー・モリソンなどのスターを起用して、本格的な家具を発表している。
中でもテーブルと椅子は当たりではないかな?とカタログの写真だけ見た印象でそう思った。
ちなみにウチがデザインしたソファベッドも色んな経緯を経てココで発表されることになりました。
是非見てやって下さい。
あとボスからタダ券をもらうことができたANDOの展覧会も興味津々だったことを忘れてた。
建築も良さそうだしね、楽しみです、はい。


桜が凄いことになってます。
事務所の近くの公園に鎮座するこの桜の前にはお昼も夜も色んなヒトがたくさん群がってて、神宮前のみんなにすごく愛されてる。
今週末都内の桜はピークを迎えるそうで・・・残念ながら今日から幼なじみのミーちゃんの結婚式に出席するため、東京にはいないからみんなと楽しくお花見ってわけにはいかないけど、みなさん楽しく過ごして下さい。
葉桜のほうが好きだけど、満開の桜もやっぱりきれいですな。
ふう、2月、3月に3回あった怒濤の2007年結婚式ラッシュも今回でひとまず休憩、楽しんできます。

26 March, 2007

Bean-jam Burger


3/20 (WED)
既に随分前のことですがアップします。
久しぶりに地元が同じの東京組で集まりました。
みんな小学校や中学校から知っている友達、ただのガキんちょの頃から自分のことを知っている友達と会うのは構えようが無くてちょっと恥ずかしいけど、多少のブランクがあってもすぐに馴染める不思議な感覚があり、それが気持ちよくいられる理由なんだと思う。
変なおべんちゃらや愛想笑いなんて一切ありません。
久しぶりに朝まで飲んで話して少し疲れたけど、いい時間を過ごせました。
マリコさんがオーストラリアに発つ前にもう一度くらい集まれるといいね、今度は花見でも。(難しいかな?)
もし可能ならアキちゃん、セッティングお願いね。
(いつもありがとう。)

朝、天気がよくて、小田急から奇跡のような多摩川の風景が見れました。
今引っ越しとか考えてるけどやっぱりまた多摩川の近くに住みたいな、と強く思いました。

この前ウェンディーズで久しぶりに食べて、やっぱり美味しくて満足だったんだけど、こんなものがありました。

見てるだけで気分が悪い、ドリンクセットの場合は何を飲むの?緑茶とかってウェンディーズに置いてるのかな?コーラを合わせて注文してるヒトを見かけたらぶっ飛ばしてやりたくなります。
甘くすることに徹底してるなら百歩譲って理解出来るけど、プラスチーズは有り得ないYO・・・。

16 March, 2007

The Working "Ossan" Theater

来週の放送で最終回なんですね、「働くおっさん劇場」
あの素晴らしきおっさん達が見れなくなるのは、本当に本当に寂しいです・・・。
タッチンにDVDで見せてもらった前シリーズの「働くおっさん人形」も最高だったけど、更にパワーアップしていて番組的にもこれから更に!と思っていたのに残念です。
こういった張りつめた緊張感の中でのお笑い番組は続けていくことが難しいのでしょう。
僕はブランキーが解散した時にもそのように考え、自分を納得させたことを何故か思い出しました。
素晴らしきおっさん達の中でも特に秀逸なのがやはり野見さん、彼には神が憑いている・・・と言うより彼が神です。


後半のドラマ、最高です。

10 March, 2007

Sengawa-Seijo

3/10 (SAT)
今日は天気が良く、暖かかったのでお昼からランニング、もちろんnike+も一緒に。
世田谷通りから調布方面へ野川沿いを走って、武蔵野狛江線を仙川方面へ。
以前自転車で探検した時にも見た桐朋学園大学アネックス(設計:日建設計/2005)。
音楽学部のスタジオがこんなに立派な建物なんて恵まれてますね。

