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18 September, 2007

青森県立美術館


3連休を利用して行ってきた念願の青森県立美術館
オープンは2006年の7月、建築は青木淳さん、VIはブルーマーク
あまりダラダラ説明をしたところで意味を為さないような気がしてしまう建築なので写真を中心に。


青木さんが敷地を見に来たとき近接する三内丸山遺跡を見学して、その迫力を美術館まで持ってきたいと考えたという。
地下階としてトレンチを掘り、でこぼこした空間を作る、その上にボリューム(建物)を置く、そうすることで隙間が出来、そこが美術館の展示室なり諸空間になる、という考え方。
これは有名な青木さんのコンペ時の初期イメージスケッチ。

青木さんの表現を借りて言うと「噛み合わせの悪い」様々な空間、が出来る。
よって外部にもこんなところが所々に。


どこで写真を撮っても画になります。


ヒトの身体にちょうどいいスケールから突然遥かにスケールアウトしてしまった空間に出会うと少し暴力的でやや戸惑いはあるが気持ちいい。
レンズがオートフォーカスでピントを合わすように、身体が必死で何かを手がかりに色んなものの大きさを測っているのがよく分かった。


インテリア、それ以外(または外部)の境界は思っていた以上にはっきりしていた。
ただ表情として人工照明があるか無いかの違いくらいしかそれを感じなかったのが印象的。
雪が降る冬に再訪したいものです。

僕が最近竣工した建築の中で見てみたかったもののベスト3には入っていた青森県立美術館。
期待通り素晴らしい建築でした。
で、結局何がしたかったのか?という疑問は僕には正直よく分からないけれど理解出来る部分はやはり多くあり、羨ましくも思った。
僕らの年代より2世代くらい上になるとこの建築を見てもあまりイイと思わないのではないだろうか?
それほど若い感覚、ある種冷めた感覚で作られた建築であるように思う。
大体どこの公共の美術館を見てもギンギンのディテールだったり、旦那芸とも呼べるようなデイテールだったり、あらゆるテクニックでディテール自体を消失させたり、大人っぽい。
それらに比べるとこれほど若々しく、幼稚な美術館(大規模な建築)は今まで見たことがなかった。
(これは最大級の賛辞です。)
これぞ青木さんの懐の深さなのだろう。
もちろんディテールに手を抜いている訳ではなくむしろ凝りまくっている。
今日本のメーカーの既製品をアッセンブルして設計をすれば出来上がったものは自ずとシンプルでスッキリする、そういった需要が多くそれを目指しているから。
ここは手摺から階段、開口部や外部の仕上に至るまで既製品に依る箇所が少ない。
特にアーチ窓の開口部ディテール等は見た目にも精神的にも痛々しいくらい。
この何とも言えない雰囲気を生んだ裏側に、徹底したコントロールがあったことは容易に想像出来た、というより知っていた(笑)。
この美術館の設計担当者の西澤さん(元所員の方)の現場レポートをずっと読んでいたから。
(これは今でも見ることが出来るから是非。)
担当者の視点で設計から施工、竣工までをこれほど細かく詳しく綴られたものは無いんじゃないかな?僕は知らない。
書籍化希望です、そのくらい素晴らしいレポート。

設計者の青木さんの言葉が聞きたい方はこちらをどうぞ。
実はこれ、昨年の7/23に参加した青山ブックセンターでのトークショーのレポートです。

滅多に行くことのない地方の建築の中でもう1度ここに来るだろうな、と思わせてくれる数少ない貴重な美術館でした。

最後に小噺、、、意気揚々と買ったばかりのカメラを持って行ったのに電池を入れ忘れてたぜメーン!
(サブのコンデジ持ってて良かった・・・。)

