30 April, 2007

Ako Tanaka × Hiroshi Fujiwara



4/28 (SAT)
午後から青山ブックセンターで行われる「Numero TOKYO」編集長、田中杏子さんと説明不要、藤原ヒロシのNumero TOKYO創刊3号発売記念トークショーに行って来た。
2人のブログを普段から読んでいるので一方的に人柄は想像していて、真面目なんだけど力が抜けていて時に毒もありで印象通りだった。
でもHFの場合それすらコントロールの範疇で、こういう場を借りてパブリックイメージを制御しているようにも思えたけど。
正直Numeroを見てみても自分とは全く関係しない世界ではあるし、ファッションとビジネスの関係にもあまり関わりたくないんだけど、もう少し大きな捉え方でお話を聞いていると至極真っ当なことを言っていてやや退屈ではあったけど納得することも多く約2時間がとても早く過ぎました。
ほとんど理解出来るし納得したけど1点、バブルとファッションビジネスについて、
「ファッションの”文化”という側面が形成されていない」
「マーケットが成長していないから」
「今は東京プチバブル」
「ファッションビジネスが成功しやすい」
と言っていたけど、このままじゃ前の繰り返し、ほぼ何もいいものが無かった憎むべきバブルの遺産が増えるだけだと思ったのは僕だけではないはず。
さすがにもう肩パットやボディコン、紺ブレ羽織って素足にローファーなんかは流行らないだろうけど・・・・いかに冷めた姿勢で静観出来るかが大事なんだろう、と思う。
最後の質疑応答では客席からの真面目な質問に真摯に応えるお二人という構図、それも終わりに近づきヤマンが指名されたところで、最後の質問となった。
失笑もあったけど会場が少し暖まって終わった、いい質問だったと思うよ。

それからスパイラルで行われていた原研哉ディレクションの「SENSE WARE」を見て(期待していた程ではなかった)、ユニクロが提案するTシャツのコンセプトショップ「UT」に行って(佐藤可士和が手がけた内装がイマイチ、なんか古い)、お茶をシバき、メシを食らいぺちゃくちゃダベった後帰宅。
上の写真は今日の戦利品、トークショーに参加しNumeroを購入した人に配られるタランチュラのフィギュアは素直に嬉しいです。

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