日建設計の担当は山梨さん、芸大出身で富弘美術館などで有名なヨコミゾさんとは同級生らしい。
同じボリュームのスタジオがバラバラに建っているが、一定の統一感があるように見える。
ボリュームを直交グリッドに乗せて均質を求めるのではなく、斜めのマトリックスを介入させてヒエラルキーを生まず均質な佇まいを獲得している。
施工やメンテナンスも含めてよく考えられているんだろう、初めて見た時から約2年経つけどとってもキレイ。
個人的にはとても好きな建築だな。

もう少し駅方面へ走ると今度は世界のANDOストリート。

右に集合住宅(シティハウス仙川)、左に見えるのが東京アートミュージアム。
住宅棟のほうは正直なところ・・・ってな感じです。
東京アートミュージアムのほうはかなりこじんまりした美術館ですが前に来た時、結構いいなと思いました。
小さいだけに、安藤ディテールの密度が凝縮されているからでしょうかね。
集合住宅、バルコニーを見上げてみる。

道を挟んで向かい側(美術館の並び)に工事中の建物は、音楽・芝居小屋と「ふれあいの家」という保育施設らしい。
こちらは結構カッコいい建築になりそうな予感がしました。


帰りは仙川駅から成城学園前駅へ向かうバスが通る道を南下。
成城もやはり全国的に名高い高級住宅地だけあり、色んな建物に目が止まってしまいます。
その中でもこれ、分かる人にはすぐ分かると思うけど間違いなくこれもANDOですよね。

階段や手摺のディテール、ドアハンドルなんかを見ると間違いないと確信出来る。
でも調べてみたけど発表されてないみたいなんだな。
誰か正誤を知っている方、教えてください。

こんなホワイトベースみたいな家も・・・すごいね。
でもよく見ると結構凝っていて、ただ者じゃないことが分かります。

成城5丁目、妹島さんの進行中の現場に着いた辺りで、ワークアウト終了。
前に通りかかった時は分からなかったけど、森山邸や梅林の家みたいな鉄板構造だとばかり思っていたから、RC造なのが意外だったなあ。
模型を見て既視感から僕の脳がそう思い込んだんだろう。
ともあれ、建屋はほぼ出来上がっていたので竣工はあと2ヶ月くらいだろうか、待ち遠しいですね。
この辺りは色々と散策が面白くてランニングのペースが狂ってしまいます。

歩いて帰る途中、マルメゾンでケーキを購入。
せっかく消費したカロリーも倍返しです(苦笑)、ネコに挨拶して終了。


*追記:3/10 8:10 PM
色々調べてみたら分かりました。
やはり正解だったようです(笑)。
http://www.satohide.co.jp/works/02r02.htm

One Year

気がつくとblogを始めて1年が経っていた。
何となくつけたタイトル「idleness」は色んな意味があって(1:無為, 怠惰;遊んでいること、2:無用, むだ、3:根拠のないこと)、今ではなんだか気に入っている。
その中でも「根拠の無いこと」ってのはいいね、胡散臭くて。
「根拠の無いこと」をいくつもここへ綴ってきたと思うけど、嘘をついたことも、本心以外のことも書いていないので大目に見てください。
始めた当初は1年も続けているとは思ってもいなかったけど、友達なんかに会うとたまに「blogで言ってたよね」とか「blogで見たよ」とか言われることがあって、それが少し恥ずかしいけど、嬉しくもあって続けて来れたんだと思う。
前にも書いたように未だblogを続けている意味はよく分からないけど、blogを書いていることで自分の日々の過ごし方に影響を与えたのは確か。
ここ何年かの間で、自分の生活にもネットワークを介したコミュニケーションツールが圧倒的に増えた。
自分はどこまで上手く付き合っていけているのか、よく分からない。
見たい景色、アート、建築、プロダクト、映像、テレビや映画などのコンテンツ、人、真実(あくまで2次情報だけど)なんだってインターネットさえあれば見ることが出来て、極端な例だけど、ネットミュージアムやネットショールーム、ネットディスプレイみたいなものまで存在する。
ほとんどの現代人はヴァーチャルな世界にも籍を置いていて、身体までも持っている、ともすればその主従関係さえも曖昧で、現実の身体は生きるための装置に過ぎない、という人もいるだろう。
でも自分はそうではないし、そうなりたくはないと思っている。
とても便利なツールであり、手放せないのは確か、でもあらゆるネット上に存在する事象に実はそんなに興味が無いのかも知れない。

