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27 November, 2010

羽田空港

11/17 (WED)
ここ最近とてもお世話になっている方との打合せで羽田空港へ行ってきました。
(独立してすぐの今、お世話になっている方には感謝してもしきれません。
この恩を一生忘れないように確かな仕事で喜んで頂き少しずつでも恩返ししていかないと。)

第二ターミナルの"Tokyo Upper Deck"、建築家の中村拓志さんが手がけたスペース。
世界中の新旧、有名無名のデザインの椅子が一同に見られます。
ただ乱雑に集められているわけでは無くて、各椅子・ソファとテーブルのセットに共通のデザインのボキャブラリーが見られるものでコーディネートされています。
上手いです。
家具を勉強している学生なんかは絶対に見に来ないといけない、ショールーム巡りするのも大切ですが何より手っ取り早く見られるので。
Haneda Air Port "Upper Deck Tokyo"
渋谷のSPBSでは本棚の名作を集めて同じ色で塗装する事により統一感を出しています。

続いて出来たばかりの国際線ターミナル。
こちらは見物客が物凄かったです。
見上げると吊られた屋根が大迫力なのですが床の仕上が少し古くさく感じる・・・。
Haneda Airport International Terminal
Haneda Airport International Terminal
Haneda Airport International Terminal
しかし江戸小路(お土産を買うショッピングモール)ってのはどうなんだ?外国の方が期待している日本を間違って解釈しているような気がします。
こういうのは少し恥ずかしいな。

13 May, 2009

後付け


原宿駅前のサッカーショップ加茂がリニューアルのためビルを取り壊したら露になった後ろのビル。
もともとの機能じゃどうしようもなくなって色々と後付けしたんでしょうね、凄まじい事になってます。
都市のパッチワーク、これもまたいかにも「東京」な風景。

07 April, 2007

Family

3/30 (FRI)
仕事を早めに終わらせ、羽田までダッシュ、なんとか飛行機に乗り込んだ。
幼なじみのミイちゃんの結婚式に出席するための帰省。
ギリギリで押さえた席は機内ド真中、ほんの1時間くらいなのに、もの凄く疲れました。
高松空港へ着くと親父が迎えに来てくれていて帰りにハンバーグ食べて、ミイちゃんの実家へ遊びに。
家族として両親と最後に過ごす大事な時間にお邪魔して恐縮だったけど、そんなことお構い無しなオカンと姉が先にいてくつろいでいた。
ここの家族には小さな頃からとてもお世話になっていて、受けた恩は一生かけてもとても返すことは出来ないくらい。
ウチの家族も含めて僕が最も遅くに生まれた最年少なので、みんな親しみを込めて僕のことを”ナオヤ”と呼ぶ、姉のことは”ヨウコちゃん”と呼ぶのに。
普段年上と遊ぶこともそんなにないし、同世代と遊ぶ時も偉そうにしてたりするけど、ここにいる時は何にも気にせず昔のまま弟キャラでいられる。
ここに来ると東京ではどうやっても得られない居心地の良い時間を与えてくれます。

3/31 (SAT)
結婚式当日、場所は琴平町、琴参閣、有名な金刀比羅宮の麓。
いつも行っている洋風な結婚式とは違って、新鮮でした。

お色直しの後の登場ではバルーンの中から表れるという、KINGのような登場シーンもあり。

最後の両親への手紙は昔から知っていることもあり、いつにも増して感動しました。
ミイちゃんの家族へ対する尊敬や、感謝、両親の関係への憧れ、愛情が2,3分程の手紙の中に全部詰まっていたように思えた。
友達の結婚式というよりは、自分の姉の結婚式の時の感覚に近い感動でした。

2次会では中学生の時の同級生とも久しぶりに話せて楽しかったです。

4/1 (SUN)
お昼前に起きて大した二日酔いも無く(ウコンの力のお陰)親父と一緒にベンジーの散歩。
これがいつも楽しみなんです。

散歩の後、親父と入院しているじいちゃんのお見舞い、正直ツラかった。
もう長くないのが僕の目にも明らかで、その場に長くは居られませんでした。
お昼ご飯は両親と一緒に姉の職場まで行き久しぶりに家族4人で、昔はそれが当たり前だったのに少し照れくさかった、でもそれが妙に楽しかったな。
その後トッピの家に送ってもらって、トッピに空港へ送ってもらう道中、近況についてなど話すことも出来てゆっくりしていながら、充実した時間を過ごせました。
ゆっくりし過ぎて空港へ着いたのが出発の10分前になってしまったのはご愛嬌。

