02 August, 2008

散歩 原宿→松濤→富ヶ谷→代々木上原

8/1 (FRI)
久しぶりの散歩。
仕事が終わった後、ある情報筋の方から所在を教えて頂いた名作と呼ばれる住宅を見に行こうと思い立ちまずは渋谷を目指す。
表参道の隠れた名作「コープオリンピア」、これが1965年からここにあったことを思うと存在自体が素晴らしく思える。
40年以上経ったからといえ、必ずしもマンションのデザインが向上するってことは言えないんですね。
むしろこれより良いのは少ないくらい。

「代々木体育館(設計:丹下健三/1964)」

神座でラーメンを食らって松濤方面へ。
SANAAの初期の名作、「M-HOUSE(設計:妹島和世+西沢立衛/1997)」。
施主は超大物作詞家さん、最近の歌はあまり知らない僕だけど、彼が手がけた歌なら結構歌える。
一部では公表されているので言ってもいいのかどうか分からないけど、あえて言わないでおこう。

山手通りを横切り富ヶ谷へ。

暗い道を歩いていると昭和モダンな良質な建築が。
見てみると東海大学と書いてあり、帰って調べてみると設計は山田守さんだった。
こんな偶然の出会いがあるから東京散歩は楽しい。
うまく写真が撮れなかったから載せないけど、2号館というx字平面の建物も素晴らしかったです。
写真は1号館、竣工はなんと1955年、ウチの親父と同い年。

「上原通りの住宅(設計:篠原一男/1976)」。
現存する日本の住宅の中でも生ける伝説として未だに何かと議論の対象となる作品。
なかなか機会が無いだろうけど是非中に入ってみたいです。
ここの施主は前衛写真家の大辻清司さん、こういったエポックメイキングと呼べる住宅の施主はクセのある方が多い。
じゃないと住みこなせないよね(苦笑)。

代々木上原の駅をくぐって「i(設計:青木淳/2001)」へ。
青木さんの住宅作品の中でも特に不思議な魅力を持つ作品で僕の好きな作品。
小さいだろうなと思っていたけど想像よりもさらに小さくてヤドカリみたいでかわいかったです。
この住宅見た目に反して内装は構造でもあるコンクリート躯体がむき出し。
青木さんの住宅の魅力は一筋縄でいかないところというか、簡単にキャラクターがつかめないところにあるんだと思う。


今日はブーツで歩いたので足の甲に靴ずれが出来てしまったけど楽しい散歩が出来ました。
涼しくなったら昼間に同じルートを逆から歩いてみようと思う。
この場を借りて、、、s to kさんありがとうございました、感謝してます。
これでシメ。

2 comments:

Anonymous said...

おぉ!散歩・・・にしてはすごい距離なのに、仕事後にいっきに巡ったんですね!
どの写真もステキだけど、最後の写真が一番いいなぁ(笑)

naoyafujii said...

Dr. Pepper、昔飲んだ時の衝撃は薄れてしまいましたがやはりパンチの効いたジュースです。
やっぱり僕はコーラのほうが好きですけど。