11 July, 2007

第56回 アイカ現代建築セミナー


今年も行ってきました、アイカ現代建築セミナー
今年の講師はスペインからラファエル・モネオさん、日本から槇文彦さん、どちらも世界的に有名な巨匠。
一昨年はSOM、昨年はジャン・ヌーヴェル、毎年このセミナーは豪華なんですよね。
この無料入場権の競争率が半端じゃないって話を毎年のように聞きますがほとんど関係者に配ってるからじゃ無いかな?と思う。
かく言う自分もボスのおかげで最前列でお話を聞くことが出来ましたが、落ち着かず、眠たくなってもウトウト出来ず・・・普通の席のほうがよっぽどいいや。
内容は面白いと思える話では無かったけど、槇先生の話し方がとても分かりやすくて、とても正しくてそれが印象的。
ボスは隣でずっと大きく頷きながら聞いてた(槇先生へのアピールだったのかな?)。

それにしても同時通訳ってどうも苦手、本人の声じゃないから眠たくなってしまうんだな。
映画だって吹き替えより字幕のほうがいいんだから、そのうち同時通訳してなおかつ文字情報として出力ってのがスムーズに出来るようになるんだろうな。
そうなるとこういったレクチャーがもっと楽しくなると思う、と同時に戸田奈津子さんの存在意義が・・・(苦笑)。

会場は有楽町ビックカメラの上にあるよみうりホール。
村野藤吾が手がけたこの建築、外観は改装されていて無惨なことになってますが、このホールはまだ当時の雰囲気を残しているようでした。
特に階段や壁の曲線が美しいです。

06 July, 2007

新建築住宅特集 255 2007 07


今月の新建築住宅特集、読み応えがあって面白かった。
みかんぐみの曽我部さんの自邸を巡り西沢さんとの対談、妹島事務所出身の若手建築家の住宅など。
中でも青木淳さんのインタビューは面白かった。
青木さんには角が無いというか、肩ひじ張った印象が無い。
これまでよりもどんどん柔軟になっている印象。
ただ丸いだけではなくどういった手法で壊すか、暴走するのか、これを知っている青木さんはとんでもなく魅力的。
そんな中でも言葉のオリジナリティがとても印象的。
通例、建築を語る上では登場しないだろう言葉(固定観念の「脱臼」、「読み替え」や設計のプロセスを「旅」と言ったり)が何度となく出てくる。
ただ単にボキャブラリーが豊富という形容では表せないくらいどの言葉も的確でとても面白い。
会話形式のインタビューの中に普通なら何時間も悩まないと書けないような新作の作品解説の文章が簡潔に納まっているのには驚いた程です。
意識せず自然に言葉を研ぎすます、ってのはなかなか出来ることじゃないなと思った。
新しい連載では青木事務所出身の乾さんとの対談もあり充実の内容でした。

日本語って不思議で「旅行に行く」ってのを「旅に行く」って言ったり、「食事する」ってのを「食する」って言っただけで同じ行為でも受け取り方や印象が変わるんですよね、削ぎ落とされた言葉によって行為の中の無駄の無さや集中力が窺えると言うか。

最後に、、前から思っててきっかけが無かったんだけど今日のブログから英語タイトルを無理くり付けるのを止めます。
レイアウト上英字のほうがしっくりくるんだけど、ニュアンスを正確に示せるのはやっぱり日本語だな(笑)。
僕の頭も少し軽くなりました。

21 June, 2007

Golden Green

今日は夕方代官山で打合せ、チャリンコで行ってきました。
都心はどこに行くのも近いからチャリンコが最も便利、坂が多いのと暑いのを除けば快適です。
事務所から15分くらいあればどんなに混んでても着くから最近一人で打合せに向かうときはほぼチャリ。
帰りに寄り道しながら帰るのが楽しいんですよね。
旧山手通りにあるヒルサイドウエスト(設計:槇文彦/1998)はやっぱり美しいです。