この時はまさか2日後にまた香川へ戻ってくるとは思っていませんでした・・・。

4/3 (TUE)
朝いつも通り仕事に行く時間に起きて、母親からのメールに気がついた。
「じいちゃんが死んだ、葬式は明日(水曜日)、忙しいだろうから戻ってこなくていい、(その他)」という内容のもの。
一瞬頭がグルグル混乱したけど、戻らなくてはと思い急いで準備し、先ずは事務所へ向かってそのことを告げ、夕方の新幹線で香川へ戻ることに決めた、なぜかこんな状況なのに仕事がはかどり、いつもより頭がよく回ることが不思議だった、やけに時間が過ぎるのが早くそうこうしているうちにすぐ夕方に。
品川から新幹線に乗り、香川へ着くと22時過ぎ、同い年のいとこが迎えに来てくれ、葬儀場へ向かう車中、昔の思い出が出てくる、出てくる。
到着し、じいちゃんの顔を見たらホッとした、というのはこの前お見舞いに行った時はすごく苦しそうで鬼気迫る表情だったから、相当苦しんだんだろうと推測していたんだけど、とても穏やかな顔で目を閉じて少し笑っているようにさえ見えたから。
家族みんなもそれほど落ち込んでいる様子も無かったので良かったけど、親父だけとても寂しそうな顔をしていてそれを見るのが辛かった。
みんなその場へ泊まって行くと言っていたけど、親父はベンジーの散歩があるから家へ帰ると言う、こういう時は一人にしてあげたほうが良いものかどうか、僕には分からないんだけど一緒に帰ることにした、ローソンで2本だけビールを買って。

4/4 (WED)
葬式当日、早朝ベンジーの散歩に付き合って帰って来た親父に起こされ喪服に着替えて葬儀場へ。
大学3年の終わりに母方のじいちゃん、昨年のバレンタインに母方のばあちゃん、こう言っては何だが僕もだいぶん慣れたもの、アッという間に葬式は終わった。
(途中あちらの不手際、対応の悪さが続きオカンがキレるのを久しぶりに見れて痛快だった(苦笑)。小さい頃のように姉と2人で大笑いして見てました。)
幼い頃いつも一緒で、色んなことを僕に教えてくれた母方の祖父母に比べると、父方のおじいちゃんとの思い出は姉に比べて僕は少ない。
僕が小さな頃から東京に住んでいて、たまに帰って来てもいとこや姉は嬉しそうだったけど僕はそんなに嬉しくないし、どう接したらいいかよく分からなかった。
でも小さな頃から人見知りの僕に優しくしてくれたし、とてもいいじいちゃんだった。
僕の中では小学校高学年になり、毎年家族で東京へ遊びに行くようになり東京という街を丁寧に僕らに案内してくれた印象が一番強い。
不思議な縁で僕は今東京に居る、その時の影響も少なからずあるだろう、東京という街を実際の距離よりもずっと身近に感じていたから。
今でも滅多に乗ることは無いが井の頭線に乗るととても懐かしく感じる、これからはより強く思うことがあるんだろう、と思います、ありがとう。

その日の夜は意味も無く家族4人で高松まで車でドライブ、帰りに深夜のファミレスに寄り、お茶しました。
(親父はハンバーグ食ってたけど・・・)
人が死ぬのはもちろん辛いけど、その人が近ければ近い程、大事であれば大事な程辛いけど、離れて暮らしている同じ思いの人や家族が集まることの出来るいい機会を与えてくれているように感じました。

4/5 (THU)
オカンと姉とミイちゃんと高瀬のアルデンテでお昼ご飯。
帰りにケーキまで買って食べたのでお腹いっぱい。
夕方親父も加わり僕を空港まで送ってくれました。
空港の喫茶店でお喋りしてたら、同い年のいとこも僕を見送りに来てくれた。
色々あって疎遠になりつつあった関係、これもじいちゃんのお陰でまた近づくことが出来ました。

短い間に結婚式と葬式、真逆にある2つの儀式に参加して色んな思いで頭の中が活性化された。
これほどまでに、家族というものを意識した(せざるを得なかった)経験は生まれて初めて。
少しだけ考え方が変わったような気がします、はい。

夜の羽田空港と、モノレールがすごく好き、というより夜の東京の街を引いて見るのがとても好き。
ボーっと帰りのモノレールから外を眺めていた時、iPodからバッチリハマる曲が流れて来てゾクっとしました。
色んなことがあったわずか1週間足らずの間の出来事、エンディングテーマは「ナイトクルージング」。

