神保町→竹橋→皇居→丸の内
だいぶ経ってしまいましたが、一応記録ということで。
6/8 (SUN)
午前中の用事を済ませて近代美術館へ行こうと思い表参道から半蔵門線に乗る。
九段下で乗り換えないといけないのにボーッとしてたら降りるのを忘れたので予定を変更して先に神保町へ。
初めて見た神保町花月、吉本興業の劇場です。
設計は日建設計の山梨知彦さん。
良くも悪くも日本ぽくない建築だな、と思いました。
建築専門書店の南洋堂のファサードに描かれたペーター・メルクリのドローイングを見る。
なるほど、さすが、と感心して見てたけど今思えば近代美術館で見たスケッチよりもよっぽど丁寧でお上手。
あえて店名は書きませんが、お昼ごはんを神保町の超有名つけ麺ラーメン屋さん(発祥は池袋)で食べたんだけど全く美味しくない、というかマズかった。
僕のポリシーに反するのですが残してしまいました。
何でそんなに人気があるのか本当に不思議です。
歩いて竹橋、近代美術館へ。
「建築がうまれるとき
ペーター・メルクリと青木淳」展を見てきました。
僕はメルクリのスケッチよりも青木さんの住宅のスタディを順を追って見ていくのがとても興味深かったです。
途中過激なかたちになっていくのかと思わせられましたが、最後には落着いたかたちにまとまり、過激なスタディの名残が感じられる、というように収束していて「なるほど、いつもこういう感じなのか」と思わせられました。
とてもピュアに要件や要求に応えるためスタディし、上手くいかない場合はたとえその案が素晴らしくても(僕には素晴らしく見えても)やや厳しすぎるほど潔く捨てる。
とてもいいと思うけどなかなか真似出来ないなあ、と思った。
僕なら途中の段階(具体的には12〜16段階目、けっこう過激)くらいでかなり満足してしまうだろうから。
こうして一見普通で既視感のあるかたちだけど、実は変なところがいっぱいある、という青木さんの建築が生まれてるんだな、ってのが少し理解出来るようになりました。
メルクリのスケッチには曖昧で大胆な線のまま頭の中にあるものをとりあえず吐き出しているように見えて、想像しながら描く、という一般的なスケッチとは少し違うように感じました。
その中からどのように選択しているのかがなかなか分からなかったけどこれもまた面白かったです。
それほどに大きな展示ではなかったのだけどかなり長い間見ていられる展示でした。
早起きして眠かったのでテラスの前にあるCabに座ってお昼寝しました。
不用心かな、と思ったけどとても気持ちよくてスッキリした。
蒸し暑かったのでゆっくりと散歩。
パレスサイドビル(設計:日建設計、林昌二/1966)。
屋上に行ってみたけど閉まってた、残念。
皇居のお濠の周りはジョギングしているヒトがほんとうに多かった。
空気悪そうだけど景色が良くて気持ちいいのかもね。
和田倉噴水公園、初めて行ったけど気持ちのよい公園。
ここで買った「懐かしのアイスクリーム」、これが美味かったら言うこと無かったのに。
東京駅を正面から。
見返し。
見事な視線の抜けが都市の中にありました。
工事中の高層ビル。
躯体は建ち上がってるけどまだ外装が取り付いていない状態。
近くで見るとこんな感じ、面白い。
日比谷から千代田線にて帰宅。
この日、神保町でまずいラーメン食ってる時にそう遠くない秋葉原であの通り魔事件が起きていました。
あまり軽く触れたくないことなので多くは語りませんが無性に悔しく思いました。
死刑は間違いないんだろうけど、ただ死ぬだけでは許せない。
体裁だけで反省しているように見せて欲しくないな、こんなヤツは反省するとか、償うなんてことを求めても無理だから。
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