久しぶりに中に入ってみた西郷山公園、素晴らしいロケーションです。

この周辺はビックリするくらい大きな住宅ばかり、見てるだけで面白いです。

渋谷、HMVに寄って欲しいCDを探すも見つからず・・・聞けばまだ発売されていないとのこと。
今日の夜中リエピョンのメールで気付いて聴いた菊地さんのラジオでかかってた曲。(メモ:KIP HANRAHAN/Beautiful Scars)
ラジオのゲストだったUAの新譜「Golden Green」、こちらはしっかり買えました。
UA名義では2年振りのオリジナルアルバムとのこと。
先ずはこのジャケットがヤバッ!です、大日本人を思い出してしまいますがラジオで本人が「獣ではありません(笑)」って言ってた。
事務所に帰ってきてから早速何度も聴いてるけど心地良い。
いつものメンバーの少し変ないい音とポップな曲がちょうど良く新鮮で懐かしい感じのする作品、これはいいですね。
やっぱり朝本さんとUAって相性いいんだな、と改めて思わせられました。

HMVのカードが新しくなりました、簡単に言うとオンラインショップのポイントと統合されたみたい。
なんと今日から30日間はWポイントサービス、しかもこれから月に1回はWポイントサービスデイが、しかも僕はゴールドカードメンバーだから月に1回はトリプルポイントサービスデーまでも!
必死な感じが少し痛々しいけど頑張ってくれい!
(無くなりませんように・・・。)

20 June, 2007

some more

6/18 (MON)
午前11時からある会社の会長(ウチが関わらせて頂いている集合住宅のオーナーとなる方でもある)との打合せ。
家具や窓周り、オーディオなどについてご提案。
この方との打合せはいつもとても気持ちが良い。
よくいる態度でかくて何も分かってないし分かろうともしないただ偉そうなだけのヒト達とは全然違って僕のような若い訳の分からないヤツの話もちゃんと聞いてくれるし、意見も求めてくれる。
自分の希望が叶わないと分かれば諦めも転換も早いし、何よりデザイナーという立場からの提案を尊重し求めてくれ、受け入れてくれる。
海外にもお住まいを持っておられることもあるのか、日本人っぽさが半分くらいしか感じられない。
こんなセンスも良くてお金持ちのオジサンが増えてくれればいいものだ。
にわか仕込みのチョイワルとは歴史の重みが違います。

午後から葉山へ向かい何度か登場してるその集合住宅の現場検査。
なかなかの迫力です。

2005年の4月から関わり色んな事情もあって長かったこの仕事もいよいよ大詰めだなと思い感慨深いものがありました。
それにしてもロケーション、内装、設備全てが贅沢です。
何度も言ってるけどここは安い、かなりお買い得だと思います。

トンビが飛んでますね、この辺りはお菓子とか食べながら歩いてると獲られることもあるみたい(笑)。
気をつけよう。

海の匂いが少し臭くて、波風と暑さで肌がベタついて、いい感じです。

この建築に関してはいつものマンションのように「出来ました、ハイ、次へ」ではいけないような気がしております。
色々思うこともあるし反省もあるし、全て終わってから気付くこともあるだろうし・・・ちゃんと考えないといけないような気がしております。

話は変わって楽しみにしていたリーガ最終節、バルセロナ優勝出来なかったね。
まあ終盤のレアルはどこか神懸かったものがあったのは確か。
でも何か面白くないなあ・・・。
それにしてもメッシ、本格的に恐ろしいことになってきたような気がしますね。

05 June, 2007

Sketches of Frank Gehry


6/3 (SUN)
キヨシと久しぶりに会って渋谷のル・シネマで公開中のスケッチ・オブ・フランク・ゲーリーを観てきました。
ゲーリーと言えば今世紀を代表する建築家と言って異論を唱える人は誰もいないくらいの巨匠。
代表作にビルバオのグッゲンハイム美術館や

ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール、その他多数。

本作ではプロジェクトの具体的な進め方や思想が垣間見れて興味深かった。
独特の造形はどこかで妥協点を見つけて決定しているのだと思っていたけど本人がスタッフへかなり細かく模型を見ながら指示して、スタッフがハサミでチョキチョキ切ったりテープで貼ったりしながらバランスを取っていたのが印象的。
ここまではとてもアナログな作業。
そしてその模型を3Dスキャンで読み取り図面化。
ここからはもういきなりブッ飛んで全然違う世界のお話のように見えました・・・。
建築家の映画ってあんまり観たことないけど前に観た「マイアーキテクト ルイス・カーンを探して」のほうが面白かったかな。
ドキュメンタリー映画の場合、故人を扱ったほうが有利だしこの作品はミステリアスなカーンの人生ってだけで分があるとは思うけど。
ともあれゲーリーの建築、一度は訪れてみたいものです。
僕の印象では外観も然ることながら中が本当に素晴らしい。