13 December, 2006

Eye See You


仕事帰りに表参道のLouis Viuttonへクリスマスシーズンのディスプレイを観に行く。
今年は全店舗のショーウィンドウをこの「Eye See You」というオラファー・エリアソンの作品が飾っている。
このような説明が、
「暗闇から神秘的なイエローの光を放ち、同時にウィンドウ越しに人々が覗き込む姿を映し出す鏡にもなっています。
見るという行為だけでなく、見ている自分をさらに見るという二重の体験が楽しめるアート作品です。」

前に立つと短波長ライトにより、全ての色が飛ばされ普段認識している色彩感覚が失われる。
(オレンジのトーンと黒のみに見える)

今回の展示はオブジェとして置かれていて、しかも外での体験なので他の照明の影響もあり間近に立たないと色を飛ばされることを認識出来ないが、今年の2月に行った「影の光」展では空間として体験出来たためそれがよく分かった。
(部屋に入る前に吹いている風により、色を飛ばされることと、境界を意識させる憎い演出も)

いい機会ですので是非お近くのLouis Viuttonにて体験してみてください。
そもそもオブジェ(プロダクト)として作られ各所で同時にオラファー作品を体験出来ること自体贅沢だよな。

この後見た表参道のイルミネーションがやけにチープに見える。
行灯を意識しているようだけど街、ケヤキ、人間、どれともスケールが合っていなくて間抜け。

続いて表参道ヒルズのイルミネーション、昼間はケヤキを映すガラスファサードが、夜は映像としてケヤキを映す。
オープン当初に見たジュリアン・オピーの「歩く人」はどうかと思ったけど、今日見たのは素直にきれいだと思いました。


akarium」、文句言いながらも先週末しっかり貰って来ましたけどね。
表参道にはほぼ毎日お世話になっているので少しでも、気持ちだけでもご協力。

17 November, 2006

Omotesando


今朝出社時の表参道、AM9:55。
あまりに天気が良く、あまりにきれいだったので遅刻を気にせず撮影。
これから週が明けるごとに変化していくのが楽しみ。
明治神宮外苑のイチョウ並木とともにこのケヤキ並木の紅葉も追々報告します。



掃除機を買った効果は絶大で、最近は掃除機をかけるのが楽しみ。
今日は本棚を一つ追加して我が家の大半を占有している本を整頓しました。
遂にこのLEX BOXも11個目に。
いつかいい本棚を買おうと決め、仮に使うつもりでスペースが埋まるたびに買い足していたのですが、なかなか捨てられない程になってる。

07 November, 2006

Christmas Season??

今日ラフォーレの前を通りかかるとクリスマスツリーが。

もうそんな季節か・・・っていうかまだ早いでしょ、ってことで。
ええ、それだけですが、何か?

23 October, 2006

Cycling & Walking

10/16 (MON)

ランチにケンジロウを誘い、外苑前の「くいしんぼ」へ。
この店は渋谷のセンター街や原宿などにもあり、若者や男性からの支持が圧倒的に高い。
要するにハンバーグやステーキなどの分かりやすいメニューに量の多さとコストパフォーマンスですね。(笑)
今日はケンジロウにごちそうになってしまった。
mixiでの節約生活日記を読んでいるだけに恐縮です・・・。
ごちそうさま!

その後ボスは大学へ授業に行っていたし天気ももの凄く良かったので、ちょっとしたサイクリングを。
明治神宮外苑の並木通り。



ここは都内でもかなり有名な銀杏並木で、ドラマや映画の撮影でもよく使われていてこの日も雑誌の撮影かなにかをしていた。
紅葉のシーズンになったらまた来てみよう。

絵画館。

明治公園。(4年くらい前にここでフリマやったなぁ〜。)


事務所からすぐ近くの仙寿院のトンネル。

トンネルの上は墓地になっていて人間が造り出したとはいえ不思議な場所。
もともとは地に足が着いていたらしいんだけど、東京オリンピックの交通機関整理の際に現在の姿になったらしい。
オリンピックってのは開催地が決まってから準備するまでの時間が、決してたっぷり用意されている訳ではないのでこのように少し滑稽な風景を作り出すことになるのだろう。
でも幸か不幸か、ここはどこか都市的でいい風景だと思う。
トンネルの中はペインティングアートで敷き詰められていたり、お家のないおじさん達が寝転んでいたり。

