Visual illusions
この絵はEdward Adelsonの"Checker Shadow Illusion"という市松模様のボードの上に緑色の円筒が立っているという一見何てことの無い絵。
実はこの絵のAの部分とBの部分のマスの色が同じ明るさのグレーだなんて言われると信じられますか?
僕はどうしてもそうは見えなかったのでフォトショップのスポイトを使ってAとBの色を調べてみたんだけどなんと、全く同じ!
五感の中で最も信用出来ないのが視覚なのかも知れない、その分弄ばれると面白いのも抜群に視覚。
コントラストの操作でここまで分からなくなるなんてね・・・。
(少し違うけど乾さんのメレーズ御殿場のアイデアはこれか?)
ただこの「錯視」(視覚の錯覚)というのは脳との関係により人間の優れた特性により起こりえること、とのこと。
くわしくはココでどうぞ、うーん、面白い。
以前テレビで見たんだけど、聴覚も同じようなことがあると言っていた。
普通のヒトは出来ないが、「ガ」(上唇と下唇がくっつかない)と「バ」(上唇と下唇がくっつく)の発音を同じ口の動きで出来るヒトがいて、そのヒトを見ながら音を聞くと同じ音に聞こえ、目を閉じると違う音に聞こえるという錯聴(?)。
人間の五感はバカ素直じゃなく、脳や経験値の補助を受けた上での応用力があるということか。
今日僕が事務所に入る前から付き合いのある内田洋行の方が撮影にやってきた。
なんでも来週から始まる新作発表会で、関わっているデザイナーの仕事場を来場者に見せたいとのこと。
僕は撮られないだろうと思って気が緩んでいたのに気付くと「笑ってください」とか言われてて・・・。
笑えるはずがない・・・、ボスは慣れたもので満面の笑みで笑ってたけど、ますます信用出来なくなった。
普段仕事以外の会話なんかしないしほとんど笑顔も無いのに「みんなで楽しそうに仕事をしているところも撮らせてください」って言われたからさすがに断った(苦笑)。
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