30 May, 2007

Ginza


5/27 (SUN)
日曜日、ヤマンとタッチンとライカ銀座店に行ってきました。
ヤマンのブログと内容が被ってしまうけど続けます。)
内装は岸和郎によるもの。
思っていた以上に随分コンパクトだったけど細やかなディテールで隙のない気配りがなされた空間でした。
ライカの雰囲気には合ってるんでしょう。
実際に初めて手にとったM8はやや重いけどとてもいい感触で適当に何も分からずシャッターを押した写真でもものすごくキレイでビックリしました。
いつかは手に入れたいカメラですね。
次に近くにオープンしたばかりのニコラス・G・ハイエック センターへ。

この建築はコンペで勝利した坂茂氏の設計。
先日ノマディック美術館も彼の設計によるもの)
4層分がガラスのシャッターで閉じられるようになっているんだけど、そこまでの開放感は感じられなかった。
ただ坂さんの幅広さには感心させられたな、ノマディック美術館など紙を使ったローコストなものから今回のようなコストに恵まれたものまで同じ線上でブレずに無理無く、といった感じに。
ただインテリアはどうだろう?違うデザイナーが入っているのか、、、分からないけどお粗末な感じがしました。
オススメは1Fから各ブランド(各フロア)に直接アクセス出来るエレベーター、一度体験してみてください。

その後は中古のカメラ屋さんをいくつかまわったり、Nikon銀座サロンに行ってD80の説明してもらったり、銀座ってカメラ屋さん多いですね。
有楽町のビックカメラはマイケルも来日の際立ち寄るだけあって充実の品揃え。
同じ型のカメラでも展示品をいくつか置いてあるから他の誰かが触ってても横で待ってる必要が無くてストレス知らず。
1Fの大型テレビコーナーにあった100インチオーバー。
思わず前にタッチン、ヤマンを立たせて記念撮影してしまった。
(合成写真みたい、天気予報とか昔の歌番組にも見える)


カメラばっかり見てたらますます欲しくなってしまった・・・っていうかもう買う気満々なんですけどね。
さあ何買おうかしら。

そういえば自民党、ヤバいね・・・。
KAZUの件でいい加減腹が立ったけど今は同情してやりたいくらいに崩れてる。
もともと大したメッキじゃ無い筈なのに自滅するまでそれをなかなか剥がせなかった野党もまた情けない。
内閣は解散に追い込まれたとしても夏の参院選、自民党が負けることなんてあるのかな?

14 May, 2007

Architecture of Terunobu Fujimori and ROJO


5/12 (SAT)
オペラシティアートギャラリーで開催中の藤森建築と路上観察に行ってきました。
昨年のヴェネチアビエンナーレ建築展のディレクターを務めた藤森さんの帰国展。
とっても面白かったです。

展示してある左官仕上のサンプルに触れることも出来るし、路上観察学会(このメンバーがみんな強烈。)による研究発表も見ることが出来るし盛りだくさんの内容。

展覧会のタイトルに”建築”と入っていて敬遠するヒトも多くいると思うけどそんなの気にせず是非見に行ったほうがいいと思います。
間違いなく楽しめるから。(笑えるよ。)
いい感じの肩の力の抜け方がとても素敵で、人柄でもあるんだろうと思い僕には到底無理だからもの凄く羨ましい。
本業は著名な建築史家であり東大教授だけど、91年の神長官守矢史料館から建築家として作品も発表されている。
初期の作品はどこか面白く思わず笑ってしまうような作品が多いんだけど、最近作の焼杉ハウスなんかはめちゃくちゃカッコいい。
歴史家として誰よりも実際の建物を見られている氏にとって、デザイン上のプロポーションやスケールを正確に捉えることなど無意識な程簡単に操作出来るんだろうと思わせられる。
伊東さんや妹島さん藤本さんなどエッジで戦っているヒトたちは同じ土俵で評価されることをどう思うかは分からないけど、僕にとっては彼らの作品と同じくとっても刺激的に見えるし、批評性を備えているように思えます。