(心霊スポットとしても有名みたいだけど・・・)東京の中にはいくつか好きな場所があって、ここもその一つ。

10/20 (FRI)

仕事が早く終わりそう。
今日履いている靴はスニーカー。
よし今日は歩こう!と思い事務所を出発。
まず目標は先日竣工した上馬の物件(分譲マンション)。
明治通りから表参道に入り渋谷方面へ。
代々木体育館の脇の道を上がり、渋谷公会堂を眺めながら更に進む。
NHKの向かいにある小さな喫茶店で大盛りカレーを食べる。
山手通りを横切り淡島通りを進む。
この辺りは初めて歩いたけど、美味しそうなイタリアンがあったり怪しそうな中古屋があったり楽しそう。
いいところだと思う、うん。
途中太子堂を通りかかったので三茶の物件(分譲マンション、以前の記事参照)に寄り道。
引き渡しの後は見ていなかったけど少し残念なことにエントランスのガラスにフィルムが貼られていた。
なんでそんなことするんだろう・・・。
環七に出て左に曲がらないと行けないところを右に行ってしまい、代田の手前で引き返す。
同じ道を通るのは勿体ないような気がして暗い細道を選ぶと、松陰神社の前を通る道だった。
ついでに世田谷区役所の場所も何となく掴めた。(世田谷区民だが行ったことがない。)

ようやく上馬の物件へ辿り着いた。
思ってた以上に良くて一安心。
壁構造で地下1、地上6層あるとなかなかの迫力であまり見たことのない外観に。
ちょうど次の日が内覧会だったらしく、現場は大慌てで手直しをしていました。
ご苦労様です、徹夜になったんじゃないかな・・・。
写真はうまく撮れなかったのでまた次の機会に。
三茶の物件と上馬の物件は同じディベロッパーで、場所も時期も近いこともあり同じゼネコンによる施工。
しかし出来は誰の目にも明らかで、上馬のほうが断然良い。
色んな要素が原因に挙げられるけどやっぱり各現場、各設計事務所、各業者の担当者の違いだろう。
現場打合せが始まってからその違いは大きく出ていたので、ある程度予想できていたことなんだけど近くの物件、同じくらいの価格帯でこれほどまでに質に差があると僕らはもちろん、ディベロッパーはかなりマズいんじゃないかな?
質、規模の違いは大きくあれど(笑)SANAAのお二人が新建築の対談で語られていた人間力の大切さを実感。
担当した2物件が竣工し、色んなことに気付くことが出来た。
デザイン監修という中途半端な立場のもどかしさが少し晴れる気がした。
現在進行中の3物件はもう少しうまくやれる気がする、たぶん。

帰りは世田谷区民会館・区役所(設計:前川國男/1959)を見ようと思い、また違う道を選んだ。
この建物は展覧会や作品集で見る限り、折板構造の壁と荒々しい打放しコンクリートが見所だと思っていたんだけど真っ暗で何にも分かりませんでした。
夜に見た建築をどうこう言うつもりはありません(笑)、出直しですね。
ただこれだけ古い建物が残っていること、それだけで素晴らしいです、世田谷区立郷土資料館(設計:前川國男/1964)然り。
まあ建物の価値とかよりも、建て替えるとか言ったら83万人強の住民から「税金の無駄遣いはやめろー!!」って声が出るからかも知れないけどね。

で、そのまま北上し小田急線梅が丘駅へ。
長かった・・・。
計3時間強、総距離13.5kmちょっと疲れたけど楽しかった。

サイクリングでも散歩でも、ある程度目標を定めれば方角を頭で認識出来ている限り、場当たり的にコースを選んで進むのが最も楽しくて、何だこれ!?みたいなものや、こんなところにあったんだね、みたいなことが度々訪れる、これが醍醐味。
これは僕の数少ない趣味と言ってもいいのかもしれない。(笑)

29 September, 2006

Central Apart

9/27 (WED)-9/28 (SAT)

プレゼン前日、お昼からの事前打合せが思ってた以上に長引きこれはマズいと焦り出す。
東急ハンズに寄って事務所に戻ったのは18時過ぎ、サンプルボードを作っているとボスから
「もう1カットパースを増やそう」
徹夜決定。

もうこんな仕事嫌だ。

結局少し間に合わなくってプレゼンに遅刻してしまったけど、なんとか・・・。
今日は異常に天気がよくてまた夏が帰ってきたと思いうんざりだったけど、夏よりもカラっとしていて好感の持てる暑さだったな。

