岐阜県営住宅 ハイタウン北方
時間が経つのは早いものでもう1週間も前のことになってしまってblogに書くのもどうかと思いましたが一応。
先週末大学時代から、東京に来てからもよく遊んでいたエリナの結婚パーティーのため、名古屋に行ったんですが朝早く着いたので岐阜まで電車で行って妹島さんの初期の代表作であるハイタウン北方を見てきました。
同じ大きさのマスが延々縦横に並んでいてそれをどう区切るかで各住戸の大きさが決まるという簡潔さやピュアさは現在のSANAAの作品にも通底しているなあと感じた。
聞いていた通り、見ていた通りなかなかの過激さでしたがとても面白かったです。
特に10階の高さ(約28m)の鉄砲階段は高いところが好きな僕もさすがに足がすくみました。
SANAA(正確にはここは妹島事務所の作品で担当者が西沢さん)の建築の魅力はあげればキリがない程。
今回感じたのは一般人まで巻き込んで建築を議論の対象にまで引き上げてしまうところ。
玄人が集まってあのディテールは渋いよね、とか街のコンテクストを上手く読み取ったよね、とかは素人からするとピンと来ない。
それをもっとシンプルな言葉、ある種乱暴な言葉で一般人が語れるところにSANAAの建築の魅力はあるのではないか、と感じた。
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