高過庵を建てるプロセスを追ったNHKの番組も上映されていてそれもオススメ。
当時57歳だった藤森さん、山の道無き道をどんどん駆け上がっていくからね(笑)。
(ちなみに写真はちょうど1年前くらい実際に行って撮ってきたもの。)
伊東さんの展覧会を見た時も思ったんだけど、靴を脱いで展覧会を見るとそこにある模型なり図面や写真などの作品がとっても身近に感じられるようになる。
この感覚は日本人ならではなんだろうか、美術館にいる意識が少し薄れるというか・・・。

帰りにHMVに行ってUAヤマンに勧められたBjorkの新譜を購入。
(まあポイントカードが溜まってたからほとんどタダなんだけどね。)
音楽も然ることながら両者ジャケットがものすごくカッコいい。
音楽データダウンロード全盛時代、これならブツを買う価値アリです。

新宿タイムズスクエア内HMVは12F、ここのトイレはちょっとした展望台。
ブレードランナーの世界がそこにあり、得した気分になれますよ。

01 May, 2007

Ashes and Snow


4/29 (SUN)
楽しみにしていたノマディック美術館に行ってきました。
この美術館はアーティスト、グレゴリー・コルベールが日本人建築家坂茂氏に「移動出来る美術館」の設計を依頼し、2005年にニューヨークで初めて姿を現した。
それからロサンゼルスを経由して東京お台場に上陸。
いやあ、期待していた以上にかっこ良かったなあ。

ノマディック(遊牧民)と謳っているもののそれはスピリットのみで、いかに移動させずに移動美術館を作るかを考えられている。
屋根と小屋組みの紙管はコンテナに載せて運んでいるが、格子模様に積まれたコンテナは世界標準サイズで場所を選ばずレンタル出来て、柱の紙管は現地で製作するため数台のコンテナのみで世界を巡回出来るようだ。
これまでにも被災地に赴き仮設住宅を提供したり、建築の構造材や家具にリサイクル可能な紙を使ったり、坂氏ならではの提案である。

ここで行われている「Ashes and Snow」という展覧会は人間と動物との交流を3本の映像作品と、手漉きの和紙に印刷した大型の写真とで構成したとても感動的なものでした。
正直建築を見たかっただけなので入場料の1,900円は高いなあと思っていたのですが、全然安い。
当たりか外れか分からない映画を見に行くくらいなら是非お台場へ行ってみてください。
心が洗われますよ。
中は神々しい雰囲気、ただ外観とインテリアの関係はあまり感じられなくて期待していただけに少し残念。

27 April, 2007

mock-up

なんか1週間があまりにも早くて驚いてます。
今週はまあまあ忙しかったからかな。

4/25 (WED)

六本木アクシスビル地下にて蛇籠モックアップ確認。
光っているのは光ファイバー照明、思ってた以上に玉石の隙間から照明がこぼれてくることを確認出来た。
豊久さんとの仕事は刺激にもなるし発見もあるし、いい経験です。
最近手がけた仕事で竣工するのは集合住宅ばかり、久しぶりにみんなに見てもらえるような仕事なのでもう少しの間頑張ろう。
6月の20日頃オープンです、詳細はまた後日。

4/26 (THU)
最近仕事を始めた会社へ出向いてプレゼン。
せっかく準備したのに相手の関心はそれ以外のところにあるようだ・・・あまりにも視線の先が違っているとキツいな。
上手く転がればいいけど。
ずっと遅くまで仕事してたので今日は早く事務所を出てブラブラお散歩。
相変わらずDiorはかっこいい。