素晴らしい音楽をライブで聴くこと、迫力のあるアートを生で見ること、建築を自分の身体で体感すること、家具に触れたり座ること、
街をあても無く歩くこと、知らない土地へ身を運ぶこと、友達と汗を流し体を動かすこと、顔を合わせて打合せをすること、好きな有名人を街で見かけること・・・そのどれもが現実の世界でしか体験出来なくて、そのどれもがいかに素晴らしいことか僕は知っている。

そのことを誰かに伝えたくて、共感したくて、忘れたくないからこの先もblogを続けていけるのかも知れない、なんて思っている。
とりあえず1周年、これからもよろしく。

09 March, 2007

UEFA CL 2006-07 Knockout Stage 1st round

この前楽しくなってきたって書いたばっかりなのに・・・。
不安が悪いほうへ全部的中。
昨年のファイナルのカード、アーセナルとバルセロナが敗退した今、アンリのいるアーセナルとロナウジーニョのいるバルセロナが敗退した今、僕のチャンピオンズリーグへの関心が9割5分吹っ飛んじゃいました・・・。
今年はマンUだな、きっと。
昔からワールドカップが行われた後のリーグ戦、カップ戦は波乱が起きる。
多くの代表選手を抱えるビッグクラブが殺人的な日程を強いられ、理想のチームを作れないまま開幕を迎えてしまうからなんだろう。
ワールドカップってそんなに必要?(KINGが出るなら話は別。)

08 March, 2007

Chimney


今日は昨日のblogで紹介した物件を新建築誌の方が見たいと仰ってくれたので、お昼に案内してきました。
恵比寿、目黒辺りに来ると嫌でも目に入ってくる目黒清掃工場
最近よく目にするせいか、この存在がすごく気になってます。
調べてみると、高さはなんと150m、現場から目黒川を挟んで向かい側に位置していて、計画当初からディベロッパーの方はこんなものがあるとなかなか売れにくいと皆が口を揃えて言っていたので、どんなにひどいものなんだと思いながら初めて現場に行って見てみると僕にはとてもかっこ良く見えた。
人間の身体のスケールを遥かにオーバーしていて、もはや操作不可能。
人間の手によって作られているんだけど、機能性や目的などから大きさや構造が導かれ、見えを気にしているとは思えないところに惹かれるんだと思う。
(少なくとも都心のど真ん中に佇むこの風情は都市に馴染んでいるとは言い難く、とてもシュール。)
工場棟のマッシブな外観と相まって、不思議な魅力を醸し出している。
もちろん、破綻なくあらゆる知恵や技術が施された建築にも魅力を感じる。
ただ現時点の僕には、自分の仕事を否定しているようだけど、手前のピカピカの建物より奥に見える煙突のほうがよっぽど魅力的なんだな。
(この清掃工場における感覚を他の建築などに置き換えることは可能だと思っているし、青木さん青森県立美術館などは土木的なスケール、または感覚を想起させる建築だと僕は思っている。)

ただこんなに立派な焼却場を存在させる必要がある現状は、決して良い状況とは言えないんだけどね・・・。(苦笑)

仕事帰りにHMVへ、他に目当てのCDがあったんだけど、つい衝動買い。

全くもって予想外の出費、でもまあいいか。
来週は事務所に一人の時間がたっぷりあるのでゆっくり見てみよう。

06 March, 2007

Completion Photograph at Meguro

3/5 (MON)
今日は朝から目黒の物件(分譲マンション)の竣工写真撮影に立ち会う予定だったんだけど、生憎の天気で中止になった。
でも午後に電話があって、「今からエントランスの撮影します、来れますか?」と。
行ったらもの凄い風と雨の中やってました、ご苦労様です。