早朝、神宮前2丁目付近


気になるニュースを。
東急不動産、神宮前交差点の土地取得−商業施設建設へ。
そんなに次から次へ壊してどうするんだろう。
ある程度文化の意識が高く、経済的に成長している(煮詰まっている感はあるが)国の中でこれほどスクラップ&ビルドを繰り返しているのは日本くらいじゃないのかな。
まあ将来的な自分の仕事に多少関わってくることでもあると思うので、痛し痒しなんだけど。

原宿GAP前と言えば都内でも有数の待ち合わせスポットと言えるくらい、休日にもなれば様々なヒトでごった返している。
個人的には通勤の際、毎日神宮前交差点を通る愛着も親近感もある場所。
あの場所にあの建物があることが今では多くのヒトに認知されている。
東京では街のそういった記憶を壊して新しいモノを受容するスピードが加速度的に上がっている。
かつてこの場所は原宿セントラルアパートという、「文化の発信地」があった。
リアルタイムでその時の空気を感じたことは無いけど、残された多くの資料や記事を読む限り、今よりもっとここが刺激的な場所だったことが容易に想像できる。
関連書籍:
・「原宿セントラルアパートを歩く」
・「原宿セントラルアパート物語」
新しくどういった商業施設が出来るか知らないけど、原宿という場所がどんどん楽しくなくなっていることを少しでも感じているヒトが関わるプロジェクトにしてほしいと切に願います。

30 August, 2006

Today's News!

今日気になったニュースをいくつか。



*米グーグルのシュミットCEO、アップルの取締役に。
ずっと前からお互いに尊重し、リスペクトし合っているように見えていたGoogleapple
しかし長い間、MacフォロワーとGoogleフォロワーの顔はなかなか一致しなかった。
でもこれで、よりお近づきになられてお互いの密着度が増えてくれるとうれしいな。
ここにNikeも加わるともはや敵ナシか。



*2016年夏季五輪 国内立候補都市は東京に決定
これは残念。
1ヶ月程度とはいえ、期間中は生活しづらくなることが目に見えているから。
福岡に決まったほうが色んな点でいいと思うんだけどな。
しかし東京に決まったことで最も恐れていることはそんなことでは無く、石原都知事が東京大改造に息巻いていること、招致都市の資格として国立霞ヶ丘競技場、国立代々木競技場が使い物にならないと発言している点だ。
サッカーを知っているヒトには分かると思うけど、国立霞ヶ丘競技場と言えばウェンブリー、マラカナンなど世界中の名スタジアムに並ぶ存在、言わば聖地。
建築を知っているヒトには分かると思うけど、国立代々木競技場と言えば戦後の日本建築を世界レベルの評価まで押し上げた丹下健三の代表作、言わば日本モダニズムの最高傑作。
一過性のお祭り(立派なスポーツの祭典であることは重々承知している)のためにこれらが無くなるくらいなら大反対だな。

あとは相変わらず物騒な事件が続いておりますな・・・。
ジョンベネちゃんの事件に関してはアメリカのいい加減さがよく分かった気がする。

今日は仕事が終わって新宿に行く用事があったから伊勢丹に行ってみた。
アンダーカバーの期間限定ゲリラショップとやらを覗きに。
あまりの行列にビックリ、ほとんどが商業目的のバイヤーなのかな?
限定ものなどは購入出来る数に制限があるからか、午前中はホームレスにまで並ばせていたらしい。
純粋に欲しくて並んでいるヒト達に失礼、何より作っているヒトにも。
こういうのもヒトのふんどしで相撲をとっているって言えるんだろうな。

あとHMVにて久しぶりに大枚をはたいた。(大したことないけど)
前に観たフィッシュマンズの映画もDVDで発売されたから購入。
なかなか充実した内容、さあ今から観よう。
写真は京王百貨店、全く新しさの感じないグラフィカルなファサード(笑)。

11 May, 2006

外苑西通り

5/10(WED)
今日は11:00にある内装業者と西麻布の現場の現況調査。
やはり実際に見ながらだと話が早い。
この仕事はとても急いでいたはずなのに、コストの問題でいくつかの業者に見積りを出してもらったりしているうちにオープンが延びたため、今は中だるみの状態。
大きくない仕事だからさっさと出来てしまえばいいんだけど、なかなかうまくはいかないな・・・。
現場は事務所がある神宮前から外苑西通りを出て六本木方面へ向かい、西麻布の交差点を広尾寄りに渡ってすぐのところ。

