28 November, 2007

KAZUとの遭遇


11/25 (SUN)
僕にとって今日は忘れられない日になった。
正確には日にちや細かいことは忘れてしまうだろうけど、今日起こった出来事は一生忘れないってこと。

お昼からいつものメンバー、いつもの千駄ヶ谷でフットサル。
何試合目かが終わった後にKING夫人のりさ子さんがいることに気づいた。
そこのフットサル場はコートの周りに陸上のトラックがあって前にも書いたイケメンコーチらとKINGの息子たちがトレーニングをしていた。
それからもう1試合終わって休憩していると僕らの中の誰かが
「あっカズ!」
って言ったから冗談だろうと笑いながら見てみるとなんと本物!
その場の空気が一気に変わって僕らはみんな言葉を失った。
僕がカズほど憧れているヒトは他にいないから近くで見れただけで満足だったんだけどそれだけで終わってしまうと絶対に後悔すると思って話しかけることに決めた。
少し遠くにいたカズ夫妻に近づきまず握手をお願い、とてもやさしく対応してくれた。
タッチンに写真を撮ってもらおうとカメラを持ってもらっていたらりさ子夫人から
「写真撮りましょうか?」
とまたもやさしく言ってもらえた。
で、撮ったのが上にある写真。
もうそれだけで大感激してしまって、さらにテンパってたからサインをもらおうと手帳とボールペンを持っていたのに忘れててそのままお礼を言って帰ろうとしてたらなんとカズから
「サインしましょうか?」
とあり得ないお言葉。
本当に感激して涙が出そうになった、というかちょっと出てたかも。
こんなことってあります?ねえ?
本当にスターの鑑です、あのヒトは。
カッコ良すぎてビックリです。
その後カズが帰るときも見送ってたらこっちに向かって夫婦揃って挨拶してくれたし、僕らに続いて他のチームの人なんかがいっぱい群がってたけどあまりに大人数だったから僕らに対してのときほど丁寧ではなかったような気がする。
あの時、あのタイミングで行って本当に良かったなあって思った。

カズと握手してるときのみんなの顔が中学生のころの表情に戻っていて、それを見たカズもいきいきした僕らの表情に何かを感じたんだろう、といいように解釈してます。
本当にあのときの顔は他の誰にも見せられないくらい恥ずかしい表情してたよ、みんな(笑)。
拙い文章や言葉ではあの感激と感謝を表現できないけど本当にうれしかったなあ。
日々まじめに生きているとたまにはいいことあるもんです。
フットサルも調子良くて久しぶりに準優勝。
今日は本当にいい日です。
下の写真は手帳にもらったサイン、後世に遺す家宝が出来ました。
(中学生の頃、このサインを何度真似して書いたことか・・・。)


夕方からは11月生まれの僕とヤマンとキヨシの誕生日パーティーをみんなが開いてくれた。
みんなからいろんなプレゼントをもらってまた幸せな気分のおかげで飲みすぎてしまい最後のほう、記憶が断片的にしかありません(苦笑)。

*今回の記事に関してのみ写真の無断転載、転用を禁じます。

結婚おめでとうパーティー


11/24 (SAT)
10月に結婚した大学時代の友達で今は名古屋に住んでいるエリナが上京していたので久しぶりにみんなで集まりささやかですがエリナの結婚おめでとうパーティーをしました。
大学時代の友達の中では上京組、しかもたまたま家が近所だった時期もあり比較的会っていたほうですがこの2年くらいは数えるほどしか会えていなかった。
でもやっぱり久しぶりな感じはもちろんみんなとも感じなくてとっても楽しい会合になりました。
みんなの話を聞くと自分が知らなかったことを知れたり、知っていたことでも更に深く知れたり、とても貴重な情報収集の場になります。
ただムードメーカーというかなにげにしっかり者というか、エリナがいなくなってみんなで集まる機会も減ってしまったのでチャンスを見つけて東京に戻っておいで(笑)。
本当におめでとう、春のパーティー楽しみにしてるよ。

写真は何の関連も無いけどこのblogをいつも見てくれているカトちゃん。
何かハッスルしてるね、いつものカトちゃんらしさがよく撮れてる。

27 November, 2007

SIGMA 30mm F1.4 EX DC / HSM



先週金曜日、念願だったSIGMA 30mm F1.4 EX DC / HSMを購入しました。
画角は35mm換算で約48mm、いわゆる標準レンズです。
開放F値1.4という明るさは、単焦点、大口径ならではの背景ボケの美しさはもちろん暗いところでも手持ちで楽々撮れてしまう優れもの。
数値的なものの感覚や違いってよく分かってなかったけど身を持って実感しました。