この前銀座店もじっくり見直したけど、やっぱりこっちには遠く及ばないね。
僕ほどこの建築を写真に撮ってるヒトは珍しいだろってくらい撮ってるわ、だって撮影意欲をそそられるんだもん。
ちなみにここの照明は前出の豊久さんが手がけてます、素晴らしい。

隣にはMVRDVがデザイン監修する現場。
すごい迫力です。

久しぶりにキャットストリートを歩いたらこんなマップが。
QRコード対応だって、、便利だなあ。

ブラブラブラブラあても無く歩いて、覗いた部屋の中にいたネコ。

一心不乱に毛繕いしてたんだけど、窓を叩いて呼んでみるとずっとこの姿勢のままフリーズ。
あんまり頭良くなさそうで顔も体型もヘンテコだけど、とってもキュートでした。
(リアルキティちゃんって感じ)

4/27 (FRI)
今日は久しぶりにのんびり仕事。
明日から連休、しっかり時間を使えるように頑張ります。
久しぶりにHMVにでも行ってみよう。

21 April, 2007

Waterfront


朝から現場、以前登場した森戸の。
コンクリートは打ち終わっていて、内装のLGSを立てているところ。
ようやく内部空間、居室の大きさなんかが自分の身体のスケールで測れるようになり、空間の質も感じられるところまでこぎつけた。
この大きな開口部のリビングはとても贅沢で、窓いっぱいに相模湾が広がり奥には江ノ島、更に奥に富士山が望めます。
下の写真は設備の配管や、配線等が通るピットなんだけど、こういう普段見ることができないところを見られるので現場は楽しい。
それにしてもなかなか面白い空間ですね。

分譲の集合住宅なのであまり詳しいことは書けないですが、森戸は本当にいいところで販売価格を聞いても都内の高級マンションなんかと比較すると安いな、と感じるし断然こっちを買うほうがいいと思う。

全体のボリュームはこんな感じ、岸壁にせり出してます。
台風の時なんかはヤバそう(苦笑)。

森戸海岸、平日なのにみんなヨットに乗って楽しそう。
仕事してないのかな?うらやましい。

現場を見終わった後、色々と散歩してみたけど別荘とか大きな建物とかあったりするものの庶民のゆったりした空気が流れていていい雰囲気、地元を思い出します。
でもたまに有名建築家が設計した住宅なんかがあってそのあたりは全く違うけどね。



東京に戻って来て、夜は新木場スタジオコーストにてソニックユースとボアダムスのジョイントライブ。
ボアのライブは3年くらい前のリキッドルーム以来で楽しみにしていたのに、仕事で20分くらい遅刻。
フロアに入ったら既に異様に盛り上がっていて、ズンドコズンドコズンドコ・・・自ずと血が騒ぐ。
ああいうことがライブとして成功することが奇跡だと思うし、楽しいと言うよりはいい緊張感。
いいもの観れました。
ボアが終わって外に出ると一緒に行く約束をしていたヤマンとも出会うことができて、リエピョンも発見出来た。
終わったあとメシを食おうとお店を探すもほとんど無いし、早く店を閉めるところばかりで結局POT&POT。

次にヤマンと田町へ向かいタッチンと会って、港区海岸にあるクラブstudio CUBE326へ。
ハタチくらいの頃にヤマンを通じて知り合いになった岡本君が参加してるイベントで、今回が最後とのことだったので初めて行ってみることに。

疲れて途中からソファで寝てしまったけど久しぶりのクラブ、楽しかったです。

外に出るともう明るかったので近くを散歩。
この辺りは倉庫街で周りの建物がバカでかいから人が小さく見える。

レインボーブリッジがこんなに近くに。

倉庫の敷地内に勝手に入って行ったから守衛のおじさんに怒られちったYO。
でもこんなにいい写真が撮れて満足。

この辺りに来たのは久しぶりだったけど、まだまだ知らないところばかり。
東京のウォーターフロントはじっくり攻めてみる価値アリです。
同じ水際でも東京と葉山では性格がかなり違っていて対比が面白く、1日の中で両方来れたことはいい経験。