今回お願いしたのは以前からお付き合いのあるナカサアンドパートナーズさん。
建築やインテリアの仕事をやってるヒトで知らないヒトはいないんじゃないかな?
以前葉山の物件を撮影してもらった時は、そのプロっぷりに感心させられました。

この物件に関してウチはデザイン監修という立場、正直それほど愛着がある訳でも無いし、デザイン的に特に気に入っているという訳ではないんだけど、協力して頂いた多くの方の力によりいい建物が出来たと思ってます。
お仕事を頂いている同じディベロッパーの物件の中でも、かなり頑張ったなあ、という印象。
担当者の方の仕事熱心なところや、デザイン好きなところが多分に反映されているんだと思います。
ウチが参入し、初期段階の案から構造も大幅に変更してもらったし、コンセプト、予算についても見直してもらい、正直これで売れなかったらマズいなあ、と思ってたらモデルルームがオープンして2週間ほどで完売。
竣工後の社内での評判も上々らしく、嬉しい限りです。

引き渡しは今月末、ちょうどお花見の季節です。
目黒川との関係がとてもいいので、住み始めていきなり一年で最も素晴らしい景色が窓いっぱいに・・・うらやましい。
満開の桜が部屋から見えるとクレームの軽減にもなるでしょう、さすがにお上手です。(冗談)

Japanese Modern

3/3 (SAT)
ひな祭り、今日は日本のモダン建築を支えた巨匠の作品をいくつか見た。(たまたまだけど)
九段下、比較的新しい昭和館(菊竹清訓 / 1999)。

竹橋、パレスサイドビル(林昌二 / 1966)。

同じく竹橋、東京国立近代美術館(谷口吉郎 / 1969)。

最終日前日の「柳宗理-生活のなかのデザイン-」を鑑賞。
思った以上に小ぶりな内容だったけど、ギュっと作品が詰まっていて楽しかった、でもやっぱりプロダクトの展覧会って上手くいかないよなあ、なんて思ったり。
建築はとても心地よかったです。
設計者の谷口吉郎さんはこのブログでも何度か登場している谷口吉生さんのお父さん。
息子さんの完璧主義者的な緊張感みたいなものは感じられず、そこがまた心地よさを感じさせてくれる一因なのかも。

少し移動して目黒、目黒区美術館へ。
開催中の「チェコ絵本とアニメーションの世界」を鑑賞。
展示されている作品のクオリティはとても高くて大満足だったんだけど、ここも展示が作品に追いついていなくて残念。

あまりにも素晴らしい挿絵に感動してミュージアムショプにて購入したピーター・シスという作家の「三つの金の鍵」という絵本、大満足です。

中目黒まで歩いて目黒区役所/旧千代田生命(村野藤吾 / 1966)をチラっと。
外観もカッコいいけど、内部空間は更に素晴らしいと聞いたことがあるので次回はもっと早い時間に来てみよう。

期せずして古き良き日本の建築を見たんだけど、どれも手入れがきっちり行われていて、素晴らしいと思えた。
代々木の体育館が取り壊されるなんていう、とんでもない構想も飛び出すほど、建築に対する文化的価値を甘く見ている東京ですが今日は少しホッとしました。

3/4 (SUN)
今日は午後からサッカー、三鷹へ。
あきちゃんの会社のサッカー部へ何度か呼ばれているけど、今日初ゴール、ひと安心です。
ここ、武蔵野中央公園はとっても広い空を見ることが出来る貴重な場所です。

午後からサッカーのときは定番になりつつある、飲み→スイーツの流れ。
今日は焼き鳥→なんたらショコラ、良いです。

この会合、毎回ほんとに楽しくて、早い時間からスタートするのにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
またたまには朝までやろうよ、カラオケ以外で。
(楽しいけどとんでもなく疲れるし、話せないからね・・・)