13 December, 2006

Eye See You


仕事帰りに表参道のLouis Viuttonへクリスマスシーズンのディスプレイを観に行く。
今年は全店舗のショーウィンドウをこの「Eye See You」というオラファー・エリアソンの作品が飾っている。
このような説明が、
「暗闇から神秘的なイエローの光を放ち、同時にウィンドウ越しに人々が覗き込む姿を映し出す鏡にもなっています。
見るという行為だけでなく、見ている自分をさらに見るという二重の体験が楽しめるアート作品です。」

前に立つと短波長ライトにより、全ての色が飛ばされ普段認識している色彩感覚が失われる。
(オレンジのトーンと黒のみに見える)

今回の展示はオブジェとして置かれていて、しかも外での体験なので他の照明の影響もあり間近に立たないと色を飛ばされることを認識出来ないが、今年の2月に行った「影の光」展では空間として体験出来たためそれがよく分かった。
(部屋に入る前に吹いている風により、色を飛ばされることと、境界を意識させる憎い演出も)

いい機会ですので是非お近くのLouis Viuttonにて体験してみてください。
そもそもオブジェ(プロダクト)として作られ各所で同時にオラファー作品を体験出来ること自体贅沢だよな。

この後見た表参道のイルミネーションがやけにチープに見える。
行灯を意識しているようだけど街、ケヤキ、人間、どれともスケールが合っていなくて間抜け。

続いて表参道ヒルズのイルミネーション、昼間はケヤキを映すガラスファサードが、夜は映像としてケヤキを映す。
オープン当初に見たジュリアン・オピーの「歩く人」はどうかと思ったけど、今日見たのは素直にきれいだと思いました。


akarium」、文句言いながらも先週末しっかり貰って来ましたけどね。
表参道にはほぼ毎日お世話になっているので少しでも、気持ちだけでもご協力。

2 comments:

Anonymous said...

神戸もルミナリエが始まったけど、
ヴィトンのこれだけはルミナリエを無視して光り放ってました!!

naoyafujii said...

きれいに見せようと媚びてる感は全く無いよね(笑)
ルミナリエ・・・そんなに好きでもないけどなんだかんだで毎年見てたし何かと思い出もあるし、懐かしいな。