Ashes and Snow
4/29 (SUN)
楽しみにしていたノマディック美術館に行ってきました。
この美術館はアーティスト、グレゴリー・コルベールが日本人建築家坂茂氏に「移動出来る美術館」の設計を依頼し、2005年にニューヨークで初めて姿を現した。
それからロサンゼルスを経由して東京お台場に上陸。
いやあ、期待していた以上にかっこ良かったなあ。
ノマディック(遊牧民)と謳っているもののそれはスピリットのみで、いかに移動させずに移動美術館を作るかを考えられている。
屋根と小屋組みの紙管はコンテナに載せて運んでいるが、格子模様に積まれたコンテナは世界標準サイズで場所を選ばずレンタル出来て、柱の紙管は現地で製作するため数台のコンテナのみで世界を巡回出来るようだ。
これまでにも被災地に赴き仮設住宅を提供したり、建築の構造材や家具にリサイクル可能な紙を使ったり、坂氏ならではの提案である。
ここで行われている「Ashes and Snow」という展覧会は人間と動物との交流を3本の映像作品と、手漉きの和紙に印刷した大型の写真とで構成したとても感動的なものでした。
正直建築を見たかっただけなので入場料の1,900円は高いなあと思っていたのですが、全然安い。
当たりか外れか分からない映画を見に行くくらいなら是非お台場へ行ってみてください。
心が洗われますよ。
中は神々しい雰囲気、ただ外観とインテリアの関係はあまり感じられなくて期待していただけに少し残念。
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