六本木通りと外苑西通りの交わる西麻布の交差点。


今日は一人だったのでチャリンコをかっ飛ばした。
細かな雨は降っていたが気候的にはとても気持ちよく爽快だった。
都内でもこのエリアは有名建築がたくさんあり、歩いているとキョロキョロしてしまい、なかなか目的地へたどり着けなくなるくらい。
その中のいくつかをチラッと。

真っ白でシンプルな直方体の箱からポッコリお腹が出ているアニメのキャラクターのような住宅。
HOUSE SH/中村拓志/2005


路地裏にも素敵なギャラリーが。
スピカ ミュージアム/渡辺明/1999


若手建築家に焦点をあてて紹介しているギャラリー。(ちょうどこの時は川辺直哉展をやっていた。)
プリズミックギャラリー/菊地宏/2005


ここは展覧会はもちろん、本&雑貨屋も大充実。
ワタリウム美術館/1990/マリオ・ボッタ


ANDOの「住吉の長屋」と並ぶRC狭小住宅の歴史的名作。
塔の家/東孝充/1966


僕も仕事で付合いのあるモリモトのテナントビル。
キラービル/下吹越武人/2006


どうやら自社ビルらしい。(上は賃貸の住宅かな?)
???/インテンショナリーズ/2006


上に見えるモニュメンタルな3本の柱は裏から見ると空っぽで間抜け。
バブルが生み出した建築の代表の一つ。
テラッツァ/竹山聖/1991


スタジオという機能の特性上、窓がほとんどない。
そのことが異様な雰囲気を醸し出すことに一役買っている。
ビクタースタジオ青山/KAJIMA DESIGN/????


RCをあまり意識させない細いフレームが効いている。(恐竜のシルエットみたい。)
???/北山恒/???


こうやって今日写真に撮ったもの以外にもいっぱいある。
この辺りはちょっと中に入るととても道も細くて知らない人は迷ってしまうだろう。
でも地図を見るのが趣味みたいな僕にとっては、(いっぱい歩いた後、通った道を地図でなぞることがとても楽しい。)歩きがいのある通りだ。
今日は仕事だったのでチャリンコだったけど。

いつもお世話になっているアレックス・モールトンのチャリンコ。。
小さい割にはよく走る。
ただ都内の道を走るには前後のサスペンションはオーバースペックかも。
グニャングニャンする・・・。

いくらするんだろう・・・辞める時にでもくれないかな?


あとYouTubeでやっと見つけたココリコ遠藤の「I Love You」。

何年か前にやってたフジの27時間テレビで見た時は筋肉痛になるくらい笑った。

12 March, 2006

助っ人。

今日はアキちゃんから電話がかかってきてフットサルの助っ人に呼ばれた。
30分後には試合開始とか言っている。
ウチから調布まで約9km・・・絶対に無理なのでそれなりに急いで用意してチャリンコを飛ばした!
着いた頃にはもうかなりバテていて大変だった。
でも勝敗をあまり気にせず緩く出来たのでそれなりに楽しかったよ。ありがとう。

帰り道にある調布駅前の交番by妹島和世


その後ヤマンと会って(最近よく会うな・・・。)谷中のギャラリーへ。
もともと銭湯だったこの建物は下町の風情ある外観はそのまま残っている。
というより町全体がなかなか良い雰囲気があるという印象。
昔ながらの和菓子屋やせんべい屋、喫茶店などが色んなところにあったりして。


目的はこれ。


中は撮影禁止だけどまあバレないだろうと思い撮っていたらヤマちゃんがバレて怒られていた。
宮島さんの作品は直島で実物を見て以来好きになったのだがその後原美術館やここで見るもやはり直島が一番面白い。
あれはたぶんいろんな体験があっての作品だからなのかな?

その後は上野散策。

安藤流リノベーション。


噴水。


成城で見つけた渋い表情の大人しいわんこ。


めっちゃくちゃ久しぶりに来た誰かさんの部屋・・・混沌。
凄いですよね。
毎回、毎回どんどん凄くなってる。
トントンとも初対面を果たした。
少し疑っていたけど噂通りの元気っぷり。
写真はあんまり上手く撮れなかったのでまた次回。
ヤマンへの返答じゃないけどアートはいろんな意味で生ものだと思うよ。
ネットや雑誌で見たものと本物では全く印象違うから。
作品そのもの以外でパッケージングすることは難しいし、あるとしたらその方法はアーティストが考えることでもないと思うんだな。