見た目的にも40Dとの相性良いかも、バランスがいい。
これでまたカメラが楽しくなります・・・ただキリがない(爆)。

19 November, 2007

INFOBAR 2

携帯電話メーカー各社秋の新機種ラインナップ発表が続きましたがやはり大本命のINFOBAR 2がすこぶる良さそうです。
特にこのカワサキグリーンが断トツにいい。

ちょうど1年前にKDDIデザイニングスタジオモックアップを見てから約1年。
ほぼ全く同じ外観で実現できたことが素晴らしい。
(でも1年って長いなあ。)
実際に見て触ってきましたがこういうデザインに特化したプロダクトが注目されると「使い難そう」とか「すぐ壊れそう」なんて色々言うヒトがよくいますがいい加減そういうの無くならないですかね、すぐ壊れるかどうかは分からないけど手に馴染む感じやメニューの呼びやすさ、ボタンを押した感触などどれを取っても決して使い難いとは思いませんでした。
何より優れたデザインは優れた機能(多機能)を超えると思うんですよね。
(機能、使いやすさ全て含んで優れたデザインと呼べることもまた真なり、ではありますが。)
少なくとも僕は多少機能が足りなくても、使い心地が悪くても、優れたデザインのプロダクトをフォローしたいなあ、なんて思います。
みんな街中で重たいブーツとか、ピッタピタのボンテージパンツとか、ファッションには寛容だけど、ことプロダクトにはやけに真面目に考える風潮にあるような気がするなあ。

ちなみにこんなこと言いながら僕は未だにDoCoMo、お引っ越しはめんどくさいんだな、やっぱり。
もっとがんばりましょうよ。

BOSE


上の写真にある米BOSE社WBS-1EX IVが先週土曜日、ウチに届きました。
普通に購入すればスピーカーを除いて約11万もするところ、1万5千円くらいで手に入れることが出来ました。
まあもちろん正規に購入した訳ではなく色々な経緯があるのですが・・・。
もともとこのSSS-1EXを大学生の頃から使っていて、昨年くらいからCDを入れても認識してくれなくなってました。

で、修理に出したところピックアップレンズが壊れていることが判明して、でも生産中止モデルのため交換部品が無く修理不可能、とのこと。
それじゃ困る、とダダをこねたところBOSEさんの提案は先月10/20発売になったばかりの同等モデルWBS-1EX IVを本来ピックアップレンズ交換にかかる費用の1万5千円で交換するということでいかがでしょう?と。
イカすよね、BOSEさん。
デザインは大きく変わってシャンパンゴールドに木目パネルといった変な高級感、それが納得いかなかったのですがただ同等品とは言っても仕様は大幅にアップグレードされていてどう考えてもお得。
2分くらい迷って即決した、という経緯がありました。
素晴らしい対応だと思いませんか?
色んなメーカーのユーザーに対するアフターケアに常々不満を持ってただけに、気分がスカッと晴れBOSEさんのファンになってしまいました。
僕に出来るお返しは少しでも多くのヒトにこのことを知ってもらうことだろうと思い、このblogに書いた次第です。
(でも廃盤になってるジャンク品をたくさん持ち込まれたら困るだろうな・・・。)
前モデルで充分満足出来ていた肝心の音に関しても一段と素晴らしくなっていて加えてDVDも見れるようになったので変なデザインのことなんか全く気にならなくなりました。
少し前にヤマンに教えてもらった任天堂の話もなかなか素晴らしいがこちらも負けていないな、と思いました。

その昔BOSEのヒトに聞いたから間違いないと思うけど開発費用がアメリカの国家予算から出てるらしいのよね、BOSEって。
NASAの開発にも関わっているからとかなんとか。
それを考えるとまあこのくらいしてもらって当然か、なんてね(笑)・・・ザッツオール!
*オマケ:これもなかなか凄い。
BOSE社が開発したサスペンション

13 November, 2007

water


日曜日、21_21 DESIGN SIGHT第2回企画展「water」展に行ってきました。
前回の「chocolate」展のディレクションはプロダクトデザイナーの深澤直人さんでしたが、今回のディレクションはグラフィックデザイナーの佐藤卓さん。
デザインと水との関係っていうのは少し曖昧でしたが、水の存在をデザインを通して見せてくれて、かつとても丁寧な展示でした。
撥水性を凄く高めたお皿にスポイトで水を垂らして遊ぶ展示があるのですがこれは単純に楽しい。
2004年の竹尾ペーパーショウ(個人的にはこの年がが最もクオリティが高かったと思う)で原研哉さんが見せたつくばいと同じような感じ。

展覧会を通していかに地球上の人類が必要とする水が貴重なものか、というのを説いているんだけど(本意ではないかも知れないが)説けば説くほどこんな展覧会自体しないほうが・・・とも思ったりもするけどそれを言ったらおしまい、あまりにも野暮ですね。
知ること、知らせてくれること、知ろうとすること、知ってから、きっかけ作りにはとてもいい展覧会だと思いました。
外に出ると雨が降っていてタイミングいいのやら悪いのやら。

MUJI東京ミッドタウンにウチがデザインしたソファが置いてありました。

最初はあるオフィスメーカーから20万円くらいで販売していたのですが、MUJI仕様にするため工場を変え、張地を変え、仕上を変え、色々と改良を加え、ここでの販売価格は7万円台。
ビックリです、思ってたよりうまく出来てるし。
背の部分がクルッと後ろに回って簡易ベッドにもなります。
広いリビングにサブ的なソファとして、単身のお住まいのリビングに、お客様用ベッドなどなど用途は色々あるかと思います。
今のところここにしか置いていないみたいですので気になる方は是非見に行ってみて下さい。

歩いて青山、UNDERCOVER BASEMENTへ。

ALAKAZAM! Exhibition「MUTATIS MUTANDIS」へ行ってきました。
凄くでかい絵を勝手に想像していたので少しガクッときましたが、マチエールやテクスチャをマニアックに見る以外でこれほど近づいて見るのが楽しいアートもなかなか無いでしょう。
印象としては絵画というより何かストーリーのある漫画や映画のワンシーンを切り取ったという感じでしょうか。

ALAKAZAM!のTシャツは好きでいくつか持っていたのですが、新作もなかなかかっこ良かったです。
今回は展覧会の記念ということでUNDERCOVERとのコラボTシャツにしましたが次回お金に余裕さえあればまた欲しいな、なんて思いました。

芸術の秋、そろそろ終わってしまいますがこの秋初めて芸術に積極的に触れた日でした。
(家へ帰る頃に降り出したドシャ降りには殺意を覚えましたが・・・)

06 November, 2007

有名人

最近有名人をよく見かける。
先週金曜日恵比寿で千原兄弟のお兄ちゃん、靖史。
ダウンタウン浜ちゃんに「やすし」って呼ばれて「せいじやっ!」て毎回返してるヒト。
弟にいつもネタで話されていて、弟ほど評価されていないが実はかなり面白いヒト。

その打合せの帰りに原宿アローズ前のサンクス近辺で世界のヘイポー発見。
ダウンタウンファンなら誰でも知ってると思うけど、ガキの使いの総合演出などをやってる実は偉いヒト。
これはかなり嬉しかった、話しかけようかな?と思ったくらい。
ああ見えてさすがにお金持ちなんでしょう、買物袋いっぱい抱えてました。
彼のときめきデートシリーズは最近の「ガキ」の企画の中でも最上級の笑いが期待出来、今では「ガキ」に欠かせないメンバー。

その日の夜成城を自転車で走っていると、浜ちゃんの自宅を発見。
浜ちゃんを見た訳じゃないけど、どうしても会いたくなったらこれで会えます。
たぶんどうしても会いたくはならないでしょう。

昨日月曜日、世田谷区役所、下北沢出張所に行ったらトリビアの司会やってた頭の薄いヒトを見た。(高橋さん?)
上下ジャージでキメていて全くオーラ無し、もちろんテレビで見て知る限りオーラの期待は出来ないけどね。

今日火曜日、都庁に行って免許の更新。
着くなり目の前を走って大急ぎのヒトが横切った。
よく見るとスーパースター郷ひろみ
時間ギリギリで講習に滑り込んでいきました。
サングラスしてたけどさすが郷さん、声ですぐに分かっちゃいましたよ。
ウチの母親、ナオミが郷さんの大ファンなので早速報告しておきました。
でも悪い、写真は撮れんかったよ・・・。
かんたん親孝行、失敗。


東京都庁(設計:丹下健三/1991)。
この建築は今日みたいな曇り空がよく似合う。(やや含みあり)
いかにも強そうで嫌いだな、この建築は。
まあ嫌いなのも載せるよ、ってこと。

01 November, 2007

「新建築」2007年11月号


本日発売になりました「新建築」11月号に度々紹介しているTOYO KITCHEN STYLE meuble掲載されております。
妹島さんや藤本さんの作品なんかと並んで恐れ多いですが光栄です。
何度も現場を見に行っていた妹島さんの成城の分譲集合住宅はらしいところとらしくないところの溶け合っているところが妙。
藤本さんの住宅(別荘?)はとても彼らしいが納まりの厳しさやクールさが今までの印象には全くなかったので驚き、で、これもかなりいい。
そんな素晴らしい建築がたくさん掲載される新建築に僕らのやったようなインテリアの作品が載ること自体が稀ですが、それも時代に合わせた体制の変化なのでしょう。
編集部の方に聞いた話では、現在の建築やデザインを取り巻く環境を一つのカテゴリーでまとめきれない、と感じられているようです。
長い歴史を築いてきた(ただの”いち雑誌”に過ぎないかも知れませんが)雑誌がドラスティックに変化することを歓迎出来ないヒトも多くいる中、こういった変化は僕にとっては嬉しいし、新鮮に感じる。
ただどこまで許容するのかってのも難しいとは思うんだけど、ね。
ともあれ日本で最も古くて権威のある建築雑誌に名前が載るのは今回でまだ2回目ですが素直に嬉しいです。
(前回はcondominium the HAYAMAの時。)
こういうことがたまには無いと高くモチベーションを保ってられません(苦笑)。